2018/04/05

IRONMAN-NZってどういう意味か議​論するブログ。Swim編~浮遊感~

 普段、緊張とかあんまりしなさそうなタイプである山下さんが前日眠れなくなるんだ。
緊張に弱い僕は絶対眠れないんだろうな・・・そんなことを考えながらベッドに入り目を閉じた。
・・・
・・・
ピロピロピロッ。ピロピロピロッ。
・・・
・・・

聞きなれたアラーム音が聞こえてくる。
あれ、もう朝か。

どうやら僕は目を閉じるとすぐに眠りに落ち、朝まで熟睡していたらしい。
いつも通り顔を洗い、寝癖を直して、朝ごはんを食べて・・・
レース3時間前なのに、緊張感だとか、胸の高鳴りとかいった類のものが何もない。

浮遊感、とでも言えばいいのだろうか。意識が、身体が、まるで宙にプカプカ浮いているような。とっても不思議な気分だった。

朝4時30分。ウェットスーツを着てレース会場へ向かう。

「俺1時間くらいしか寝れなかったわー」
バラモン思い出して緊張してネガティブツイートしっちゃったわー
「全然実感わかないから全く緊張してないよ」
「気付いたら始まって、気付いたら終わってるよ」

そんなことをみんなで喋りながら、暗い街中をテクテク歩いた。

レース前、気合ばっちり山下。

に対し

完全おふざけモードの僕。


トランジエリアで集合写真
(阿竹 was in the tilet)

最後のトランジチェック。僕の隣が山添であることを再確認。
あー、スイムアップして奴のバイクがなかったらモチベーションがた落ちだろうな・・・


トランジエリアからスイム会場まで、テクテク歩く。少し夜が明けたかな。

上着を脱いでウェット装備!準備万端。

かと思いきや、キャップをホテルに忘れてしまったことに気付く。レース開始30分前。宿までは片道10分・・・
いつもの僕なら慌てて走って取りに帰っただろう。けど、この時の僕は浮遊感。宙に浮いていた。
近くのボランティアのおじさんに尋ねた。
「I have lost my swim cap. Please give me new one.」
ニュージランドに来てからタジタジだった僕の英会話。なぜかこの時だけはスラスラ喋れた。自分でもびっくりした。

新しいキャップを手に入れていよいよ入水チェック。
あれ、本当に始まっちゃうの?夢でも見ている気分だった。

スタート位置へゆっくりと向かう。

レース開始直前の、水にプカプカ浮かぶあの微妙な時間。
会場は熱気に包まれており、めちゃんこ盛り上がりを見せていた。

隣でおっさんが興奮して叫んでる。僕らもつられて、
「I wii be an IRONMAN!!!」と叫んだ。

もう水に浸かっているのに、これからIRONMANに挑戦すると言う実感がわかない。

でっかいタウポ湖に、ポツンと浮かぶ僕。文字通り浮遊している。体全身で浮遊感を感じている。

ああ、そういうことか。
これからやることが壮大すぎて理解できないから緊張しないんだな。胸が高まらないんだな。
宙に浮いているような、「浮遊感」を味わっているんだな。



ドカンッッ

スタートの大砲の音、思った以上にでかくてめちゃくちゃびっくり。
これで目が覚めたのだろうか。今までふわふわしていた僕の意識がはっきりした。
よしやるぞ!!!
浮遊していた僕の心がしっかり地面に根を下ろし、レースモードに入ったのを今でもはっきり覚えている。

ゴールで会おうぜ!!
ちょっぴりキザな台詞をみんなに吐いた。
IROMNAN-NZってどう言う意味なのか。議論する旅がいよいよ始まる。
胸が高まる。
スタート前。ロングだからゆっくり行こうと思っていた僕。
気付いたらスタートダッシュして自らバトルの波に飲まれていった・・・


こんばんは。菊池です。swim編とかいいつつ、まだ泳いでませんね笑
ロング出たことある方なら感じたことあるでしょうか。あの独特な浮遊感。
本当にこれからレースするの?っていう全く実感が湧かない感じ。この感覚はどうしても書きたかったので書かせていただきました。
次こそは(恐らく)スイム編です!!
あ、皆さん、肖像権には気をつけましょう!(すみませんでした。。。)




2018/04/02

IRONMAN-NZってどういう意味か議論するブログ。プロローグ~達成感中毒、その欲求を満たすために。~

 Swim 3.8km,Bike 180km,Run 42km。そして破格のエントリー費850NZD.

