2023/12/24

宣戦布告!

 

お疲れ様です。物理B3の小林です。

 

数カ月前の目標に建てた目標の一つは英語でコミュニケーションでした。目標に近づこうとするとき、方法論を探すというか、まずはあれこれ手伸ばしちゃうんですよね(飽き性,三日坊主とか言いますね)。景気づけに、今年度入部した留学生のKaiさんとスタバに行ったり、洋画見たりしてモチベーションあげてスタードダッシュしたんですけど続かないものですね。いままさに崩れゆく土台だとしても、高校時代築き上げたかつての強固な土台、上に立てると思っていたのですが……。結局単語帳から始めました。単語、そしてReadingをまず征服していく戦略にシフト(中高デジャヴ!!)して、一日50単語見て、飽きかけていますが復習もしながら400単語目に到達。この方法を義務奨励されていた高校での教育は肌に合っていたようです。だから、最良の方法は前から知っていて、苦しいからイヤイヤしてただけなんですよね悲しい。

 でも、(かっこよく言うと)方法論の探究はその過程で副産物を生みました。そう、洋画です。中でも笑える系の、計算された雑さにツボを刺激されました。『イエスマン』と『インターステラー』(これはシリアス)を憶えています。

 

beyondに移ります。

 

マラソンの方法論は、つくまらの部ログであげたように、運動時間と速度の塩梅だ。つくまらではサブ34’15/kmを目標にしていたが、beyondの目標はサブエガ⇔4’00/km。小林のつくまら後、beyond前を振り返る。

 

11/27-12/3 11.3km

つくまら後。疲労の程度も良くて、一週間は休むと決めていたから良い週。

笠間の石切山脈行くのに道祖神越えたあほ。

12/4-12/10 61.6km

復活祭。この週コンスタントにやれるととても強い。

12/11-12/17 36.7km

雨や予定であまり走らなかった。特に週末心動かせず甘えてしまった。

みなとみらい-生麦10km行進で脚ピキの徴候。スニーカーでロングウォークはダメ??

12/18-12/24 37.9km

脚ピキ徴候を感じて前半ストップ。先週末と合わせて走ってない日が続いた。

忘年会翌日にペース走して耐えたの偉い。

 

メイン練

12/4明るい未来の光(荒川沖駅)jog 21.5km

12/7つくば駅4往復 18.7km 4’00/kmペース走(失速)

12/13万博記念公園駅イルミjog 16km

12/14 クロカン 12km b-up

12/23 暑熱ぐるぐる 10km 4’00/kmペース走

 

 

不安なのは、脚ピキ(去年のつくまら!)を感じて全力で安静にしてたら治った(と信じてる)けど、楽さも少なからず失われたこと。元々限界への挑戦だから、痛いハンデを負った。残り数日、ちょくちょく短めキロ4ペース走を挟んで(そもそも慣れ得るか危ういが)ペースに慣れることを祈る。

 

ペーサーかつ肉壁が最初から最後までいてくれるという有難い特別なレースのため、目標のレース展開は単純且つ最強で、42.195kmペース走!無難に最高の結果を得る。

 

 

表題回収

 

布告するためには宣戦される相手が必要だが、beyondには彼がいる。つくとらから他には渡邊涼太(B3)と青木ななみ(B2)が出場する。

渡邊は同期で同学類(来年度にはより大きなが追加されるかもしれない……)。容姿端麗で叡智聡明()。圧倒的ランナーで、3000mもハーフマラソンも小林が大差で負けている。そんな彼が同じタイムで申し込んだ!(beyond5分刻みの目標タイム毎に集団スタートするので、垂れない限り最初から最後まで同じ集団にいる)

サブエガ達成が1st目標だけど、折角なら渡邊に勝ちたい。人生のパスワードがあるならそれは、イエスではなく全てを手に入れるだ。もし途中で飛び出されるとしても最後には抜き返したいし、最後競り合うなら制したい(短距離力は同程度だと思ってる)。起こり得ることは起こる。マーフィーの法則は、最初に飛び出した方が負ける。

 改めて宣戦布告。お互い目標達成した上で、勝負は制する。死の行進にならないように意気込もう。冷たい太陽の下でも精神論で燃えるんだ。

 

 車,応援,etc.として年末にも関わらず数人のつくとら’sが駆けつけてくれます。感謝。最初は玉井(B3)が車出しして3人を送ってくれる予定だったのですが、ひょんなことから応援人数が増えてくれました。見所作らなきゃね!!

