2022/06/22

関カレに向けて.

さて。こんにちは。かのです。

読書の波が来てます。高校生の時から小説家の西加奈子さんのファンなのですが、ほんとにいつか会いたいです。ここで言っておきます。届いたらいいな()

おすすめは「サラバ!」です。数人の部員もよんでくれました!


さてさて関カレの決意表明です。

過去ばかり見ているのか、初心を思い出しているのか。さぞお見苦しいことでしょう。なのに投稿するのは、たぶん発言の責任が欲しいからです。


こんなに書いちゃって、こんどの会報はどうするつもりなんでしょうか 🤷‍♀️


<晩夏> さかのぼること8

「覚悟はある」と言った。

一つは、主将を任されるのは光栄。やってやろうという気持ち。もう一つ、それが同期の望むことなら引き受ける、という気持ち。重圧、拘束。好きなひとたちが苦しむ姿は見たくないから、だったら私が引き受けるよ、積極的に。と思った。

 

<秋> 10月 インカレ-スプリント

初めてのインカレ。

直前期、心が練習を拒否する。切り替えられず、自分の扱い方はわかっていなかった。今は準備や対策が足りてなかったなあ、って思える。

 

初めての遠征運営。

ドラ講からはじまる遠征。畳みかけるあれ確認これ確認に狼狽。たいへんだあ。

 

<春>

練習を楽しめるようになってきた。

三部練の充実感。持久系からスピード系にメニューに移り変わり、参加人数が増え、気候が春らしくなり、その雰囲気が幸せだった。

 

強化練。一週間練習漬け。動きすぎて眠かったり、食べても食べてもおなかがすいたりしていたら、感情が薄くなった。最終日、達成感と一緒に虚無感に襲われたのは覚えている。夜空の下で泣いていた。どんな言葉がこぼれたのかどうしても思い出せないが、競技で高みを目指す意味を自問していた気がする。

「一週間までなら完休しても取り戻せる」と信じて、しばらく何もしなかった。少しずつ取り戻して、運動の本能的快楽を感じるまで待った。

 

運営で頭を使うことはどうやらあまりなかったみたい。徐々に慣れていった時期かな。

 

<年度が替わって、初夏>

ランセッション。競技に対してプラスの気持ちをもてるきっかけが欲しかった。一つの正解をもらえた。いってよかった。

認定記録会。とても健やかな悔しさ。そしてそんな感情が生まれてきたことがうれしかった。どこまでも上を目指せるような気がしていた。

 

5月 スプリング

高みを目指す気持ちの地盤は緩いから、ちいさなことで崩れるんだなあ。高い目標が独り歩き。レース中の頭の中は「楽しくない」。体は動く、完走もできた。でも出し切れない。


遠征運営は、前も書いたが、どこかうまくいかない。無礼極まりないのは承知で。理想が高いのかもしれない。具体的には、ストックホイールとか、時間とか。準備不足は目立った気がする。

学連参加が多かったこの遠征、「大変だった?」と聞かれた。

口から出たのは思ってもいない「ほぼ何もしてないよ」という言葉。北方から歩いて帰りながら、もう泣いていた。自分がいちばんわからなかった。大変だったけど、甘えたくなかったし、レース楽しめなかったし、感情ぐちゃぐちゃ。誰かと比べなくてもいいんだよね。気づけなかったなあ。

 

6月 彩の国サポート

関カレの前哨戦として闘志燃ゆる仲間たちを支えたかった。すごく楽しかった。出場しないという気楽さも救いだった。支えることで幸せになれる性分なんだから、それを楽しめばよいじゃないか。 

でも、その自分の楽しみのために、期待しすぎて、理想を押し付けていた。自分の軸で生きられない自分のことが大嫌いだった。周りは、学業にも真剣で、充実しているように見えた。劣等感、孤独感、焦り。持て余す愛を注げば「自己犠牲」と指摘され、セーブすれば「自分はどこにいるの?」という不甲斐なさに襲われる。同期相手に電話口でまた泣いていた。

 

関カレは絶対に楽しみたい。出し切りたい。このままじゃだめ。間に合わせなければ。どうする? 

