2021/07/26

れぽ 7/11.18 2021

みんな無事に帰って来れて、なにより。
まずこれが1番の感想。


動物に例えるの流行ってるんすかね。
ぼくは最近ニワトリ🐔って言われるんですけどめちゃくちゃワルクチですよね

改めまして、三歩歩いたら大体忘れてしまう篠原です。

一通り書き終えてからこの冒頭部分書いてるんですが

、内容
世に晒してよいものかどうか
不快にさせたらごめんなさい。

分量的にもこれちゃんと送れるのかな?という不安








-2021年、711 @池のまわり1周目-

       総合タイム 1:14:06 104/160
       swim0:13:16 102
       Bike 0:38:45 115
       Run 0:22:05 85


吐きそうなんていうのは弱音言い訳だと思っていた
だからバイクの時から
「こんな時ですら自分は甘えるのか」
とかなり気が沈んでいた
でもバイク後のトランジを終え、
つりそうだったふくらはぎはランには影響のないことを悟り安堵した矢先

ん?

あ、これほんとに出るやつだ
えっどうしようこんな大衆(少なくとも人前)で痴態晒せん… 

多くの人が池の周りの走りにくさを嫌だと思ったかもしれないが、
ぼくにとってはラッキーだった
だってアスファルトに撒き散らすより目立たないし
草むらもあるし
大粒の雨も降ってる
あ、これは出しちゃっても大丈夫かも
そう思うが否や

おおお~

かがむ

高校の時400のレペをやれば1本ごとに吐いていたおかげで、
事はスムーズに進んだ
アクシデントは腹筋をつったくらい
腹筋つることなんてあるんだ~

あるんだ~

なんか一気に気楽な思考
脳がみるみるうちにプラス色になっていく

走り始める

かるい!!!
気持ちいい!!

足を回転させるうちに、なんでプラス思考になったのかわかってきた

「吐きそう」という気持ちにこじつけ頑張らない言い訳にしてたんじゃなくて、ホントに「吐きそう」で物理的にあれが限界ペースだったんだ!

先程の不甲斐なさ極まりないバイクパフォーマンスは
「しょうがなかった」
んだと
許して貰えた気がして

ここから持ち直してきっちり走れば、
「出し尽くした」
というセリフも許されるから

そう思えて、一気に楽になった
自然とペースも上がる
たぶん5人くらいしか抜かしてないけど、
視界に捉えた人はわりと抜かせた

後からGARMINで結果をみると、何十秒か止まってたのを加味してキロ4だから、ランに関しては悪くないパフォーマンスだったのだと思う

外周の後半あたりからまた胃液が上がってきたので、ストライドを解放することはできずペース維持に甘んじた
美結さんレナさんの応援には余裕をもって応えている自分を見て、
あ、やっぱ出し切れてないですね
と思ったけどもっかい吐きたくはないので
胃液を牽制しながら慎重に走る

2回目の池で抜かした人が
「ファイト」
って言ってくれて
抜かした人が言うのは割とあると思うけど、
抜かされたのに言えるのか

と感心すると同時に、
あ、、もっと楽しみたかったな
なんて感想が早くも湧いてくる

雨降ってることにも余裕で気づいてたし、
集中とは遠い領域にいた

そしてゴール

うわっコバいるじゃん
バイクでいなかったからスイム負けなかったのかと思ったけど全然そんなことなくて草

握手してくれた仲間たちを心から健闘を讃えることができない
ていうか(胃液以外)何も込み上げてこない

すぐトイレいって出し切った
めちゃくちゃ元気になった
吐き気から開放されたことの喜びが凄い
最早感想はそれだけだった

もっと

もっと全身で世界を感じるような
鳥肌立ちっぱなし みたいな
フィニッシュ後脈を安定させていくうちに、生きていたことを最確認するような

そんな感じの
「頑張ったあと」
限定の経験が関カレ後には約束されているものだと勝手に思っていたけど

何も感じなかった

片付けて、
寒くて、
とりあえず何もかもどうでもよかった
迷惑だけかけないようにして、
放心状態の心臓を地から見上げていた

そんなんだから慶応の人のウエットスーツ間違えて持ってきちゃうんだよ
マジでごめんなさい!!!
返せてよかったです

このウエットスーツエピソード中に
自分たちの最適な動き方を探してる(ように見えた)学連の人みてたら
「あ、学生が運営してるんだよなそういえばそうだよな」
と初めて気づいたような気がして、
ちょっと学連やってみたくなった