こんな過酷なレース、絶対やりたくないね。
だけど。
なんでこんな過酷なレースに多くの人が魅了されるのだろう・・・
ゴールテープを切った時に見える景色はどれほど輝いているのだろう・・・

IRONMANの存在を始めて知った一年生の頃。頭の中はインカレ出場で一杯だったけど、片隅には常にIRONMANに対する好奇心があった。

その好奇心は学年を経るごとにどんどん大きくなっていった。
というのも。僕が競技を続ける理由の一つが「達成感中毒」であるためだと、学年を経るごとに気付いたからだ。
達成感。それはゴールテープを切った時の「やった!やりきった!!!」心の底から溢れてくる快感。
辛ければ辛いほど、頑張れば頑張ったほど、達成感はこの上ない。
じゃあ、めちゃんこ過酷なレースである「IRONMAN」を完走すればとんでもない達成感を味わえることができるから、
達成感中毒者である僕の欲求は最高に満たされるんじゃないの???

ハイタッチをしながらゴールに駆け込む近藤さんはどんな気持ちだったんだろう・・・

ガッツポーズでゴールインした山下さんはどんな気持ちだったんだろう・・・

僕もこの身で体験したい。先輩方が味わったであろう、至高の達成感を。
そして、議論しよう。
「IRONMAN-NZってどう言う意味なのか。」

 こんにちは。ついに修士1年になってしまいました菊池です。大変遅くなりましたが、IRONMANニュージーランドに出場してきましたので、そのレースレポート&観光などについて書こうと思います。
 
 例年の先輩方のブログだと、
参加動機→出国→前日受付&観光→レースレポ→観光&感想
と言う流れですが、僕のブログでは
参加動機→レースレポ→感想→出国、受付、観光
といった流れにしようと思います。
というのも、出国や観光のことを書いていたら、後輩達が一番知りたいであろう「レースレポ」が後回しになってしまうためです。
 時系列がごっちゃになります。まぁそれはそれで面白いのかな。

一緒に参戦したメンバーは
AfroQ:森脇、山下、石河、森田
学習院:阿竹
Afro&学習院&筑波でIRONMAN参戦が恒例化してきてますね
 
出国前、いってきますの写真。なんでこんな微妙なところで取ったの?と言う疑問は後のブログで解説します。
また、筑波からも山添先生&萌乃ちゃんが参戦。

先輩方のブログはIRONMAN参戦の秘伝書になっており、道中
あ、これ先輩のブログに書いてあったやつだね!
ということが沢山ありました。また、帯同した日本人グループの方からも
筑波大学のブログ参考にさせてもらったよ。
という声を頂きました。先輩方ありがとうございます。秘伝書は先輩が作ってくれたので、僕は自由に書かせていただきますね^^
ゆっくり書いていく予定なので、5月くらいまで続くと思いますが、良ければお付き合いください。
それでは!次回はSwim編です。

追伸
110さんコメントありがとうございます!めちゃんこパワーを貰いました。今シーズンも研究部活に精進しますね!

2018/03/26

認定記録会


こんにちは。
いつもお世話になっております。
体育3年の中川大輝です。
3年目にして3度目の投稿ということで年1回ペースでお届けしています。もう少し頻度を高めていきたいところです。

さて、昨日は自分も含め6人の選手が埼玉県で行われた認定記録会に参加してきました。
自分の中で今回の記録会はトライアスロンを始めてからの3年間の総まとめとして位置付けて臨みました。

目標はスイムが5分20秒、ランが16分40秒で10級の基準をクリアすることでした。
結果はスイムが5分22秒、ランが17分56秒で目標には遠く及びませんでした。
前日までの練習の感覚ではおそらく達成できると思っていましたが、甘かったです。
スイムでは力みすぎて気持ちにゆとりを持つことができなかったため、距離を数え間違えるという愚かなミスで50m多く泳いでしまいました。ランでは気持ちを切り替えようと努めましたが切り替えきれず、2000m以降は腹痛も始まりペースを大きく落としてしまいました。16分40秒どころかベストから1分も遅かったです。

具体的な反省としてはスイムで400mをTT形式で泳ぐ経験が不足していたこと、ターン技術が未熟なこと、ランでは400~2000m単位のインターバルトレーニングは十分に行っていたもののそのスピードを5000mまで維持する練習が不足していたと感じました。

