2023/02/18

部ログこんにちはとカーフマンレースレポとその前後

こんにちは。


初めてブログを書きます。体専(レアキャラ?)3年の金田です。

描き始めたらダラダラと長文になってしまいました。初めての部ログです。


このブログをどんな人が読んでいるかわかりませんが、

「お前誰やねん」という反応が聞こえそうなので軽く自己紹介をばっ!

(以後書きやすさの関係で文体がバラバラですが悪しからずご了承ください。)


体育専門学群3年所属の金田遼祐です。

つくトラには今年度の7月ごろ?に入部しました。

これまでの競技歴としては中学・高校・大学(〜2年生夏前)の7年と少し陸上競技長距離・駅伝をやってきました。(小学校は少年野球5年間。)

競技志向が強く、全中・インターハイ・都大路・箱根駅伝を目指すいわゆるガチ勢ですかね。


そんなこともあり高校・大学はスポーツが大きな選択基準でした。(一応いずれも一般受験ですが。)

大学に入ってからは1年生で箱根予選会メンバー入りしたもの、その後怪我が頻発し精神的に絶望して2年生の夏前にやめました。

現在つくトラ1バイクを愛しバイクに貢いでいる自負がありますが、バイク歴は浅く大学に入ってから興味を持ち、2年生の終わり頃から本格的に乗り始めました。

つくトラ入部当初はトライアスロン頑張ろうと思っていましたが、典型的な長距離選手体型(上半身ペラペラ)で人並みには泳げるものの競技で勝てるレベルではないと判断し、スイムにコストを割くのではなく得意の蘭と好きなバイクを磨いてデュアスロン頑張ろうと決心した次第です。


ということで夏終わりから(別件のツール・ド・おきなわとその先の)カーフマンを見据えてトレーニングを積んできました。

目標は「学生選手権優勝」。過去のリザルトを見るに「割といけるのでは」と思っていたところに周りの人から「優勝行けるんじゃね?」と焚き付けてもらい「初出場初優勝じゃい」と啖呵を切りました。


さてここからレースレポ。


<〜会場入り>

当日はトイレで数回起きあまり眠れず。ただ寝起きは良く餅4個を食べる。

会場に着くまでにパンと水分を入れた。


会場到着。少し肌寒いけど九時前と考えると暖かい!!!よき。

身体のコンディションはよく、自信に満ち満ちていた。

ブリッククロカンやバイト後の夜ジョグなどの練習量・練習結果や各種パフォーマンス数値とHRV・ストレス尺度などの定量的な評価に裏付けされた「俺はここにいるどの学生の誰よりも強い」という自信。

バイクコースの試走に行き、脚の調子の良さを感じつつ、コーナー・折り返し・段差などを確認。

会場で諸々の準備をしつつオープンの応援へ。

目の前でレースが展開され、レース独特の盛り上がりに高揚感が高まる。

でも少し眠い。(これは自分的良コンディションの証で勝ちパターンなのでヨシ)

ゼリー飲料補給


<アップ>

レース1時間半前に2km弱のゆっくりジョグで一次アップ。

身体を起こしほぐすためとオープン観戦で少し足がむくみその解消目的で。

両足の後脛骨筋にピキっと違和感があった。

ゼリー飲料補給


1時間前から二次のメインアップ開始。

一次よりも足は軽く違和感もおさまる。

3年ぶりの大きなレースに少し緊張しつつ集中と高揚感がいいバランスで整う。

このワクワク感、陸上でベストパフォーマンスを出せた時と同じだ!


<1stラン>

上手くスタートでき最初から先頭集団に位置できた。

トライアスロン系のレースは初めてで誰が速いのかはわからない。

でもゼッケンナンバーと雰囲気で「この人速いんだろうな〜」とか思いながら後ろにつく。

1stランは3'10のペース走だった。クロカンで~3'10のビルドをやりまっくったおかげか奥側の折り返し後の芝も難なくクリア。

↑先頭集団に隠れる


周りの人が首筋に汗をかいている・息が上がっているのに対して、

少し苦しいけど楽に???走れた。

ここは陸上長距離出身の強みが出たと思う。


タイム:15'53 1stランラップ:7位 スプリット:7位


<1stトランジ>

目の前にいた審判の人にガン見されて笑いそうだった笑

まず何よりもヘルメットをかぶってから。

初めての割にはそこそこ速くできたのでは?