 

おまけ:ひょんなこと

 全体MTG室内の話題は、時間の矢に従って雑談へと緩和する。

ベートーヴェンの演奏会かbeyond応援か決めかねる二人に「応援来てほしい??」と尋ねられ、来てくれるなら嬉しいなどと毒でも薬でもないことを言う。演奏会よりも感動を受け取ってもらえるのか??という逡巡に依るものだった。次に二人は後輩に尋ねる。「来てくれるんですか!?」という歓声と眩しいばかりの笑顔が降誕した。それらは可能性の束を収束させるに十分だった。彼らは行かねばなるまい。なぜなら権利があるのだから。皆が幸福であるような事態を手繰り寄せ、総体である世界に一撃を加えんとする彼女はまさに応援したいひとだった。

 

 

那覇マラソン組にパスしたはずのバトンですが、自己回収してしまいました。次は受け取り願いますまる

2023/12/02

つくまら初出場!written by 小林(B3)

 

Part0 プロローグ


2021/11/27 松戸河川敷3’35’58

2023/4/16 霞ケ浦マラソン 3’13’43

いままでのフルマラソンの成績。高校生には淡い憧れはあったけど、完走できるだなんて思わなかった。大学で、トライアスロン部でエンデュランススポーツを楽しんで、憧れは目標に昇華した。小さな大会ではあったけれど、コロナ禍でも開催してくれた松戸で完走は目標ではなくなった。最初の場所はサブ3.5にあったから、次の目標はサブ3に定めた。朧気ながら浮かんできた数字だけどキリがいいし、手を伸ばせば届くと思った。2022年のつくばマラソンは張り切って、走行距離を一気に増やしたのかシューズが合わなかったのか、練習の段階で怪我してしまったため出場しなかった。東北(大学)スイム合宿,東北(地方)バイク旅,霞ケ浦マラソンと、ラン一辺倒にならないで怪我無く臨めた今年4月の霞ケ浦マラソンは早い段階で飛び出してしまい、戦略の甘さを補えるだけの自力はなくて30kmの壁に阻まれた。迎える一年越しのつくばマラソン。

 

Part1 準備

 

無理に走行距離を上げると怪我します(体験談)。そもそも満足に出場できないのでは論外だから長時間走るような慣れない練習はあまりたくさんは入れたくない。今までの「練習ができるだけの身体を作るための練習」でできる範囲に留めます。

サブ3計画の要はレースペース感覚と距離踏みジョグ。メイン練は21km4’15/km(サブ3ペース)ペース走を2回、30km程度のジョグを2回、9月から11月中旬のどこかで踏めればというものでした。

実際には雨で()2つは潰してしまって1つは別日にずらしました。

21kmペース走10/4()10/5()

21kmペース走10/29()→中止

30km土浦花火ジョグ11/4()

25km「明るい未来の光」ジョグ11/10()→中止

 

1.     ペース感覚

サブ3まわりにはたくさんランナーがいるはずだけど、レースペースを感覚で覚えておけば自分が入るべき集団を時計と自分との2つで漁れるし、入った集団が最後まで刻んでくれる保証はないので自分の感覚は大事にするべき。実際、10/5の回では速めなペースに乗っていて後半垂れたので、完全に自力でサブ3するなら神がかったペース調整力が必要だと痛感しました。悔しい。10/29ではそれも踏まえて最初ゆっくり目に入って走ってみようと思っていたけど雨で流れてしまった。気持ちを集中させて向けないとしっかり21km走ることは難しいので、別日に行うことはないまま、代わりに10kmくらいの距離を4’10-4’20で何回か走ることにしました。バイク練後にしてみたりして疲労度を再現してみたつもりで、そこではしっかり耐えることができて自信になりました。

ところで、ペース走をするときには信号無しのコースがほしいので1.15kmの周回コースを見つけて18周するのだけれど、一人でやるには気が重いです。せっかく部活に所属しているので掲示板で募集したら、大集合の予兆があったけれど、2回とも雨で流れてしまったのは残念でした。今度またやりましょう。

 

2.     距離踏み

 長時間走っていると例えゆっくりでも心拍とは関係なく脚が疲れます。慣れることはないと思うけど覚えておくことには意味があると思って、マラソンの感覚の思い出し3時間ジョグ。娯楽というか、ちょっとしたお出かけ要素があるので楽しいです。ちょうど土浦で花火が上がる日があったので、合わせました。晴れました。土浦の花火師は晴れ男。一人で見るのも切ないのでおなじくつくまらに出るごんさん(B4)も一緒です。花火をただの炎色反応じゃんとかいう理系への偏見みたいなの嫌い、素粒子の集合体の相互作用をどう認識するかに人間の情緒が表れるんじゃん、みたいなこと言ってたら花火もフィナーレです。とても綺麗でした。

「明るい未来の光」はtwitterで見つけた荒川沖駅のイルミネーションの売り文句です。浴びてみたかったのですが、雨が降ってしまい中止になりました。代わりに、別日につくば駅を3往復(13km)して現代の光を浴びていたらせなむり(B2)に何回か遭遇しました。40kmLSDしていたそうです。彼もつくまらに出ます。すげえ。

 

 

 あとつくまらに出るつくとら’sとは、めい(B3)とコスモスを見に走りました。大きな道路の脇に集落のようなところに通じる道があって、ちょうど光の差し込む方向にコスモス畑があって綺麗でした。

 他にも主将(B3)が誕生日に召集したり、しんめい(B2)が集めた上級生パックに乗ったり、多くのひととRT外でジョグできて楽しい時間でした。なんやかんや週走行距離は伸びていき、マラソン一か月前くらいの去年との比較では