このころから、なりふり構わず考えてることを話すようになった。機会に恵まれ本当にいろんな人と話せた。気づきは「人を束ねることが自己実現?キャプテンってそんなもん」。脱力できたよ。

 

「楽しみ。そういう気持ちになれたことに安堵しています」

絞り出した今の気持ちを表すことば。コミュニケーションも大切なピーキングですね(現在進行形)。

 

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まっすぐに、気持ちに素直に生きていたい。好きな人たちを好きでいて、尽くしたい場所で尽くしたい。その結果、自分がつぶれてしまうことは確かに求めていないことだけど、尽くす過程を欲している。

いま、こうなりたいに素直に生きる自分を、受け入れてあげよう。

出し惜しみせず愛を注ぐことを、ゆるしてあげよう。

 

きっと、大きな波も小さな波も、再び経験していくのだろう。

沈んでいるときには、周りが見えなくなり、盛り上がるときには、恥ずかしくも全能感で満たされるのだろう。今みたいに。

制御できずに流されながら、自分に噓をついたり、見栄を張ったり、また思ってもいないことを言ってしまうこともあるだろう。

封じたいはずの「怒」や「哀」を心に育て、やりきれなくなる日。

どこまでも走り続けられるような「喜」や「楽」を愛でる日。

どちらもあるのは真剣な証拠。


競技と運営のせめぎあい。ちょっと前までそう感じていたけれど、せめぐとは争うこと。違う。

大丈夫、こう見えて競技は捨ててない。楽しんだら、出し切れたら、結果はついてくると信じる。トライアスロンが好き。

あまりにきれいな言葉ばかり並べたお陰か、受容と肯定はできた。さあ笑って関カレへ出陣。楽しみたいです。


無事に終わりますように。みんなが笑えますように。感謝忘れずに。

2022/06/21

2022年度 他己紹介!

こんにちは!

筑波にもじめじめとした季節がやってきました。それでも関カレに向けて、つくトラ一丸となって練習に励んでいます🔥

僕は理工情報生命学術院、数理物質科学研究群所属M1の岩瀬大周です。

さて今回は毎年行っているという他己紹介の回です。
僕が紹介させていただくのは、
医学類2年の玉井彪己(たまいひょうご)くんです!!
こんなかっこいい名前初めて出会いました☆
そして高身長!!好青年!!!(ひゃーうらやましい!!)


そんな玉井くんを一言で表すならば、まさに「風流才子」でしょう!(言いたいだけ)


朝泳いで、昼は人体解剖実習で心臓を切り出してみたり、夕方は走ってみたり。。。なんたって医学類の彼ですから、、、かっこよすぎます。。。
どこまでスペックを上げれば気が済むのでしょうか、、、

高校まではサッカーをやっていましたが、大学では新しいことを始めたいとのことで、トライアスロンを始めたようです。最近NEWバイクを買ってとても楽しそうにバイクに乗っている彼をみて、ほっこりした気持ちになりました笑


玉井くんのつくトラでの目標を聞いたところ、「インカレ出場(できたらいいな)との言葉をいただきました~!
ぜひ筑波大学の名を背負って頑張っていただきたいです!

それでは今回の他己紹介は終わりにしようとおもいます。
次回の他己紹介もお楽しみに!

↓日本学生スプリングトライアスロン選手権渡良瀬大会

2022/06/20

目標へと挑む自分への手向け

こんにちは。物理学類2年次の小林です。関カレの決意表明というか、いまの気持ちというか、時間があるうちに軽~くささっと書いておきたいと思いました!(学類のレポートが牙を向いてきたよ(´;ω;`)ウゥゥ)

 

 さて関カレの目標は、つくとら内一位、2時間10分、60位、言葉は変えどもインカレ出場。目標?因果関係は狂ってるしふわふわとしたレース展開しか想像できない。それでも私は行きたいって思っているみたいなんですよね。滅多にお願いしない子に珍しく強くお願いされてるんです。叶えてあげましょうね。

 

 努力はしたつもり。酷い週まじでこれだったかも。

おかげで朝にめっぽう強くなった鬼メニューを鬼メニューで返し合ってきたもんね。大丈夫。勝てるよ^^

 

 最低限の道具はそろえた。どう使っても最高な万能の道具ではなかったけれど、うまく組み合わせて使えば良い。あと一週間切りましたね。言葉が乾かないように。

 

 

 

2022/06/11

Stop clinging to your glory days, or you’ll be left behind .



