2023デュアスロン世界選手権イビザ遠征記#2
こんにちは
学群4年の金田です。
前回に引き続きイビザ遠征について。
<4/27>
生活リズムに少し慣れ7時過ぎに起床して少し散歩、その後朝食へ。
チョイスする品目も固定化されてきた。
少しゆっくりして10時半くらいからバイク練に行った。
コースの変化を覚えようと思いバイクコースをピストンした。
今回のコースが設定されている幹線道路にはコース序盤のランドアバウトと遠い方の折り返しがあるわけだが、いかんせん道路のど真ん中に折り返しポイントが設定されているためそこでUターンは危ない。車列も切れないし。ということでその2〜3km先にもランドアバウトがあるのでそこと会場近くのランドアバウトをとりあえず3周。大体40kmくらい?踏みつつ流しつつ
3周を終えて帰ろうと思ったら、見覚えのあるアスタナカラーのアルゴン18と久しぶりに見る日本人男性2人組とすれ違った。案の定、一緒にU−23日本代表として参加するとんとらの高井さんと広島大の岡田くんだった。
2人は会場のSant Eulalia(サンタ・エウラリア)から北西に5kmほど離れた隣町のホテルに宿泊しており、バイク・ランコース確認のためにバイクで来ていたらしい。
危なくないところでUターンして追いかけて合流。カーフマンの時にバイクで一緒の集団で、岡田くんとは表彰台も一緒だったのだが、話す機会もなく実質初めまして。
3人で折り返し地点を確認して会場近くに戻ったらもうゴールゲートやトランジエリアが少しずつ形になっていた。
左からとんとら高井さん、広島大岡田くん、私
奥に見えるのがゴールゲート。最後、登ってます。
写真手前側に向かってくる方向にゴールする/トランジに入る。
(写真真ん中がゴールレーン。建物のそばのレーンにトランジが設置される。)
緩斜面になりバイクを押していくのは大変そうだし、最後キツくね?笑
またこのタイミングでちょうどジョグをしていたエリートの田中文也さんともこんにちは。
帰って遅めの昼食をとり、一眠りしてバイクの簡易清掃をした後にジョグと400×4本の刺激入れ。67.0-68.2-68.2-65.9 うーん、なんか走りがしっくりこない。モヤモヤ。
この後海鮮パスタをいただきました。非常に濃厚で美味しかったです。
また明日。
<4/28>
今日は夕方にbriefingとbike familiarization、パレードの予定のため夕方にジョグの時間取れないだろうと思い、散歩ではなくジョグに。
日の上る海岸線を横目に朝ジョグする気持ちよさ。
かるーく30分程度と流し数本、動的ストレッチ
帰ってシャワーと朝食。
いつもより1時間朝食会場に行くのが遅くなった。
そして気づくアメリカチーム(主にエイジ)の多さ。
今日のバイク練はイビザ島の主要市街地のイビザタウンへ。
往復で54kmをサクッと。筑波からとりあえず不動―つつじー沼田で乗るか的な感覚ですよ。
こちら、ブルメンフェルトや上田藍さんらの出場するLDトライアスロンの会場であり、EXPOもこっちでやっていました。記念にTシャツ一枚買いました。
サンタ・エウラリアに比べるとこっちの方がヨーロッパの古い街並みという感じがした。
帰ってシャワー浴びて昼食を食べたらブリーフィングへ
ここに来て日本チーム初集合
左から岡田(広島,U-23),高井(東北,U-23),瀬戸(順天堂,U-23),千葉(稲毛インター,U-23),金田(筑波,U-23),上田(稲毛インター,Elite),田中(神奈川県TU,Elite),沼野(順天堂,Junior),吉川(埼玉県TU,U-23)敬称略
ブリーフィングは街の小さな劇場で。
もちろん全て英語。小中に英会話やっててよかったと思う。
割と大切なことさらっと言うし日本語のフォローなんてない。
終わったら一旦ホテルへ戻り1時間弱後にBike familiarization (公式のコース試走)へ
これまでに複数回走っているとは言えど、それは路肩。
警察が一時的に交通規制してくれて道のど真ん中で走れました。
そういえば「This is not a RACE. Keep in your line」的なことを言っていました。過去に試走でバチったやつおるんか?笑
試走後は「こんな感じだよねー」と確認しつつバイクを戻しにホテルへ。
スーパーに買い出しに行きつつパレードの時間に再び会場近くへ。
何往復目?地味に1kmちょいあるのがめんどくさい。
(会場近くにホテルはとった方がいい。メモメモ。)
↑はパレード終了地点
パレードはアルファベット順に進んでいるのですがUKとUSAの列が途切れず…。
と言うものイギリスとアメリカからエイジクラスで参加している人がそれはもう大量にいて、写真左のマダム(イギリス人)に「I see many people wearing GBR T-Shirt. How many people from UK?」と聞いてみたら「I don’t know. Just many」と。ざっと200以上はいるんじゃなかろうか。
沿道からは「Japón!コンニチハ!」と声をかけてくれたり一緒に写真を撮ったり。
後ろのメキシコチームに至っては熱量がすごく「Mexico! Mexico! Hoooo!」みたいな感じでずっとハイテンション。
色んな年齢層の人が国同士で団結してスポーツを楽しみ熱狂し、そこに人生の楽しさ・生きがいを見出す。そして国同士関係なく言葉が通じなくともスポーツという共通項で仲良くなれる。スポーツの持つ素晴らしい魅力を十二分に感じることができた。
パレード後、夕食はレストランで食べました。(写真撮り忘れた)
夜にバイク・ヘルメットのゼッケンシールや持っていく荷物の準備をしておやすみなさい。
次回は当日とレースレポ!
金田