2021/07/27

関カレ2021

こんにちはお久しぶりです、3年みくです。
ブログを書くのは2020春にスイム紹介して以来ですかね。ブログの書き方どうするんだっけーレベルで忘れてつつありました。
最近動物に例える?または自分の好きな動物で自分のことを表す?のが部内で流行りみたいですね。私の動物なんなんですかね。
ちなみに『後輩から見た3年生優しさランキング男女混合個人』では主将とほぼ同じ順位、もしくは最下位でした。1年生から見ると主将が1番上、2年生から見るとナオトが1番上みたいですよ、面白いです。

さてさて。関カレ2021という題名をつけてしまったので関カレに触れないわけにはいかないですね。無事に何事もなく遠征が終了したこと、運営においていつものようにバタバタしていたので終わってほっとしています。
応援してくれたサポートの方、大会を運営してくれた学連の方、応援してくれたその他大勢の皆さん本当にありがとうございました。


⁡自分のレースはかるーーく振り返ろうと思います。

総合タイム 1:17:28  20位
スイム 0:10:40(7)
バイク 0:42:19(30)
ラン  0:24:29(13)
タイムはこんな感じ。
一言ずつコメント添えると、
スイム
もう少し早く泳げる気がします。あまりにも足にまとわりつく手がうざくて(こら)2回ぐらい平泳ぎしました。2年前ほど水温は低くなかったけどそれでも息が出来なくなりそうで、意識して息を吐くようにしてました。人間割と呼吸を吸う方を頑張ってしまって吐く方を忘れがちなので、息吐く方を意識するのおすすめです。あと自分が思っているタイミングで呼吸ができないことがあるので、(前の人の水しぶき・隣の人の腕などなど)呼吸がずれても焦らないことですかね。1回くらい呼吸しなくても平常でいられるくらいに余裕もつべし。
バイク
2年前より若干は成長した気がするけど練習してない分やっぱり勝てないですね。バイクの順位見てサオリに笑われました。途中の応援とても力になりました、本当に。諦めかけそうになっても応援が聞こえて来て頑張れるっていいですね。
あと優さんのホイールに助けられました。ありがとうございました!!
ラン
ランよかったね?って言われたけど私的には思うように走れませんでした。これも練習不足かな。あとゴール迷いました、成長しなさすぎるポンコツっぷり。

練習した分の結果であり、練習してなかった分の結果がこれです。個人的目標はインカレ出場とサキカノに負けないことだったので、まあまあまあまあという感じ。だけど想定できすぎる結果すぎて可もなく不可もなく。
自分のレースに対しては無感動すぎて達成感も何もありませんでした。人一倍何もしてないのでそれはそうだろって感じなんですけどね。
唯一自分のレースで得られたものがあれば、
トライアスロンってやっぱり楽しいなあ〜って思う気持ちを再確認できたことかな。でも順位を競うレースはもうしなくていいかも。当たり前だけど、どんなにいいタイム出しても順位で次が決まってしまうレースは緊張感が違いすぎる。その緊張感を楽しめればいいんですけどね。私はもういいかなって思っちゃいました。
自分をないがしろにしてきたというか、裏方に逃げてきたこれまで。
インカレの日程がまた不確実になりそうですが、インカレまで1ヶ月とちょっと。競技をもうちょっと頑張りたいな、という気持ちになりました。
それくらい周りのみんながかっこよかった。
周りのみんなって誰でしょうね。
#ゆーでぃーとゆかいな仲間たち
最近2、3年生の中でよく見かけるタグです。ゆーでぃー誰?って思うかもしれないですね、我らが主将はすのことです。笑
仲間っていいですよね。主将のレースを同期と見ていたんですが、本当に感動しました。特にバイクがかっこよすぎて。「インカレ行きたい!」の思いがひしひし伝わってきて同期3人で順位数えつつ、まあ治安の悪い応援になってしまいましたね。それくらい主将がかっこよかった。結果見事に出場決めてくれて心からおめでとうの気持ちでした。本当にすごいし、努力してきたのをずっと知っているから何なら泣きそうでした。
主将だけじゃなくて、2年生も1年生もみんな全力で走りきっていて眩しかった。
念願の初レースだった2年生。ここまで楽じゃない練習を耐えてきて、トライアスロンの楽しみを知れたかな?レースって辛いけど楽しいよね。結果良くても悪くてもそこまでの過程が大切で、君たちがずっと頑張ってきたのを見てきたし、試行錯誤して頑張ってるの知ってるよ。人数が少ない3年生を運営面でも精神面でも競技面でも助けてくれていつもありがとうという気持ち。
それに元気いっぱい1年生!今回は3人だけだったけど学連やサポートや、遠征ってこういうものなんだートライアスロンのレースかっこいいなーって思ってくれたら嬉しいな〜
同期で競い合う姿は純粋に眩しくて、少し羨ましいかな。