しかしこれは枝葉末節であり、本質は自分のトライアスロンに対する姿勢の甘さが原因です。いろんなことに妥協して、自分から逃げてきた結果、3年もやってこの程度の実力なのだと感じます。終わった直後は何ともみじめな気持ちでなにも考えたくありませんでした。しかし良くも悪くもこれが自分の3年間。みじめな自分を受け入れるしかありません。

1つだけ幸運なことは大学生として活動できる期間がまだあと1年あるということです。今年は就活、教育実習、卒業研究とプレッシャーのかかることも多くありますが、このまま無様に大学を終えたくないのでこの記録会を機に今一度自分自身を見つめなおし、ラストチャンスだという強い気持ちをもって最後の一年間を過ごします。チームメイトの皆さんは自分の取り組みが甘いと感じたら遠慮なく厳しい言葉をぶつけてください。よろしくお願いします。以上です。拙い文章で失礼しました。






2018/03/25

千葉認定記録会レースレポ

こんばんは.

主将の真保です.

 

昨日,千葉県の認定記録会があったのでその振り返りも兼ねてレースレポを.

 

会場が実家から近かったということで,前日に家へ帰り大会に臨みました.

目標はSwim400mベスト更新(4'31"7)Run20分切り.

 

今回の大会は一人で参加だったのですが,4時出発で(!!)自走でわざわざ応援に来てくれました.

mjdうれしい

そう,千葉会場の朝は早い!

 

Swim会場は稲毛インターナショナルスイミングスクールという場所で,僕はもともと水泳をやっていたこともあって何度か泳いだことがあるプールでした.

一回泳いだことがあるかどうか,ってすごく大きなことだと思います.

 

アップも時間いっぱい使って十分にすることができたし,体もいい感じに温まってきてたのでいい感じでした.

 

Swim:4'29"04(1'02"31-2'10"79-3'20"26-4'29"04)

プランだと最初50m29'5 , 50350m33'5~34'5 , ラスト5033秒切りで4'25くらいを狙ってました.

 

実際のレースでは,最初5029'25で入れてる.いい感じ.

けどここからがちょっといまいち.

32-33-34-34-35-35

設定タイムを少し早く置いていたせいで,後半が垂れてしまっている.

めちゃくちゃ贅沢なことを言うと,つくばでの練習が長水路で記録会会場が短水路,自分の実力以上のペース設定をしてしまっていたようで,自分の実力をまだ把握しきれていなかったみたい.

 

後半200になってくるとどんどん体がブレるし,水をとらえられなくなってくる.

改善点が見つかったので収穫アリ.

 

 

 

Runの会場はなんとあの陸王の撮影会場の千葉県総合スポーツセンター!!!(まあ僕は陸王を見ていなかったのですが)

ケガなどがあって12月から2月末まで走れていなかったので,どのぐらいのタイムが出るか分からなかったし,そもそも完走できるかすら危ういなと感じていました.

Swimのタイムを考えると18'25で走れれば10級をとれるということで,はじめから挑戦しないのは悔しかったのでそれだったらそのペースで挑戦してみて,潰れるまでやってやろう!!!という気分になっていました.

 

Run:

18'20で走るためには3'40/km,つまり400mトラックを88/周で走り続けられれば…!!

1周目:81"5

明らかにオーバーペースだったけど,気づけていなかった

2週目:87"1

いい感じいい感じ

3週目:85"7

ちょっと速いがまあまあでは?トラックでの2-3秒の差ってのはどんなもんなんだろう.

4週目:86"6

だいたいペースがつかめてきた.このぐらいで走れればいいんだな,というのが分かった.

5周目:88"7

ここで2kmなのだが,あと3kmをこのペースで走るのがしんどいな,と思ってしまった.

と同時に急に足が動かなくなる.

6週目:96'0

キロ4まで落ちてしまった.キロ4でもしんどかったので,10級は諦め,いまの状態でベストを尽くすことに頭をシフト.

7周目:97'9

このままだらだらタイムを落とし続けるわけにはいけない,頭ではそう分かっていても足が回らない,地面がけれない,呼吸ができない,,,

このまま走り切れるのか!?!?!?みたいな気持ちになっていたけどDNFだけは絶対に嫌だった.

すごくしんどかったけど,這ってでもゴールしてやるといった気分

 

 

 

 

 

 

走り終わってから転がるように倒れていって

 

 

 

 

 

19'38"45

 

なんとか20分を切れた.

と同時に「こんなんじゃインカレは戦えないし,関カレ突破すらも怪しい」と強く思った.