2022

9/20-26 70km,9/27-10/3 55km,10/4-10 71km,10/11-17 50km,10/18-24 46km 以降怪我

2023

10/24-30 68km,10/31-11/6 70km,11/7-13 57km,11/14-20 39km,11/21-27 49km(42.195km)

あんま変わんなかったです。強くなったんでしょうか。それか週末に大きいのドカン、よりかは10kmジョグこまめに、だったのがよかったんでしょうか。

 

Part2 レース

 

レース当日は7:30集合で陣地取り。8:00くらいからOBOGさんたちがぞろぞろ来始めました。知らない人も多かったのでなんとなく現部のほうに寄って行ってしまいましたが、B4の先輩は交流していて、折角だしもうちょっと話し掛けてもよかったのかなあと思いました。それはそれで、安心できるひとたちと話してリラックスできてよかったですが。

 

集合時間時点では気温6,小雨というコンディションだったので服装選択は大事でした。トライスーツを諦め、つくとらの白Tにまともな半ズボン,そしてカーフマンで手に入れたアームカバーを装着して、数人に見送りしてもらい(手厚い)、直前まで上下ジャージを羽織ってました。ちなみに半ズボンのポケットにはMag On4袋詰めました。ありがとう岡田先生。

 

Cブロックに割り振られた私ですが、第一ウェーブ(A,B,Cブロック)後方だったのでスタートの合図がなっても10-20秒は歩いていました。緊張感無あ()

1.     0-10km

 最初は当たり前にひとがいっぱいいて上手く走れません。加えて動いてないので寒いので、最初の戦略は端っこに行かないで風避け,保温に努めること。でも真ん中に行って身動き取れなくなるのも嫌だから完全に端にはならないようにやや右端を維持して温りました。実際、位置によって体感の寒さ結構変わりました。1kmも経ってないけど大ループの坂を超えたあたりでは普通に走れるようになりました。でもまだ色んな目標ペースのひとが混ざっていると思うので気持ち抑えつつ層の分離を待つ時間です。我慢して自分のペースを維持します。ちなみに坂頂上からの人の群れ、圧巻でした。光電子増倍管という電子を10^5-10^6倍に増幅する機械の目があるのですが、自分も増幅する電子のひとつになった気分でした。全体とは独立して意思を持っているのに、意思ごと呑み込まれてお祭り全体の一部にされてしまっている感じが良い。さて2km目くらいで大学の北限一の矢エリアを通過します。このあたりからまわりの集団へのチューニングを始めました。良さそうなペースだと思って集団に入ってペースを作ってもらう作戦です。給水で乱れたりしましたが、結局10kmくらいまでには安定したペースに入れました。

 

2.     10-30km

 良い集団に入って、端っこにならないことだけ気を付けて淡々と走ってました。多分前後も同じペースで走ってて、4’10/kmで移動する集団が密疎密疎……みたいな感じで連綿と続いていたんだと思います。5km毎にMag Onを半分ずつ飲んで給水は毎回取って、先頭と端にはなるべく行かない……、体力保管に努めました。北部工業団地を通過して21kmも通過。このままのペースでいけばサブ3達成できる。無事スタートラインまで運ぶことができました。霞ケ浦はこのあたりからペース上げてブリッジしまくって死んだので、ハーフを過ぎても何とも思わなかったです。30km弱からちょっと余裕を感じ出して、上げたくなってきたのですが我慢我慢と言い聞かせて、ブリッジは最小限に留めました。

3.     30-40km

30kmを過ぎても足も呼吸も健在でした。壁は通過を見逃してくれたようです。舞台は研究学園に移り、テンションも都市度も上がります。かっつんさん(B4),大城(B3),金田さん(B4)を無事?見つけ、つくとらの応援も聞けました。自分のペースはあんまり変わらなかったけどペースダウンする人がちらほら出てきて、集団も10人規模のものが前後にあったのが瓦解して2,3人規模になっていた気がします。一応我慢して、陸橋を登り終えた35km地点で、勝ちを確信して、下りの勢いそのままに仕掛けました。3’50-45/kmまで上げたら完全に抜かす側になってとっても楽しくて笑ってました。大学に帰ってきたあたりでカメラマンを侍らせたハリー杉山さんも抜きました。

4.     40-42.195km

相変わらず抜く側でしたがペースダウン。壁は平行移動して40km地点で待っていてくれました。でも2kmじゃ止まりません。周りも同じ気持ちなのか速かったですが、最後まで勝負できてる事実がとっても嬉しかった!総合研究棟あたりでさきさん(B4),かのさん(B4)がいて、最後の坂の前にはしんめい(B2)が応援してくれました。行きで自分のこと電子みたい~とか思ってた場所です。もう、そびえ立ってました。きつい。抜かす側から抜かれる側になってるな~って感じましたが、既にキロ7,8くらいでもサブ3は行ける距離。ダメ押しとばかりにしっかり走り切れました。タイムは2’54’07。遂にしんめいに勝てる種目が見つかりました。

 

 

寒い中、応援&労い&……ありがとうございました。結果も出て、とっても楽しい回でした。12/3()の那覇マラソン組にパスします。