帰りはずっと寒くて、
ラーメン食べて、
食事制限のリバウンドはちゃんとして、、

でもその辺の嬉しさも予定より半減
いや75%引き
思うようにレースをできなかったからというより

自分が関カレに対してあまり真剣でなかったという事実を
「無感動」「無達成感」
にまざまざと見せつけられ

スーパーで買ったごま餅は味が美味しかった
いっそのこと味を感じないくらい心傷したかった




んん~


2週間書いてなかった理由はこれ

書いてると思い出してくるし
まだ全然あの日のことは消化できてない







-718にち
 榛名湖トライアスロン-


朝早かったなあ、、


総合タイム2:28:08 23/229
                         Swim0:26:52 49
                         Bike1:14:37 24 
                         Run 0:46:39 21 





歩貴さんのブログ見てもらったらね
わかると思うんですが

ランの坂がすごいんじゃよ!!!

13個までは行かなくても10個くらい

ああ近々リベンジしてみようかしらね
小林連れてって是非アウターで登ってもらおうかしらね

おっとすぐ脱線する

で、ランの坂

5kちょいを2周回がランなんだけど
コースの最初の方に例の坂があるのね




ここまでは順調だ

関カレの反省を踏まえ、
swimで追い込みすぎず、でも速く
一緒にスタートした蓮さん、佳乃と同着くらい?でT1in

からのお着替え
普通にウエットスーツ脱ぐの無理
最後の足よ
着替え急ぐって変じゃんか
急ぐの嫌いなんですよね

バイク最高!!
なんて気持ちいいんだ
おじさん達、坂遅すぎじゃない??
ぼくも歳とったら坂登れなくなるんすかね
ゼーハー言ってる人の横を通り過ぎる時は必ず涼し顔を作りつつ、ゴボウ🥕を抜いていく

特筆すべきは登った直後のダウンヒルコース
きもてぃえええ!!!!!
一周目でブレーキが要らないことを悟り、
2週目からは攻めに攻めまくる。
あ~常日頃からダウンヒル攻めてた(言う程攻めてないです。今日いけるなって日だけ、目線と車体を大胆に傾けるだけです)甲斐あったな~
緑鮮やかな林を切り拓きながら
地面を右目左目で挨拶しながら
滑空していく。

最後の最後ちょっと離された以外、
ずっと蓮さんと抜きつ抜かれつだった
めっちゃ楽しくてキツさ感じなかったけど、
GARMINは練習の時より心拍上がってたしパワーもでてた

なんてふしーぎなんだろ~
一緒うーたうだーけーで

な気持ち。
努力感。
キツさ。
別に、これらに比例してパフォーマンスが上がる訳では決してない。
楽(らく)に「しい」つけて楽しいにした人なんなん?
楽する=楽しい
じゃ全然ないんですけど

とにかくどんどんおじさん達のたかそ~うなバイクを5万円で譲り受けたマイGIANTで依然農作業

そしてT2へ!
ウェーブ1個早くスタートしてた美結さんも抜かした
おお~よいかんじうんうん。
靴ズレ、イヤ、ゼッタイ
だったのでのんびり靴下を履く。
のんびりの方が意外と速い説あるよな。

そしていざランへ!
役員さんがかけてくれる水シャワーきもちよすぎた
前日試走してみて、
「こんな坂、恐るるに足らん」
だった
高校の時の坂ジョグに比べればねえ~屁だね屁

登り終わってストライドと重力に任せて下っていくと、
ついに蓮さんをギューン!
下り坂こわいんでちゅか?
大丈夫でちゅよ?