ふわっとしていると方々から聞こえてくる今のつくトラですがそれは運営や制度や体制の話であり、部員たちは決してふわっとしているわけではないと思います。ふわっとしている運営や幹部の話は代替え会後にまた謝罪ブログとして出すことにして、部員の話ですね。
主将も言っていましたが、レースの経験や練習を通して全体的に競技力の向上がみられることは確実に言えると思います。夏本番が始まる八月、強化練や館山合宿を通してひとまわりふたまわり全員で成長していけたらいいなと思います。そのためのサポートを運営面において微力ながら頑張りたいとも思います。(先輩方たくさん頼るかと思いますがよろしくお願いします・・・)



最後に!私の好きな関カレ写真を添えて!

移動中の太田車(いつも車だし感謝!!)

スタート前主将

大雨で全体写真を断念したので前日のこの写真くらいしか全体写真ないのです



インカレおめでとうショット!




おわり

2021/07/26

東日本インカレレースレポ②

はすです。

 

動物に例えるのが流行っているようです。自分は昔、ヤドンに似ていると言われました。

 

最近の話題はめっぽう東京オリンピックですね。やっぱりスポーツっていいなあって思ってる今日この頃です。


自分はと言えば、先日『後輩から見たやさしさランキング男女混合個人』で同期中最下位(みんながとってもやさしいんだよね!)で予選敗退してしまいました。

周りのことへの配慮・関心が足らずにこのような結果になってしまい、応援してくれた人には申し訳ない思いでいっぱいです🤪。2024年に雪辱を果たせるように頑張ります。その前に1年後の冬もう一回やろうか

 

とまあ半分冗談で半分本当のような話は置いておいて、今回は前回書けなかった東日本インカレの後いろいろ思ったことについて綴っていこうかなと思います。レース前・中・直後の詳細や心情は少し前の部ログにアップしたのでよかったら是非。


そして東日本インカレから2週間が経ち、(レースの反省は別として)振り返るのはここで終わりにします。次があるなら前を向かないといけないし、振り返りすぎてると足元の角材につまづいて転んでまたトライスーツに穴でも開いてしまいそうなので(よみがえる悪夢)

 

今回、自分はかねてよりの目標を達成することができました。

赤シャツ欲しいし、高校部活の悔いを清算したいし、先輩かっこよかったし。色々なモチベがあったので本当に良かったです。前回の部ログに、「それらは『自力・他力・運』を総動員したおかげだ――」的なことを書いたので今回はそれらについてまとめようと思います。(レースレポではありません)

 


 

【自力】


ここはほぼ練習に直結します。テーマは「弱さの肯定」です。

 

自分は紛れもなきトライアスロン初心者。高校までサッカーをしていて、Swimは小学生の時の習い事くらい・Bikeは移動手段(ママチャリ)くらい・Runはスポーツやってる中では遅いね~くらい。


インカレ出場を果たすには、高校までに競泳・陸上をやっていた人たちに勝たなくてはいけません(凡人としてそういう人達に勝ちたいというのはむしろ動機にはなったけど)。そして時間的猶予もあまりなく、残された道は「滅茶苦茶練習する」のみ。キツイ・苦しいは高校までで散々だったので結構酷な道ではありました。

 

それでも、意外と続きはしました。週1020km泳いだり500km漕いだりはキツイけど自己肯定感を高める作用もあり、ある種の楽しさを感じる時もありました。

 

が、それはその練習が終わったから言えることであり、やる前はやはり憂鬱な時の方が多かったです。

 

「どうせ自主練だから、やらなくても誰も何も言わないよな~」

「けど、やらないと絶対にインカレなんていけないよな」

 