ご無沙汰です!
M2になりました村瀬です。


久しぶりにブログを書きたい気分になったので出てきました!(突然)



まずは近況報告をば。

今年の関カレにエントリーしてしまいました。
出る出る詐欺じゃありません。
ちゃんと入金済みです。

学生ラストになる(であろう)那須塩原でのレースなので、やっぱり走っておきたくて。


学群1〜3年の時に出場し、4年は中止、M1はサポートで参加。
なので4回目です。

目標は「バイクは1年の自分に勝つ、ランは2年の自分に勝つ」ことです。

スイム?知りません。
3年の自分??もっと知りません。

単純にこれに負けたら悔しさが残りそう、ただそれだけです。




関カレに向けてそこそこ部活に顔出すようになり、(気持ちだけなら)全盛期に近い状態かもしれません。

今日も朝日農道で後輩にいじめてもらいました。
バイクでそこそこ気持ち良く回せたと思いきや、ブリックランで差し込みの嵐…

スイムは研究室の関係上あまり行けてませんが、スイマー勢に差を見せつけられて元スイマーを語れなくなってます。これでも12年くらい水泳やってたんだけどな。




研究は恐ろしいくらい進んでないです。
聞くな。

早く実験したい。



…とまあ最近はこんな感じで生きてます。


あ、タイトルの英文は高校時代の愛読書DUO3.0の構文の一つです。
いつまでも過去の栄光にすがってても仕方ないよね。
3年の自分と今の自分は別物なのだから。
違う結果で構わない。
ベストを尽くすだけ。




ところでそろそろ他己紹介始まりますかね??
個人的に密かにかなり楽しみにしてます。


ではOBOGの皆さん、那須塩原で会いましょう。




2022/05/29

中間報告!!🏊‍♀️🏊‍♀️


お久しぶりです、こんにちは。4年の佐藤未来です。突然ですが、この度関カレ出場を決意したので経緯と目標と現状報告と練習レポをあげさせていただきます。(5月分)



きっかけ:母に散々「今年は出ないの?」って言われてたこと。最初は「何言ってんの冗談きつすぎでしょ笑」って思ってた。だって秋のインカレ後ほとんど練習に参加してないし、まともに動いてないし最近の体力のなさと言ったら

でも次第にその言葉を言われすぎて、一回真面目に考えてみた。

・懸念事項 体力、精神力、スケジュール

・得るもの 達成感、日焼け

結論メンタル的なところで決めた。学生でいられるのは今年が最後だな〜学生レースに出られるのも最後じゃない!?出なくていいのか!?トライアスロンのレースはこの先いつでも出れるけど、学生レースって今年しか出れなくない?

渡良瀬で走るみんなは楽しそうで苦しそうでかっこよかった。半年間みんなの練習を間近で見ることはなくて、どんなに成長してるのか未知だったんだけど、秋冬の練習に耐えてきた人はやっぱり強かった。

あとはその頃アニメでどハマりしてたハイキューに触発されたかも。水泳出身あるある球技音痴の例に漏れず、球技音痴だったのでバレーボールに苦手意識しかなかったんだけど、見る分には面白かった!青春ってほんと素晴らしいよね。


課題:半年間まともに練習していない今の体をどう叩き直すか。得意パートであるスイムでさえ、得意とは言えないレベルに落ちてる。ランとバイクは怖すぎて現実を見たくないレベル。

加えてインターンを始めてしまって、1日の時間が足りない。卒論のための研究がおろそかになりがち。両立ってやっぱり難しい。




以下練習レポという軽い日記


5/24  カンカレに出ると決めてから始めて練習に参加した日。秋冬の間ずっと練習を積んでいた人はやっぱり強いなあ。久しぶりに練習に行くとみんなの進化を感じて嬉しくなる。「どんなに遅くても最後までやりきる」を目標にメニューをこなす。競技場でけっこう頑張ってキロ4.40くらい。汗。