(ごめんなさい)

まあとにかく気持ちよく走ってた
ランに入ってもなおちょいちょい抜かしていくのが気持ちよかった

そして2週目~
最初の坂ゾーン終わったらストライド開放するぞ~

調子よいとき限定だけど、
3キロくらいならストライド開放すれば3:30/kmくらい期待できるんですよね、アスファルトなら

それができそうな精神状態だったし、感覚だった

そう、ここまでは順調だった

だが

だがしかし!!!!

ピキっ

おっ

バイクあんま踏んでないけど来やがったな「つりそうマン!」

慎重になればいけると判断し足を進める。

ピキっ
ピキキッ

いやっちょっ

ピキーーーン!!!

ああっっ

刺し込まれる

結構でかい

立ち止まり
即座に道脇に避けて、左ハム🐽を伸ばしてあげる

大きく深呼吸

念を入れて一応もう2.3回伸ばすと縮めるを繰り返す

痛みも引いた

よしっ

2歩目

あれっ

ピキーーーン!

もうなんでなん?

伸ばす

でもダメ。

ううう

せっかく蓮さんに勝ってるのに~

めっちゃ後ろ見る

視界にはいないことを確認し少し落ち着く

どうしようかな~
まあ坂そんな距離あるわけじゃないし、歩くか。

ある、、、

歩けない!!

登りだと、歩きでもハム使うんですね~

ええどうしよう

おっ

すっ

コーン

閃いた!!

やっぱりぼくは天才

「秘技 後ろ走り!!!!」

おお~進む進む

周りのおじちゃんたちの顔がウケる。

いやでもこれ普通に辛いし後ろ見るのしんどいしずっとは無理だわ

え~

ダメもとで歩いてみるか

おお~

歩けた

何とか歩けた

大股高ピッチで歩いていく

前日佳乃に

「歩く人続出らしいけど、戦略的歩きなら意外とありかもね」

なーーんて冗談を言ったことを思い出して笑う





ちょいちょいつりながらもなんとかゴール

榛名湖に関しては、出し切ったと言える。




めっちゃ楽しかった!!!!

普段見れない美結さん節、炸裂

歩貴さんに負けたん悔しい…

最初輪行で行こうとしてたのマジでバカだったなと思う。
運転等々等々等々本当にありがとうございました!!!

九十九里も楽しみじゃあ〜〜〜


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ここまで読んでくれた素敵な人たちのために
少しは生産性のあること書きますか

ブログは日記じゃないですもんね
思ったことをつらつらと書いたらそれはそれで何かしらの参考になるかもしれないけど
限度ってもんがありますよね


私がみなさんに言いたいのは

「榛名湖トライアスロンめっっっちゃオススメ!!」

マジで綺麗!

大自然を駆け巡る感覚!

(ゲンブの人興味あったらslackの#榛名湖トライアスロン から写真見てみてください)

「私は今、この地球に生命を授かり、
空気をいっぱいに吸い込んで生きている」

生きる、とは何か。

それをうっすらと感じられるのが
トライアスロンという競技の一番の魅力だと

トライアスロン歴1年にも満たないペーペーは主観的に申しております。

死に物狂いで競い合いたいなら別ですが、
こんな風に自然を感じたい人にはめちゃオススメです

500300200円券も参加賞でついてきて、

温泉入って!

アイス食べて!!

(要項他一式を郵便ポストに放置したぼくに、金券分け与えてくださった神様方本当にありがとうございましたぼくは素敵な人間で溢れたこのホシに生まれたことを誇りに思います)

お風呂上がりの
「汚」がアタマのてっぺんから浄化されたようなあの感覚、気持ちよさ
一生忘れないと思います




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Q1.強くなる

って、なんなんだろう。



絶対的な練習量をベースに、
All Outしつつもどこかで競技そのものを体で感じ取れる
楽しめる強さ

予測不能な事態に落ち着いて対応できる
日々の心がけ

身体を壊して壊して壊して、
そこからの圧倒的回復を図る
人間の潜在能力を極限まで引き出す能力

トライアスロンが全てではない人生において
自分を律し
勉学その他諸々と両立できる強さ

できるかな
から
努力を重ね
成功体験を得られる強さ






-20194月、大井陸上競技場-

男子3支部800m 予選7

2:11.73

ぼくは弱かった。

この2年間何をしていた?