皮肉なことに、強さを求めて練習を重ねようとするほど自分の弱さを感じました。

 

いつの日か僕の好きな先輩が、「走るのが一番好き。自分の弱さが一番出るから」などと支離滅裂(ごめんなさい)な言動をしていましたが、僕は弱さなどできれば感じたくないし弱い自分は嫌いです。バルス。

 

かといって、トライアスロンの練習をするにあたって、自分の弱さとの向き合いは避けては通れないものでした。

 

そこで僕が出した結論が、『自分は弱い』と開き直ってそれを肯定することでした。

ニーチェも「ありのままの自分を肯定しろ」てきなことを言っていたので、それに従ってみました。

 

具体的に言えば、やりたくなかったら自主練をやらないことも許容しました(それでもmin週5はしたが)

 

ただ、「自分は弱い。うん、しょうがない」で立ち止まらずに、弱いなりに何が出来るか。弱者の戦い方を考えてみました。

 

それでたどり着いたのが、トランジションなどの技術練やローラー練です。自分はキツイことが苦なのであり、トライアスロンは好きなので、キツさを伴わずにタイムを速めることができる技術練は渡りに船だったし、ローラー練は室内でもできるので取り組みやすくブリックランにも繋げられる練習なので、実走のほうがいいとは思いつつも多く取り入れていきました。

 


また、

「最終目標はインカレに出場すること。練習はその一つの手段であり、必ずしも一つではない」

 

といった考えの下、練習以外で出来そうなことを可能な限り考えてみました。一番大事にしたのは実戦のイメトレで、そのためにレースレポを読み漁ったり、阿字ヶ浦でトライアスロンを開催したり、100キロ先の会場に下見しに行ったりしました。(実戦経験皆無なんだもん)

 


なんだか練習から逃れるための屁理屈にも聞こえますが、当時は本気でそう考えていました。「大リーガーレベルでさえ投球フォームが皆独特だから、王道にとらわれず個人のやり方があってもいいんじゃないか」理論です(結局イメトレという王道にたどり着いたのだけれど)

 


「弱いなりに(自分の性質に合わせて)できることを考える」「最終目標を見据えて色々な手段を考える」は意識してよかったなと思います。

 

 



とまあ偉そうに綴ってるわけですが、僕はインカレ出場という結果があるからこのように有意に話せてるわけで、仮にあと順位2つ、タイムにして20秒ちょい遅れていたら、「ごたごたと屁理屈を言って練習しなかったせいであと一歩でインカレを逃した」もしくは「敗者に口無し」という結論にもなりえました。そう考えただけで残酷なことだとは思います。

 

しかし、実はこれは練習中ずっと感じてたことでもありました。「これでインカレ行けなかったらただサボっただけになるよなあ」って。だから、「弱さを肯定した自分」をまた肯定するために結局練習を積みました。


また、この姿勢を支えた背景には父(そして偶然にも高校の国語の先生も)がくれた言葉に、

 

「自分の進む道を正解にしろ」

 

というものがあります。「世の中何が正解かは分からないし、進むべき道に迷うこともあるかもしれない。だったら正解の道を探すのではなく、自分が選んだ道・置かれた状況が後で"正解だった"と言えるように努力することの方が大事だ」といった意味でした。

 

自分が弱者であることを認め、「逃げ」と言われるような道に進みながらも、ひとまずそれを結果で「正解」とすることができてよかったです。

 


ただし、都合のいいようですが、結果を出せなくてもそれを全面的に「間違いだった」とする必要はないと思います。

 

欠場者が多かったであろう今大会、あと2人でも出場者に僕より速い人がいたら、決戦ホイールを貸してもらえなかったら、トランジでBikeを起こすのを手伝ってもらえなかったら

 

僕はインカレを逃していたでしょう。それだけ「結果を出せた/出せなかった」は紙一重であることを知ったし、その2つってただの結果論でしかないんじゃないかなって思いました。


ただ、正直なところインカレを逃がしても僕は自分を肯定する準備はできていました。「行けなかったら、『練習が足りなかった』ただそれだけのことだろう。よし、もう一度」って。おそらくそれは万全の準備をしたと思えたからなのかもしれません。(実際本当に行けなかったらどうなってたかはタラレバでしか話せないけど)