5/25  自主的にバイクに乗る。カンカレはアップダウンがあるコース(私的には)なので、本当に苦手だけど不動にみゆさんと行った。「速いじゃん!」って褒められた。褒めて伸びるタイプなのでどんどん褒めてほしいです。


5/26  半年ぶりクロカン!本当に走りづらい。けどここでジョグとかしてたら絶対強くなるって思って心折れそうになりながら荒療治。ペース走なはずなのにキロ5でした。


5/27 外プールの朝練へ。ウェット着ればまだ得意なスイムポジを確保できるかも?って感じだった。ただ足を使うとバイクとランが確実に死ぬので、足を使わなければいけない時間をどう短くするか?が課題かな。レースで1番後ろからスタートするのもありか?


5/28  もともとバイトを入れていたけどバイクには乗りたい!1時間だけ練習参加するか!のノリで参加。1キロ4.15で走った後、(早すぎん?とか思ってた。ただただ置いてかれないように必死)トランジをゆるゆるやりすぎて安定に出遅れる。追いつこうと思って頑張ったけど結局追いつけなくて半周休憩しながら、女子パックが折り返してくるのを待機。ショートカットしてパックに乗せてもらって3周、集中は切れないけど確実に負荷はかかっているいいペースでした。時間がきて3周しかできなかったけどバイク練よいかも。暑いけど。


5/29 ドーピングスイムTT 20'28だった。(ドーピング=ウェットスーツ)しんめい君というスーパースイマー1年生が入ったんですけど、彼は元スプリンターで、なのでもしかしたら勝てるかなあなんて安易について行ったらボロボロにされました。1ヶ月間しんめい君を相手にしてスイム練頑張ろうと思います。笑







なんか去年は守るものが多くてカンカレ前ピリピリしてたんだけど、笑

今年は全然そんな気持ち1ミリもなくて、ただただ挑戦者・初心者の気持ち!だから何も怖くないし行けるところまで行ってみよう。



目標に据えた1年生の関カレのタイムは2時間4154 S21.17  B1.30.23 R50.14

結果報告はまた関カレが終わった後に部ログ書いて載せようと思います。雨降らないといいな!!!(切実)






2022/05/24

スプリング、ハズ、カム。vol.2

こんにちは。かのです。"スプリング" 振り返りです。

 

2021.5.23

初トライアスロン@阿字ヶ浦。「今トライアスロンしてるっっ......!!」楽しすぎて興奮冷めやらなくて帰りの車でも口角が下がらない始末。エンジンかかったエモーショナルな日。

 

2021.6~7

トライアスロンが、つくトラが、楽しくて仕方ない毎日。

https://tsukuba-triathlon.blogspot.com/2021/07/blog-post.html

関カレ。https://tsukuba-triathlon.blogspot.com/2021/07/blog-post_16.html

 

それからはいろいろあったが略。再び "春" がやってきた。シーズンの幕開けである。ラストチャンスだとおもってやってきた。

 

2022.5月某日

小島氏から「母性あるよネ。」@ジュエル。へえ。高校でもよく指摘された。私にはつくトラというホームを守る責任があるように感じる。良いのか悪いのかわからない、脆いということ。けれど全部を受容したい。肯定したい。

 

2022.5.3 認定記録会

swim: 5:34.74 力みすぎ。

run: 11:57.33 目標達成。

どんなバックグラウンドがあろうと、負けるのは純粋に悔しい。珍しく思えた日だった。この日は心身のコンディションがバッチリだったのだ。

 

2022.5月某日2

夢の中で同期に怒られた。夢から覚めたらスイム練終わってた。こういう感じが続いていた。なさけないいぃ。供養。

 

2022.5.22 渡良瀬スプリング

「醒めて起て~」は幹部代みんなで。そんな主将を半年やってきた。変わるか変わらないかは自分次第か。

 