とうとう中学時代の自分に勝てないまま高校陸上人生を終えることとなった

多少ケガはあったものの、
2年間、入部以来休むことなく練習を重ねた

そして、伸びなかった

練習相手がいないこと、
運営の仕事が多すぎること、
そもそも走るのが好きではないこと

さまざまな理由を探しては
「負の気持ち」
で練習していた

「休んでない。ある程度追い込んでる。伸びるだろ。」

伸びない。

ぼくは自分を騙しながら、
弱くなる練習をしていた







-202011月、渡良瀬遊水地、鳥肌。-

入部して1ヶ月
この競技、真剣にやってみてもいいかもしれない

諦めかけていたけど、
「強く」なれるかもしれない。

見たことの無い景色が見たい。

帰りの車で、ぼくは自分に覚悟があるかどうかをひたすら問い続けていた






-2021711日、レース後-

Q2.ぼくは、少しは強くなったのだろうか。


またあの日々を繰り返していないか?

実力は上がった。
身体も強くなった。
精神状態もまあ悪くない。

でもまったくしっくり来ない。

レース中、まるで「練習」しているみたいだった。

対して。

周りは強くなっている。
佳乃も、咲季も、駿亮も、そして蓮さんも。
皆それぞれが立てた目標に向け日々尽力していた。
皆の強さが眩しかった。
刺激になった。
「ぼくも」
そう思った。

思っただけ?
目標立ててた?
ちゃんと向かい合った?

「いつの」インカレに出たいとは言わなかった、逃げ。
ミドルライドばかりして、
理論はガン無視、
「調子のいい日は頑張る」
そんなスタンスでもはや趣味サイクリストだった。
全然、向かい合ってない。

そりゃ感動もないわ。
なにか込み上げてくるはずもない。

関カレから2週間経ち、
ようやくなぜ無感動だったのかわかってきた。
なんでみんなの目を見て「おめでとう」と言えなかったのかよくわかった。

黒さが滲み出そうだった。
綺麗で澄んだ水を濁さないようにするのに終始必死だった。。



A2.なってない。全然。少なくとも精神的には。


A1.わからない。

ただ、「タイムを伸ばす⇒強くなる」

というわけではない。

心が濁ってて達成できるものでもない。





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-712日、ペデ下-

3人前の言葉を聞く。

初めて、涙が出そうになった。

真剣だったこともあった。

感情は嘘をつかない。

ぼくなりに、真摯に「部の一員」
になってた報酬だった。








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-718日、榛名湖-

レース後、女子表彰式。

おめでとう1割、いいなあ~9割。

でもさ
よく考えたら

望んでもないのに
生物学的には「女」という性別で生まれて
その上で敢えてトライアスロンやってる

その時点で表彰に値するよな~

と思った。

一緒だったらそれはそれでおかしいんよ。




てか

年齢層高いな。
みんなお金余ってそうだな。

たまたま筑波大学OBの方にお声かけ頂いた。

「学生でトライアスロンやるなんて、凄いねえ~、私の時だったらとても……

恥ずかしさに似た感情。

学生のくせして、
バスケでもなく、野球でもなく、
わざわざ金銭的に背伸びして
トライアスロンやってる。

でもね

好きだからよいんよ。

こんな変態(褒め)にいっぱい出会えるサークルもないし。

これからも、身の丈ギリギリでトライアスロンやっていこう。


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これからの話。

精神論は、辛いです。
強くなるってなんなんだろう。

来年はわかりやすく、シンプルに

「インカレ出場」

以上をもちまして、
私篠原奎梧の目標宣言とさせて頂きます。



お付き合いありがとうございました。

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