 


改めて見ると、アリがわらわらと寄ってきそうな甘さですね。そういえばスタバの茨城限定メロンフラペチーノって甘いと定評があるけど、どのくらいなのかな。


僕は歴代主将の中では最も自分に甘く、アスリートには到底向いていないのかもしれません。だからこそ自分に厳しく出来る人へのリスペクトがあるのですが。

 


ごちゃごちゃと脱線に脱線を重ねて国鉄三大ミステリーもびっくりですね。結論、


「ヒトにはヒトのやり方(戦い方)があってもいい、自分の信じるやり方をすればいい」

「結果が出なかったら、足りていたことはあっても何かが足りなかった。ただそれだけで過程全てを否定しないでほしいなあ」


と思います。ダメだったら何が必要だったかをちゃんと考えるというか。。特に身の回りに沿う人が多い気がするので。そして、そう思えるように万全の準備をしておくことは大事だなあとも思いました。

 

人によっては「インカレ出場程度で偉そうに」って思れるような気はしなくないけど、自分の中では本当に意味のある経験だったし、その過程で学んだこれらのことは、自分の中では自信を持って言えることなので癇に障ったらそっと無視してください)



 

【他力・運】


東日本インカレを迎えるにあたり、自分は本当に多くのサポートと幸運を受けました。それらなくして僕の目標達成は120%なかったでしょう。

 

運について…
・東日本インカレが開催されたこと←コレイチバン(尽力してくれた人に感謝、つくトラからも3人が活躍してくれました)

・東日本インカレの出場者が例年より少なかったのでインカレ出場のチャンスが巡ってきた。←コレ二バン

・天候と水温が不安視されていた中で、間隙を縫って晴れてくれたおかげで阿字ヶ浦トラSwimができ、OWSの課題とブリックランの感触を明確化できた。

・つくば市は比較的外出自粛期間が短かった。

・つくばという土地の練習のしやすさ

 

運は良くも悪くも、思いもよらぬタイミングで転がってくることが多かったですが、それらをうまく使えるように準備しておいてよかったです。何回も言ってるけど準備って大事。

 



他力について…

つくトラに助けられたと同時に、つくトラ自体も少しづついい方向に進んでいっているのではないかと思いました。

 

事務的なことを一手に引き受けて陰ながら(もはや表で)支えてくれるしゅむさん。怪我などで練習に参加できない時は皆のSwimRunのフォーム撮影を率先してやってくれる選手たち、落車したら絶対に誰かが来てくれ、OWSではブイをしてくれ、練習モチベを上げてくれるカメラマンがいて、身体をケアしてくれるトレーナーがいて、サポートをまとめてくれるベテランがいて、見えないところでそれぞれの間を取り持ったり、エールを送ってくれる人がいて、、、

 

深掘れば深掘るほど出てくる出てくる。小学校の時のジャガイモの収穫を思い出します(表現力)

 

ちなみにいまのは現部の人の話であり、卒業しても多くの人が見守ってくれていました。OBOGの方には部車や練習用具をはじめ物質的にも多くの支援をしてもらったし、個人的にもいろいろな人から装備やアドバイスを受けました。あたたかいですねえ

 

幹部就任当初、自分たちは「自由にトライアスロンに取り組む中で、部にどのように貢献できるかを考えてほしい」といった運営方針を掲げましたが、それを感じる機会が日に日に多くなっていったことをうれしく思いました。

 

今のつくトラは、なんだかふわ~っとしていて(責任は重く感じています)、競技力は例年に劣るでしょう(特に男子)。けどレース結果や練習状況を見ると、全体として着実に上を向いてきていると思うし、今回のレースに出ていいイメージや悔しい経験から必要なことが分かった人は多いと思うので夏全体としてもうひと頑張りしていければいいなと思います。

 


と、それと同時にトライアスロン関係以外の人にもお礼を言わなければなりません。僕は部以外にも2つの団体に所属していますが、部活に注力したせいでほぼそちらの力にはなれず、メンバーの負担を増やしてしまったかもしれません。というかきっと増やしたでしょう。それでも僕のスタンスを認めてくれたおかげで快く部活に打ち込むことができました。