レースレポ、は後述。総括は「及第点」。

 

「何か言ってほしいことはある?」

ありがたい提案には「笑わせて」とオーダーした。楽しいレースがしたい。あの一年前の高揚を味わいたい。何度も聞こえた。笑えただろうか。及第点のレースにはそれなりの下積みがあるだろうに、地味だが着実な成長を満足に喜べないのは、もっと頑張れたはずの架空の自分と比較しているからだろうか。そうでない過去をもって今ここに存在するのに。

 

ODは体力が」といっていたさきから数日後、「がんばる」という一言とスプリングエントリー完了画面が送られてきた。そのあとを追って焦ってエントリーしたのは笑い話。

一緒に出られるだけで心強かった。追いかけて、やっぱり頑張れた。純粋にうれしいし幸せである。関カレではもっとたくさん身近なライバルが出場しそうなのもうれしい。

 

競技者としての自覚。遠征をカタチにするだけでも、優しさだけでも、足りない。指揮する立場にいながらほとんど指示はしなかったことが悪いことだとは思っていない。そういうやりかたもある。問題は中身なのだと思う。全部正しいとも、間違っているとも思いたくない。そして私はきっと流されやすい。

「こうしたい」はある。多分大きすぎるくらいに。伝えることが難しいのかな。どうすれば納得できるカタチに近づけるのか、わからない。肯定も受容もまだできていない。何をどう整えれば、あのときみたいに純粋にトライアスロン"も"満喫できて楽しいのだろうか。一辺倒では嫌だ。すべてが疑問形。みんなの目にはどう映っただろう。ただ、これを抱きながら生きているのがデフォルトであり、非日常が明瞭にしただけ。気づきに感謝。

 

みんなが楽しかったって言っているのはやはりすごく安心した。初レース、初観戦、初学連、初OD。新たな顔ぶれと、いつも通りの心強い先輩たちと、塗り替えられ塗り重なり鮮明になるつくトラの輪郭。ほぼ毎日一緒に頑張る仲間たちがいて、近くにも遠くにも応援してくれている人たちがいて、あたたかいサポートを受けられて、51.5を完走できたことは、ありがたいことだなあとしみじみ感じる。いつか返せるといいな。いまは、いまよりもっと楽しむ姿で返していきたいなと思っている。

 

そして、初学連だったみんなにインタビューしたけれど、答えは聞いた3人中3人「大変」の一言だった。学連の皆様、いつも本当にありがとうございます。競技できることへの感謝を忘れずにがんばります。

 

 

レースレポ詳細版。

臨場感あるのはいいなと思ったので、なるべく詳しく思い出してみた。長くなったのでこちらに引っ越し。

 

swim: 24:30

「前行かなくていいの?()」さきをあおってみる。やや緊張、けれどリラックスできていた。選手権の精鋭たちだからこそプレッシャーは少なかった。追う立場で居られる環境はいつになってもありがたい。

スタートのホーンが聞こえ、落ち着いて入水。あれ、意外と抜かせるじゃん。しばらくしたらあたりは静かになってきた。人数少ないし、泳力同じくらいの人もいなかったみたいである。そして顔を上げるたびに見えるのは目立つ白い頭(さき)。まさかずっと差が開かないとは思わなかったが、飛ばしすぎている感覚はなかったのでこのまま視界にとらえたままで泳ぎ続けられたら、と順調に進む。第一ブイの近くで、一人選手権女子を抜かせた。ついてくるなと足に力を込める。二周目から、男子選手に抜かされ始め、ついていこうとしてもさすがに苦しく、いつしか周りにはいろんな人が泳いでいた。足を使いすぎないように意識しながら、蛇行したり迂回したり平泳ぎで休憩したり、最後にはどこに上陸すればよいのか迷い、くねくね泳いでロス。準備不足。

スイムアップで、「24分半!」という声が聞こえ、おお!やや気持ちが昂る。スイムが一番伸び悩んでいたし練習も最近積んでいなかった(自己責任)のに、想定より速い。皮肉だな、と思える冷めた?冷静な?レース中。

 

