筑波大学トライアスロン部ログ!
筑波大学体育会トライアスロン部のブログです。 部の活動・大会報告、練習の様子を紹介します!
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んーーーーーー
2025/10/26
IRONMANブログ・コナ編④(補足情報といろいろ)
ハワイ語表記なのがうれしい
おわり
2025年10月 柴田葵
IRONMANブログ・コナ編③(レース後)
レース中に考えていたのは、このままロングに出続けてもつまらなくなるだろうということだ。運も実力のうちと言うが、私は運と、その運を嗅ぎ分ける能力だけでここまで来てしまった。
確かにこの年代でロングに出るのは珍しさの点では素晴らしいことだが、実力が伴わないとその先がない。コナが終わったら国内ロングに出ようと思っていたけど、その前にショートで競技力をつけるべきだと思った。
だから今のエイジカテゴリーではなく、一つ上のカテゴリーになったら、即ちあと3年経ったら、またロングに出ようと今は考えている。それまでにスタンダードを2時間半でコンスタントにこなせる力をつけるつもりだ。
もう一つこの期間で感じたのは、アイアンマンのブランドを守り続けている主催者のすごさだ。土地や文化の差はあるにせよ、この大会を作っている人たちの能力ははかりしれない。
日本のどの大会とも違うブランディングの上手さがあった。
これほど作り込めたらどんなに面白いだろうと思ってしまった。
他にも協賛各社によるレース以外のイベントが多数あり、また街のカフェテリアがメーカーのブースになっていて、期間中ずっと賑わっていた。
完全にアイアンマンの街になっていた。
そして何より偉大なのは、大会に関わるすべての人が、ボランティアの人も、応援に来た人も、本当の意味で、この場所にいることに誇りを持っていたことである。
日本で大会運営を見ていると、もちろんやりがいはあるのだけれど、やや内向きな方向で、きついことをしている私たちがすごいみたいな雰囲気が時々あるから、もっと素直に純粋に、大会がここで開かれていることの意味を受け入れているのが羨ましかった。
大会を作る面白さって日本では感じにくいのかなと思えてしまって、なんだか切なかった。
選手としてもこの場所に帰ってきたいけれど、オーガナイザーの一員になってみたいとも思った。
なぜトライアスロンが、アイアンマンレースが、これほどに人を惹きつけるのか、ようやく理解した日だった。
Hoʻoikaika
これは今年2025年のWorld Championshipのテーマとして掲げられていた言葉だ。ハワイ語で忍耐力・強さという意味である。(大会での英訳はresilience)
確かにアイアンマンレースを完走するのに欠かせない要素だと思う。でも、私にあるのはなんだかくねくねしたような、掴みどころのない忍耐力だけで、硬質な強さはない。
この強さというものを得たら、きっとトライアスロンを違う感覚で捉えられるのかなと思う。近い将来、そうなりたい。
隣の家のおじさんがレース前にくれた花"pikake"
力を呼ぶ香りらしい
続く(次回で終わります。)
2025/10/25
IRONMANブログ・コナ編②(レース当日)
レース当日、天気予報は曇り時々晴れ。トランジでバイクの空気圧を確認し、ボトルとサイコンもセットする。夜に雨が降ったのか、バイクは濡れていた。
その後スタートまではウェーブ順に整列しっぱなし。最後から2番目のウェーブだから結構待った。
直前のウェーブがスタート位置につくと、私たちも海に入る。このウェーブはF25-29のゴールドのキャップとF18-24のバイオレットのキャップが一緒にスタートするのだが、圧倒的にゴールドが多い。
しばらくフローティングしたのちスタート。行きはブイが見づらいと思っていたが、うねりが強かったらしい。帰りは後ろから追いついてきた最終ウェーブの緑キャップにつかせてもらい快適だった。
追いついてきた人についていけるって、海のコンディションのせいなのか、自分に余裕があったのか、ちょっと不思議。スイム中はずっと曇りだった。
バイクに入ると、徐々に晴れてきて日差しがかなりきつくて、エイドで冷たい水をかけてもらうのが気持ちよかった。
さて、問題は暑さよりも風だった。
折り返しであるhawi周辺は風力発電所があるような場所で、正直どうにもならなかった。行きは登りだから、帰りは何とかなるだろうと思ったが、帰りも風で全くスピードが乗らない。
このままだと時間がかかりすぎるなと思いつつ、だらだら踏んでいた。
そういえばceepoの田中さんが、コナに出るなら絶対にTTバイクがよいと言っていたことを思い出した。空力性能のよいバイクでないと相当苦労する。私の場合は、そもそもパワーがないのが問題なのだが。
想定より50分以上かけてバイクを終え、ランスタートする頃には日が傾き始めていた。自分のカテゴリーのスタートは最初のウェーブから1時間以上遅いから、なおさら人が少ない。
ランコースに入ってすぐにトイレをすませ、あとはペースも見ずに走っていた。ハーフポイントまでは特に何もなく、23〜30kmのエナジーラボ方面は真っ暗で、周囲の選手はもれなく歩いていた。ここを過ぎるのは本当に長かった。
ちなみに30kmを過ぎたらコーラを飲もうと決めていたのだが、飲んでみたらぼーっとしていた頭の中が格段にクリアになって、ちょっと感動的だった。
今まではエイドにコーラがあっても、普段飲むことがないからレース中も飲まずにいたのである。
その後はエイドをたどる感覚で走っていたら会場近くまで来ていた。
最後の1マイルはなんだか楽しくて、この頃にフィニッシュするような人はみんな歩いていたから、どんどん抜かした。
時間はすでに23時を過ぎてマジックアワーに入り、大勢がフィニッシュエリアに集まり始めていた。
ウェーブが早かったらこれより先にフィニッシュしていただろうと思うと、遅くなったことも肯定してしまうから良くない。
そして、この時間からはプロカテゴリーの優勝者も待っていてくれる。
でも誰が勝ったのか知らなかったから、フィニッシュゲートでソルヴァイに迎えられたことにすぐには気づかなかった。(ソルヴァイはノルウェーの26歳。今年がアイアンマンデビューで、比較的長身の選手。)
あの雰囲気に興奮はしたけど、自分の中で何かを得た感覚はなかった。
むしろ、最後にこれだけ走れるならもっと早くからランでペースあげれたのかなとか、やっぱりレース中のスイッチの入れ方が分からないんだよなとか、ジョグのような感覚でこの距離をこなしてしまう自分がもったいないと思えてしまった。
フィニッシャーの証
続く