親も、自転車のハンドルばかりでロクにペンも握ってないような息子の様子を見せても、特に苦言を呈さず応援してくれていたので助かりました。


離れた場所から見守ってくれる人も沢山いました。いろいろな人のサポートを受けてきました。本当にありがとうございました。

 

 

最後に、これからについて、インカレに向けて頑張るのは勿論ですが、文系大学3年生の夏なので研究や卒業後のことについても考えないといけません。特に就活について、自分の社会的価値を問われるようですが、自分は残念なことにバイトの一つも"今は"(←ココ大事)せず、税金の補助を受けながら在学し、むしろ練習のせいで人より多く温室効果ガスを排出するマシンと化した社会的価値最早マイナス人間(本当はそんなこと微塵くらいしか思ってません)なので、そこら辺を自覚しつつこれからを過ごしていきたいと思います。

 

まあ要約すると研究と就活と余暇活動も頑張ります。 

以上長々とお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

Windows 10 版のメールから送信

 

れぽ 7/11.18 2021

みんな無事に帰って来れて、なにより。
まずこれが1番の感想。


動物に例えるの流行ってるんすかね。
ぼくは最近ニワトリ🐔って言われるんですけどめちゃくちゃワルクチですよね

改めまして、三歩歩いたら大体忘れてしまう篠原です。

一通り書き終えてからこの冒頭部分書いてるんですが

、内容
世に晒してよいものかどうか
不快にさせたらごめんなさい。

分量的にもこれちゃんと送れるのかな?という不安








-2021年、711 @池のまわり1周目-

       総合タイム 1:14:06 104/160
       swim0:13:16 102
       Bike 0:38:45 115
       Run 0:22:05 85


吐きそうなんていうのは弱音言い訳だと思っていた
だからバイクの時から
「こんな時ですら自分は甘えるのか」
とかなり気が沈んでいた
でもバイク後のトランジを終え、
つりそうだったふくらはぎはランには影響のないことを悟り安堵した矢先

ん?

あ、これほんとに出るやつだ
えっどうしようこんな大衆(少なくとも人前)で痴態晒せん… 

多くの人が池の周りの走りにくさを嫌だと思ったかもしれないが、
ぼくにとってはラッキーだった
だってアスファルトに撒き散らすより目立たないし
草むらもあるし
大粒の雨も降ってる
あ、これは出しちゃっても大丈夫かも
そう思うが否や

おおお~

かがむ

高校の時400のレペをやれば1本ごとに吐いていたおかげで、
事はスムーズに進んだ
アクシデントは腹筋をつったくらい
腹筋つることなんてあるんだ~

あるんだ~

なんか一気に気楽な思考
脳がみるみるうちにプラス色になっていく

走り始める

かるい!!!
気持ちいい!!

足を回転させるうちに、なんでプラス思考になったのかわかってきた

「吐きそう」という気持ちにこじつけ頑張らない言い訳にしてたんじゃなくて、ホントに「吐きそう」で物理的にあれが限界ペースだったんだ!

先程の不甲斐なさ極まりないバイクパフォーマンスは
「しょうがなかった」
んだと
許して貰えた気がして

ここから持ち直してきっちり走れば、
「出し尽くした」
というセリフも許されるから

そう思えて、一気に楽になった
自然とペースも上がる
たぶん5人くらいしか抜かしてないけど、
視界に捉えた人はわりと抜かせた

後からGARMINで結果をみると、何十秒か止まってたのを加味してキロ4だから、ランに関しては悪くないパフォーマンスだったのだと思う

外周の後半あたりからまた胃液が上がってきたので、ストライドを解放することはできずペース維持に甘んじた
美結さんレナさんの応援には余裕をもって応えている自分を見て、
あ、やっぱ出し切れてないですね
と思ったけどもっかい吐きたくはないので
胃液を牽制しながら慎重に走る