なお、飛び乗り△


<バイク>

まーーーーーじで楽しかった。やっぱりバイクは好き。

↑この顔である


体型は完全にクライマーで軽量オールラウンダーフレームにミドルハイトホイールという身体も機材も上り特効。

だけど平坦の高速巡航の方がなんか…こう…スピード感しかなくてすき。

ちなみに今回の結果で軽量フレームでも平坦走れることが証明されました(N=1 )。

エアロフレームの皆様頑張りましょう。と煽っておきます。

今年はPropel Ad SLフレームを買ってそちら側に行きますので。


1周目はとりあえず前に追いついて集団形成。スムーズに先頭交代し、

試走で確認したコーナーと折り返しは攻めすぎずにクリア。

2,3周目に「前に2人逃げ、30秒」と知り、「こっちは10人弱の集団。終盤に追いつける。」と思っていた。

しかし、差は40秒、50秒、1分と広がっていき、しのから2人うちの1人が学生と知る。焦った。

これはまずいと思い最終周回に追いつこうと集団から先行するも、1人では厳しく追いついてきた集団に戻る。

(戻った時に「もったいない」と誰かに言われたが、「いや負けるんだぞ?」と心の中で思う。

後にそれがプロの佐藤選手と早稲田の徳山選手と知り、「そりゃ諦めるか」と理解できるもののそうは思いたくない。タイムや結果で事前の勝算が見えやすい競技だからこそ臆してはおしまいだ。???「退けば老いるぞ 臆せば死ぬぞ!叫べ‼︎我が名は…」)


最後のストレートは(トランジが不得意ということもあり)コーナーを先頭で進入して立ち上がりでアタックをかけて先行。

てなわけでバイク終了時のスプリット順位は3位で通過

足攣りはしなかったものの左ふくらはぎが5周目前半にピクつく。

うーんちょっと怖いな。2ndランへ続く。


タイム:44'35 バイクラップ:7位 スプリット:3位


<2ndトランジ>

最大のやらかし。2ndランラップトップ逃しの戦犯。

バイクをラックにかける前にヘルメットのバックルを外してしまった。ペナルティ15秒

↑ああああぁぁぁぁぁぁぁやらかし


レースの興奮と少しでも速くという焦りに初心者の慣れ不足でミスってもうた。

シューズの紐を絞めることも忘れていた。

これに関しては場数を踏むしかない。(なお次は日本選手権の模様…。)反省。


<2ndラン>

3'20後半での入り。1周目の前半で左ふくらはぎが逝きかけたが直前でリカバリーしてセーフ。カーフマンにならずに済んだ()

半周ごとに水を取り、かかとから接地して休めながらのラップならいいかな。

2周目、学生1位を走っていた早稲田・徳山選手が足攣り?で立ち止まっている横をパス。

棚ぼた的に学生1位にジャンプアップ。

3/4周目は3'10台で押すも先頭の佐藤選手との差は埋まらず。ただ後ろとの差は開いているので安心。

4種目終わり、「61番!!!」という声が聞こえ振り返るとペナルティ表示?に「61」の番号が。

2ndランに入る時にペナルティ確認しないとなと思っていたが、半周走って頭からすっぽ抜けてた。3歩で忘れるチキンかな?

危ない危ない。これを無視してゴールするとタイム追加ではなくDQになると競技説明の時に言ってたのを覚えていた。(ペナルティ確認忘れてたのに)

ペナルティゾーンを通り過ぎてたからちょっと戻ってピットイン。しっかりペナルティを受けながら、学生2位に抜かされているのを確認。ロックオン。

視点を変えると1番きついところで20秒弱止まれたことで心拍が170bpm前後から140bpm前後まで下がり脚も休められた。リスタート後の動きも切り替えられて怪我の功名?

↑2ndランフォーム芸術点トップやろ。きつい中で圧倒的に上体のブレと腰の沈みがない自信ある。


ペナルティ終わったら残り1kmちょっとでただひたすらに追いかけて、ラスト半周で捉え折り返しで離した。

ラスト200mすぎに駿の「後ろ来てますよー!!」の声に反応し、ふくらはぎはこの頃には回復(?)していたので躊躇なくギアチェンジ。

結局後ろと5秒差でゴール。多分最終ラップは3分切ってた。(感覚的に)

最後は優勝する気満々だったので出走前に決めていた「筑波」アピールのポーズで

なおとさん、最後ハイタッチできなくてごめんなさい(_ _) 


タイム:16'28 2ndランラップ:2位 スプリット:エリート2位/学生『優勝』



<終えて…>

勝った。勝てた。ただただ嬉しかった。

ツール・ド・おきなわの練習からかれこれ約半年の努力が一つの形になった瞬間だった。

過去の挫折を鑑みて、「楽しむ」ことを全ての前提に勝つために頑張ってきた。

エンデュランス競技は「努力」という入力値が「才能・センス」という係数にかけられて「実力」という切片を加えて一次関数的に「パフォーマンス」として出力される気がして、努力が割と素直に報われてくれるからこそ好きで頑張れる。

問題なのはその努力の方向性が間違っていればパフォーマンスは上がっていかない。

今回はやってきた努力とその方向性が妥当であったと結果が示してくれた気する。


この成功体験は人生にとって大きな経験となり、日本選手権・U-23世界選手権の出場への一歩が人生のターニンングポイントになり得るかもしれない。

反省はある。でもそれは伸び代と同義で改善していけばいい。

これからはサイクリング部の部員としてインカレロード路線に向けて頑張りたい。

その後は年末のデュアスロン日本選手権で結果を残せるように頑張ります。

(そのためにも卒論も頑張らないと)


サポート・応援ありがとうございました。

良い結果が残せて本当に良かったです。


つくトラ3年 金田













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