2021/07/16

関カレレースレポ(🐼)

こんにちは、かのです。パンダが好きです。

関カレお疲れさまでした。そして大変な状況の中でのサポート・応援・大会や遠征の運営ありがとうございました。

練習の成果を発揮できたこと、みんな完走できたこと、無事に帰ってこられたことは間違いなくつくトラの皆さんの尽力のおかげです。この場を借りて重ねてお礼申し上げます。

 

レースレポというもの、入部してから参考になることが多く、

誰かのため、そして一年後、数年後の自分のために、書き記していこうと思います。きわめて一般的なレースレポですよ今回は。


2021はスプリント

 

【swim】12:32(25)

一番力を出し切れなかったパートです。

水温について。例年より高いことはわかっています、それでも。

入水チェックをして「あ…」

小学生のころ水温が低くて呼吸ができなくなり水泳の大会を途中棄権したトラウマがあります。顔を水につけると深く大きく息を吸い込めなくなる状態ですね。カコキュウ?思い出してしまったこの感覚。

入水チェックですら平泳ぎ。心を落ち着かせる。

なんとか岸までたどり着き、どうしたものかと焦りつつ、

もう自力ではどうしようもないので、とにかく精神統一、

していたら何とか、顔を水につけるくらいは大丈夫になった。

そしてスタート!

そういう経緯だったのであまり飛ばさずバトルもさけて。

それでも最初のブイを回るまでは相当な回数平泳ぎをしました。

足がつかないのがつらい~

だんだん心拍が上がり、落ち着いてきたのか、

呼吸とヘッドアップが交互にできるようになり、本来の泳ぎも取り戻せてきた。

ブイを回ると集団から孤立して独泳状態、

ひたすらロープを伝って最短距離を泳いで、無事スイムアップ

一人で泳いでいる間はall outとは言わないまでも、楽に速く泳ぐいつもの練習のイメージを落ち着いて実践できたので良かったと思います。

スピードに乗れないのはいつもの課題。

いやよかった、、、レースが台無しになることなく完泳できたことすら安堵でした。

 

阿字ヶ浦トラよりもトランジでは体力も残っていたし、ウエットスーツぬぐのもおかげさまで滞りなくいけたかなと思います。

次は飛び乗りですかね。

 

【bike】42:11(28)

バイク力が相対的にどれくらいなのか全然わからなかったので、あまり順位は気にしていなかったのですが、

下りで抜かされ登りで抜かし返す、を繰り返していました。

コーナリングは正直今はこれで良しと思っています。

私のレベルだったらちゃんと減速しなきゃ。

 

それにしてもみんなの前をバイクで通るの気持ちよすぎ。

「差縮まってるよ!」の応援自信になりました!

人が多かったホームストレート?でもシノが名前を呼ぶ声がはっきり聞こえて。

下り坂に入る直前のカーブ、自動販売機のところではなおとさんの治安悪い(なんて思わなかっためちゃ通る高い声!)の応援、最高でした。

 

ちょっとすれ違うゾーンで、三周とも、前を走っているはずなのに

「さきにあえない、さきにあえない、さきにあえない。」

かっこいいスペシャを必死で探したんだけれど。

差、結構あったんだな。まあ私のあのスイムならそうだよねー

 

そこからの上り坂、ただ前を追い続けて一人二人と抜かす。

学連Tシャツを着たやぶっちの応援が聞こえる。

みゆさんたちが応援してくれてるゾーンはもうすぐかな?ちょっとでも前抜かしていこ!(見栄)ドラフティングだけは取られないようにはやく抜かさなきゃ。

すぐ後に、見たことある派手髪の人もいた。応援してくれてるめちゃめちゃうれしい。

 

基本的に傾斜が急な坂や山は苦手なのですが、関カレでは登りに助けられることとなり、あーこういう坂なら比較的大丈夫なのね、と知ったと同時に、改めてパワー不足を感じました。

とはいえバイクラップは28位。間違いなくウイークポイントだよなー

 

【run】25:45(21)

第二とらんじの直前、さきまで50秒!との声。

前日に「つくトラ女子との差を教えてください」ってお願いしたのは、勝ちたいからではなく、前を追う一番の目標になるからで、

50秒!近づいてる!よし!といい気持ちでランスターツ

ランに入った瞬間に姿が見えた。

さきまで、一人また一人抜かしていく池の中。差が縮まっている。

池の外のコースへ。少しずつ、姿が大きくなってくる。並ぶ、

「さきファイト!」

そのあとは、ついて来いよ前一緒に抜かすぞのサイン

確かに私がランで追いつけたらいいなあとは思っていた。でも正直さきに勝つことは目的じゃなかった。

三人でインカレに。三人で。

それだけを考えていたから、さきには粘ってもらわないといけなかった。

 

池をもう一周。ここからは前が遠い、淡々と走るだけだった。孤独~

ゴール!

いろんな人に声をかけてもらった。うれしかった。

体が軽く、すがすがしい走りができて、とっても気持ちよくて、何より応援をいちばん近くで感じられて!かっこいい!って言われて最高だったな。

(タイムにはまっっったく満足していません。懸念要素だった差し込みや足の痛みなく走れたのはよかったけど守りすぎ。あとはペースがわからないという初歩的ミス。)


ゴール後

リザルトが公開される。

「いけたで!」

やった!!!女子三人でインカレです!

 

【total】 1:20:28(24)

ふたを開ければ四分の三はインカレ出場権を得られるという世界で、まさに競技人口の少なさに助けられた結果となりました。が、

「みくさきと私の間にボーダーがあるとしたら、超えないと嫌だ」とか、

OWSの練習で前を泳ぐ二人をとらえて「この二人とインカレに行くんだろう?ダレるな」とか、

この結果を夢見て練習してきた以上、喜び、安堵。

二人に比べスイムで苦しい展開になることはわかっていて、じゃあボーダーぎりぎりになるのは私だ、と思って練習してきました。

 

…と、自分自身の目標というより、仲間と、チームとしての結果を求めてきたように思います(書いてないけれど男子も含めて)。

これからは自分が強くなること、強くなるために自分を律することを意識して、練習面でも生活面でも成長しなければなりません。いつまでも背中を追える環境に甘えていてはなりませんね。後輩で居すぎる癖もちょっとは直さないと。

 

量という観点でも、向き合い方という観点でも、だれよりも練習を積めたかというと全くそうではありませんし、毎日のみんなの支えがあってはじめてスタートラインに立てたかなというほど。

目標を達成できたのはいろいろな条件が味方してくれた運の良さがあると思います。もちろん女子だからボーダーが、、っていうのも。

絶対的な強さも速さも圧倒的に足りません。


総括として、

基礎体力という観点では練習の成果を発揮しつつ、さらに強くなるうえでのたくさんの課題の発見という、大きな収穫のある大会となりました。

自分の得手不得手の把握と、得意なことを伸ばしつつ苦手の克服を、各種目各場面で論理的に考えていかなければならないなあとおもいます。 

 

ということで、次につながるレースデビューでした。

インカレ、どうなるかわからないけれど、目的をもって練習していこうと思います!

 

今回追いかけられなかった人とも、勝負になるくらいにはなってみたい。

 

 

next……………?!

キーワード:メロディーライン

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