2回目の池で抜かした人が
「ファイト」
って言ってくれて
抜かした人が言うのは割とあると思うけど、
抜かされたのに言えるのか

と感心すると同時に、
あ、、もっと楽しみたかったな
なんて感想が早くも湧いてくる

雨降ってることにも余裕で気づいてたし、
集中とは遠い領域にいた

そしてゴール

うわっコバいるじゃん
バイクでいなかったからスイム負けなかったのかと思ったけど全然そんなことなくて草

握手してくれた仲間たちを心から健闘を讃えることができない
ていうか(胃液以外)何も込み上げてこない

すぐトイレいって出し切った
めちゃくちゃ元気になった
吐き気から開放されたことの喜びが凄い
最早感想はそれだけだった

もっと

もっと全身で世界を感じるような
鳥肌立ちっぱなし みたいな
フィニッシュ後脈を安定させていくうちに、生きていたことを最確認するような

そんな感じの
「頑張ったあと」
限定の経験が関カレ後には約束されているものだと勝手に思っていたけど

何も感じなかった

片付けて、
寒くて、
とりあえず何もかもどうでもよかった
迷惑だけかけないようにして、
放心状態の心臓を地から見上げていた

そんなんだから慶応の人のウエットスーツ間違えて持ってきちゃうんだよ
マジでごめんなさい!!!
返せてよかったです

このウエットスーツエピソード中に
自分たちの最適な動き方を探してる(ように見えた)学連の人みてたら
「あ、学生が運営してるんだよなそういえばそうだよな」
と初めて気づいたような気がして、
ちょっと学連やってみたくなった

帰りはずっと寒くて、
ラーメン食べて、
食事制限のリバウンドはちゃんとして、、

でもその辺の嬉しさも予定より半減
いや75%引き
思うようにレースをできなかったからというより

自分が関カレに対してあまり真剣でなかったという事実を
「無感動」「無達成感」
にまざまざと見せつけられ

スーパーで買ったごま餅は味が美味しかった
いっそのこと味を感じないくらい心傷したかった




んん~


2週間書いてなかった理由はこれ

書いてると思い出してくるし
まだ全然あの日のことは消化できてない







-718にち
 榛名湖トライアスロン-


朝早かったなあ、、


総合タイム2:28:08 23/229
                         Swim0:26:52 49
                         Bike1:14:37 24 
                         Run 0:46:39 21 





歩貴さんのブログ見てもらったらね
わかると思うんですが

ランの坂がすごいんじゃよ!!!

13個までは行かなくても10個くらい

ああ近々リベンジしてみようかしらね
小林連れてって是非アウターで登ってもらおうかしらね

おっとすぐ脱線する

で、ランの坂

5kちょいを2周回がランなんだけど
コースの最初の方に例の坂があるのね




ここまでは順調だ

関カレの反省を踏まえ、
swimで追い込みすぎず、でも速く
一緒にスタートした蓮さん、佳乃と同着くらい?でT1in

からのお着替え
普通にウエットスーツ脱ぐの無理
最後の足よ
着替え急ぐって変じゃんか
急ぐの嫌いなんですよね

バイク最高!!
なんて気持ちいいんだ
おじさん達、坂遅すぎじゃない??
ぼくも歳とったら坂登れなくなるんすかね
ゼーハー言ってる人の横を通り過ぎる時は必ず涼し顔を作りつつ、ゴボウ🥕を抜いていく

特筆すべきは登った直後のダウンヒルコース
きもてぃえええ!!!!!
一周目でブレーキが要らないことを悟り、
2週目からは攻めに攻めまくる。
あ~常日頃からダウンヒル攻めてた(言う程攻めてないです。今日いけるなって日だけ、目線と車体を大胆に傾けるだけです)甲斐あったな~
緑鮮やかな林を切り拓きながら
地面を右目左目で挨拶しながら
滑空していく。

最後の最後ちょっと離された以外、
ずっと蓮さんと抜きつ抜かれつだった
めっちゃ楽しくてキツさ感じなかったけど、
GARMINは練習の時より心拍上がってたしパワーもでてた

なんてふしーぎなんだろ~
一緒うーたうだーけーで

な気持ち。
努力感。
キツさ。
別に、これらに比例してパフォーマンスが上がる訳では決してない。
楽(らく)に「しい」つけて楽しいにした人なんなん?
楽する=楽しい
じゃ全然ないんですけど

とにかくどんどんおじさん達のたかそ~うなバイクを5万円で譲り受けたマイGIANTで依然農作業

そしてT2へ!
ウェーブ1個早くスタートしてた美結さんも抜かした
おお~よいかんじうんうん。
靴ズレ、イヤ、ゼッタイ
だったのでのんびり靴下を履く。
のんびりの方が意外と速い説あるよな。

そしていざランへ!
役員さんがかけてくれる水シャワーきもちよすぎた
前日試走してみて、
「こんな坂、恐るるに足らん」
だった
高校の時の坂ジョグに比べればねえ~屁だね屁

登り終わってストライドと重力に任せて下っていくと、
ついに蓮さんをギューン!
下り坂こわいんでちゅか?
大丈夫でちゅよ?