トランジinすると愛さんに「すぐまえ、さき」とびっくりされたような表情で声をかけられた。ありがとうございます。連番だったので、トランジで25分ぶりに再会。何も話さなかったけれど。これはバイクで追いつけるな。と急いでトランジを後にする。

 

bike: 1:24:12 (Ave 30.8km/h)

最初にはさきの背中は見えた。ターゲットは関カレの目標の32km/hだが、最近の調子だと31km/h40km行けるかどうか、といったところだった。

面白くなかった。背中は小さくなり、消えた。

選手権女子に抜かされて半年前のインカレを思い出す。オープンのゼッケンをつけた女子に抜かされ、2,3人だけ男子を抜かしたような。小林に抜かされ、駿亮を見つけ、シノの声が聞こえ、玉井がにこっとして声かけてくれて、駿は、どこで抜かされたっけ。涼太はスイムアップ後に一度見えた。

まずトライアスロンは自分との戦いであるが、この1時間半弱の大半を占めていたのはなんで?さき速くない?なんで?という悔しさだった。疑問だった。サポートのみんながすぐ前にさき!と言ってくれていたけれど、3周目からは聞こえなかったということは、差が開いているということ。きっとどこかで追いつけると踏んでいた。デジャヴ。

 

レース中に湧き上がって消えないなぜ??を消化することさえ始めた。バイクは距離は前より踏めている。今も、大幅に落ちているわけではなく、今のこれは実力通り。勝負である以上、自分だけでなく他人にも勝たなければならない。どうしたらバイク力がつくのか。ローラーか。少し、先が暗くなったような。いや、先ばかり見ているから目の前が暗いのか。

 

再びトランジin。愛さん「5分まえくらい、、」ありがとうございます。マジか。

ランは前のことを気にすることはなかった。4:40で入る。そのあとはペーランかビルドアップか様子見る。それだけ。靴下をはき、アクエリアスを飲み、のんびりとらんじになった。

 

Run: 48:11 (Ave 4:49/km)

入りは4:33。ブリックの走り始めはペースが乱れがちなのはいつものことなので、おっと速かったか、程度で落ち着いていた。ここから落ちすぎなければ、よかった。。落ちた。足が動かない。5:02と表示されて焦る。考える。冷水をいただきアイシングと水分補給でなんとか動いてきた。たまにさきとの差を見つつ、越せなくてももう悔しくはなかった。けど、越せるぞ、という応援の声が聞こえる。予定より大幅に遅れたけど回収できた。ひそかに勝手にとんとら女子のタケダユイさん以外には勝ちたいと思っていたので、すれ違うときに先行しているのか負けているのか気になった。

ラスト半周。なんか前で靴脱いで走っている猛者がいる。私にはその出力は残っていないし、きっとまた出し切れない。一本勝負に勝つことにこだわりがない。あなたすごいよ、どこでそんな負けず嫌いさを手に入れたの?と思いながら若干ペース上がったかな、くらいでフィニッシュ。ランも実力通り。及第点だろう。ゴールにいたヒカルさんに名前を呼ばれて、うれしかったし、楽しそうだったことはもっとうれしかった、安心した。

 

total 2:38:35

全力ODは初めて。大きく乱れなかったのはよし。こういうタイプである以上、ベースアップで少しずつ最大値を高めてそれを維持するしかない。地道。1か月しかない関カレに狙いを定めるのはつまらない。今の私が1か月で大きくは伸びることは多分ない。過去は変えられない。時間が解決するのを待つしかない。もちろん諦めているわけでも甘く見ているわけでもない。そういう今の私の通過点として、全力で通過したいのである。出し切れたときには笑えているから。

 

 

不器用で、公私も運営と競技も切り離して割り切れない。だから片方でもうまくいかなければ、不完全燃焼。欲張りだけどどっちも成就させたい。

そしてみなさん、いつもありがとう。これが私の今のすべてです。

2022/05/04

茨城認定記録会

しのです。
憲法記念日、5月3日に龍ヶ崎で行われたJTU認定記録会に参加しました。

つくトラからは、さわさん、佳乃、小林と僕の4名



ここ数日、
陽が差してると思ったら雨粒が落ちてきて極寒ダウンヒルライドしたり、
晴れてるようでどんよりしてたり、
だったけど今日は久々に1日を通して気持ちのいい天気だった