(ごめんなさい)

まあとにかく気持ちよく走ってた
ランに入ってもなおちょいちょい抜かしていくのが気持ちよかった

そして2週目~
最初の坂ゾーン終わったらストライド開放するぞ~

調子よいとき限定だけど、
3キロくらいならストライド開放すれば3:30/kmくらい期待できるんですよね、アスファルトなら

それができそうな精神状態だったし、感覚だった

そう、ここまでは順調だった

だが

だがしかし!!!!

ピキっ

おっ

バイクあんま踏んでないけど来やがったな「つりそうマン!」

慎重になればいけると判断し足を進める。

ピキっ
ピキキッ

いやっちょっ

ピキーーーン!!!

ああっっ

刺し込まれる

結構でかい

立ち止まり
即座に道脇に避けて、左ハム🐽を伸ばしてあげる

大きく深呼吸

念を入れて一応もう2.3回伸ばすと縮めるを繰り返す

痛みも引いた

よしっ

2歩目

あれっ

ピキーーーン!

もうなんでなん?

伸ばす

でもダメ。

ううう

せっかく蓮さんに勝ってるのに~

めっちゃ後ろ見る

視界にはいないことを確認し少し落ち着く

どうしようかな~
まあ坂そんな距離あるわけじゃないし、歩くか。

ある、、、

歩けない!!

登りだと、歩きでもハム使うんですね~

ええどうしよう

おっ

すっ

コーン

閃いた!!

やっぱりぼくは天才

「秘技 後ろ走り!!!!」

おお~進む進む

周りのおじちゃんたちの顔がウケる。

いやでもこれ普通に辛いし後ろ見るのしんどいしずっとは無理だわ

え~

ダメもとで歩いてみるか

おお~

歩けた

何とか歩けた

大股高ピッチで歩いていく

前日佳乃に

「歩く人続出らしいけど、戦略的歩きなら意外とありかもね」

なーーんて冗談を言ったことを思い出して笑う





ちょいちょいつりながらもなんとかゴール

榛名湖に関しては、出し切ったと言える。




めっちゃ楽しかった!!!!

普段見れない美結さん節、炸裂

歩貴さんに負けたん悔しい…

最初輪行で行こうとしてたのマジでバカだったなと思う。
運転等々等々等々本当にありがとうございました!!!

九十九里も楽しみじゃあ〜〜〜


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ここまで読んでくれた素敵な人たちのために
少しは生産性のあること書きますか

ブログは日記じゃないですもんね
思ったことをつらつらと書いたらそれはそれで何かしらの参考になるかもしれないけど
限度ってもんがありますよね


私がみなさんに言いたいのは

「榛名湖トライアスロンめっっっちゃオススメ!!」

マジで綺麗!

大自然を駆け巡る感覚!

(ゲンブの人興味あったらslackの#榛名湖トライアスロン から写真見てみてください)

「私は今、この地球に生命を授かり、
空気をいっぱいに吸い込んで生きている」

生きる、とは何か。

それをうっすらと感じられるのが
トライアスロンという競技の一番の魅力だと

トライアスロン歴1年にも満たないペーペーは主観的に申しております。

死に物狂いで競い合いたいなら別ですが、
こんな風に自然を感じたい人にはめちゃオススメです

500300200円券も参加賞でついてきて、

温泉入って!

アイス食べて!!

(要項他一式を郵便ポストに放置したぼくに、金券分け与えてくださった神様方本当にありがとうございましたぼくは素敵な人間で溢れたこのホシに生まれたことを誇りに思います)

お風呂上がりの
「汚」がアタマのてっぺんから浄化されたようなあの感覚、気持ちよさ
一生忘れないと思います




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Q1.強くなる

って、なんなんだろう。



絶対的な練習量をベースに、
All Outしつつもどこかで競技そのものを体で感じ取れる
楽しめる強さ

予測不能な事態に落ち着いて対応できる
日々の心がけ

身体を壊して壊して壊して、
そこからの圧倒的回復を図る
人間の潜在能力を極限まで引き出す能力

トライアスロンが全てではない人生において
自分を律し
勉学その他諸々と両立できる強さ

できるかな
から
努力を重ね
成功体験を得られる強さ






-20194月、大井陸上競技場-

男子3支部800m 予選7

2:11.73

ぼくは弱かった。

この2年間何をしていた?

とうとう中学時代の自分に勝てないまま高校陸上人生を終えることとなった

多少ケガはあったものの、
2年間、入部以来休むことなく練習を重ねた

そして、伸びなかった

練習相手がいないこと、
運営の仕事が多すぎること、
そもそも走るのが好きではないこと

さまざまな理由を探しては
「負の気持ち」
で練習していた

「休んでない。ある程度追い込んでる。伸びるだろ。」

伸びない。

ぼくは自分を騙しながら、
弱くなる練習をしていた







-202011月、渡良瀬遊水地、鳥肌。-

入部して1ヶ月
この競技、真剣にやってみてもいいかもしれない

諦めかけていたけど、
「強く」なれるかもしれない。

見たことの無い景色が見たい。

帰りの車で、ぼくは自分に覚悟があるかどうかをひたすら問い続けていた






-2021711日、レース後-

Q2.ぼくは、少しは強くなったのだろうか。


またあの日々を繰り返していないか?

実力は上がった。
身体も強くなった。
精神状態もまあ悪くない。

でもまったくしっくり来ない。

レース中、まるで「練習」しているみたいだった。

対して。

周りは強くなっている。
佳乃も、咲季も、駿亮も、そして蓮さんも。
皆それぞれが立てた目標に向け日々尽力していた。
皆の強さが眩しかった。
刺激になった。
「ぼくも」
そう思った。

思っただけ?
目標立ててた?
ちゃんと向かい合った?

「いつの」インカレに出たいとは言わなかった、逃げ。
ミドルライドばかりして、
理論はガン無視、
「調子のいい日は頑張る」
そんなスタンスでもはや趣味サイクリストだった。
全然、向かい合ってない。

そりゃ感動もないわ。
なにか込み上げてくるはずもない。

関カレから2週間経ち、
ようやくなぜ無感動だったのかわかってきた。
なんでみんなの目を見て「おめでとう」と言えなかったのかよくわかった。

黒さが滲み出そうだった。
綺麗で澄んだ水を濁さないようにするのに終始必死だった。。



A2.なってない。全然。少なくとも精神的には。


A1.わからない。

ただ、「タイムを伸ばす⇒強くなる」

というわけではない。

心が濁ってて達成できるものでもない。





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-712日、ペデ下-

3人前の言葉を聞く。

初めて、涙が出そうになった。

真剣だったこともあった。

感情は嘘をつかない。

ぼくなりに、真摯に「部の一員」
になってた報酬だった。








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-718日、榛名湖-

レース後、女子表彰式。

おめでとう1割、いいなあ~9割。

でもさ
よく考えたら

望んでもないのに
生物学的には「女」という性別で生まれて
その上で敢えてトライアスロンやってる

その時点で表彰に値するよな~

と思った。

一緒だったらそれはそれでおかしいんよ。




てか

年齢層高いな。
みんなお金余ってそうだな。

たまたま筑波大学OBの方にお声かけ頂いた。

「学生でトライアスロンやるなんて、凄いねえ~、私の時だったらとても……

恥ずかしさに似た感情。

学生のくせして、
バスケでもなく、野球でもなく、
わざわざ金銭的に背伸びして
トライアスロンやってる。

でもね

好きだからよいんよ。

こんな変態(褒め)にいっぱい出会えるサークルもないし。

これからも、身の丈ギリギリでトライアスロンやっていこう。


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これからの話。

精神論は、辛いです。
強くなるってなんなんだろう。

来年はわかりやすく、シンプルに

「インカレ出場」

以上をもちまして、
私篠原奎梧の目標宣言とさせて頂きます。



お付き合いありがとうございました。