こんな日こそ、バイクに乗りたい。



4月のある日、茨城で認定記録会開催の噂を耳にした僕はJTUのHPをマーク。

なんとアナログか、申し込み方法は郵送&振込
某骨折者「鹿児島から郵送で申し込むわ」
彼は今順調そうで嬉しい。



昨年まで「認定記録会」は「そんなん出る必要あるん?」だったが、
2月下旬以降の僕にとってはなんともコスパのいい刺激剤。

3,4月とレースがない。
断じて「認定記録会」のために練習するわけではないが、
400mSwim 3000mRun
のタイムを意識することは
1500mSwim  10kmRun
へのステップ、目安になっていたと思う。




当日

7時野球駐出発
目的地はたった27km先
なんて近い、お出かけ気分

流経綺麗、
これが私大か、
筑波は「古いくせに趣はない」※主観


まずはスイム測定から。

プール到着、
短水路ちっさ!
アップ中1レーンあたりの人数多い、
筑波がいかにスペシャルか


"Take your mark"
小学校の時何度か聞いた。
ユアースポーツクラブ。稲毛インター。
AB級だかBC級だか。
心臓ミジンコ時代を思い出す。
今は、
胸を高鳴らせる言葉


6:06.53
finaマークもってたけど、でかい穴空いてるから迷った末履かなかった
70点、最初チキらなかったのはよかったけど、もう少し粘れたかな。
シャチとイルカのショーに紛れ込んだアメンボ状態だったけど、
数ヶ月前は、、


5時間弱あけて、ラン。
すごーい暇。
たのしいピクニック@タツノコやまの公園
「茨城県ってこんなに人口おるんや」
キッズ、ベビー、ファミリー



9:52.48
[予定]意の侭のペースゾーンで
[結果]クリア。ちょっとだけ、溜めすぎた。
今の実力が未知数だったので、目標ラップは定めなかった。
3'15/kmか、3'20か、案外3'10きれるのか、予想がつかなかったので、
「あの感覚で。ノッて来たら、中盤以降攻めに入る。」
90点。描いたイメージを実行できたのは、自信になる。
序盤に背中が遠くなった小林にも、乱されなかった。


終了後
ちょっと長居して、本来の目的を遂行
・流経の練習参加したい。初心者丸出しでプールサイドに突っ立ってたkbysありがとう。監督さんの連絡先ゲット
・スイム、バイク練のアイディアもちょっと聞けた。みなさん親切、素敵。



お寿司おいしかた






いろんな人に支えられて、いい練習ができている。
たくさんの人の想いの上に、つくとらがあり、記録会があり、レースがある。

恥ずかしながら、そんなことを再自覚した日だった。

いつか自分にとって苦しい局面を迎えても、感謝だけは忘れたくない。











還元の儀

〜おまけ〜 学生合宿記
カクカク詐欺していたので、簡単に。

・メリハリ
メリハリのつけかたが甘い、甘すぎる。
全部を頑張ろうとしない。目的を明確にする。
ONの時は、もう一個上、もう一個上^n
OFF≠サボる  その練習のターゲットはどこか?



・「意思に頼らない。習慣に頼れ」
これは、僕が盗み聞きした言葉。
どんなに闘志を熱く燃やしたって、予期せぬアクシデント、様々な割り込み要素、徐々に忙しさに埋もれていく日々…波はあるもの。
気合いで全部なんとかはならない。習慣化、工夫、合理的に。(もちろん最後は気合い。ガムシャラは不可換)
毎度ゼロから考えていたんでは、精神的労力を多く割いてしまう。
「今週これサボっちゃったな、、次は頑張ろう」じゃない。
強制的にサボれない環境を作ってしまえばいい。


・視野を広く
普段見ている世界が、いかに狭いか
もはやコxナは言い訳になりつつあるのでは
己の脳みそは小さく、世は学びで溢れている。