 

 

関カレ突破にはラン強化が不可欠だし,その現状を突き付けられたので今回のランを走った一番の収穫だと思っている.

 

 

 

それから,ランの時にみきおがタイムを読み上げてくれたり,大きな声で喝を飛ばしてくれたのが本当に助かったしうれしかった.

あれが無かったら20分切りも絶対に無理だったし,下手したら心が折れてそれこそDNFしていたかもしれない.

感謝しかない.

 

ここからインカレまでは体調のケアも含め,選手としてやれることはやっていきたい.

それから,幹部として,主将として,部員が目標を叶えられるように力になりたい.

 

関カレまであと91日!やるっきゃない!!!!!

 

 

(今日は疲労抜きがてら高校周りをjogして懐かしい思い出に浸ってました.)

2018/03/11

レースレポ

こんばんは。3年の和間です。
漸く進級要件の実験の単位が出て、晴れて4年生になれます。なお、研究室は未定です(´・ω・`)

題名が紛らわしいですね。残念ながら4年生のアイアンマンレポートではないです (優さんとかマサトさんとか期待してます)。手賀沼デュアスロンに出てきました。そいつのレースレポです。はい。
この大会、OBの丹羽さんが大会スタッフをやっていらっしゃったり、優勝メダルをパンにしちゃうのほほんとした雰囲気がすきだったり、あと3000円台というお得なエントリー費用だったりと様々な理由から、入学以来3年連続3回目の出場を果たしております。
もはや、手賀沼に出て拓也さんと栗原さんに会うのは恒例行事。

ちなみに、第1回大会も小竹さんとかが出てたり、第2回大会も山下さんが準優勝だったりして、つくトラは皆勤賞だったりします。

さて、そんなに長くならないように振り返ります。

1stRun 20:36
自分で考えていた以上に走れた。謎。
入りの1kmは集団のなかで動けなくなるのを避けるためハイペースで走ったら3'45"/km
絶対タレるなぁと思ってたら次の1kmもキロ4で走れちゃって完全に頭の中が?と!で埋まる。
なんだ今日調子いいじゃん。
ともひろを抜く。
先頭が折り返してきて、少しして拓也さん、栗原さん、みきお。どうやらあいぽんは後ろらしい。ひなはどこだ。笑
そのままRunを終えると20分半。こんなタイム、2年春以来。

Bike 1:15'09"
さすがに飛ばしすぎたからトランジはゆっくり。飛び乗りも成功。
1周目の途中で早々に智博に抜かれる。
速かった。リザルト見たけど、速くなってるよね~関カレも期待できそう。
折り返しのタイミングであいぽんを捕捉。2周目で差が縮まってないことを確認し、一安心。
レース中盤、ぼくの前後で5人くらいの集団が出来てる。イライラした。意図的ではないだろうけど、明らかに集団にはなってるし、邪魔だし。何度もケイデンス上げて抜くけど追いつかれる。うーん悲しいかな。
一番イライラしたのは、ブロッキングまがいのことをされたこと。終盤で例のごとく俺が抜いたあと抜き返される
かと思いきや、完全にペースが同じになる。(いや、抜けねーなら抜くなよ…)
おかげでぼくは前にも後ろにも進めなくなってしまった(まあ、そのあと隙を見つけて抜けましたが)。
漕ぎながら思ってたのは「ドラが横行するうちはメジャースポーツにはならないだろうな」ということ。
論理が飛びすぎてるかもしれませんが、つまるところルールを守ってないと言うことで。そういうのが自転車マナーがどうこういわれてるのにつながってるんじゃないかなあと思ったり。

脱線しました。なにはともあれ、無事に40km漕ぎ終わり、トランジへ。時計は1時間35分台。お、これは自己ベストで2年間ダメだった2時間切りが見えてきてるぞ…

2ndRun 23'02"
サブ2(こんな名前で良いのか)を目指し、走りはじめる。
さすがにデュアスロン。足が重い。
しかし、それを差し引くとやはり今日調子が良い。最初の1kmを4'30"を切って通過。2km迄の間にともひろ・みきお・拓也さん・栗原さんが4連続でやってくる。なんだかとても見てて楽しいレース展開。2.5kmの折り返しでは11分台。折り返してラスト1km。1時間54分前半を指している時計を見て2時間切りを確信……
「いってっっ!!」
余裕こいたら攣りかけた。慢心は良くないですね。トレーニングしてない身体が限界が来ているのは当然。
そんな状況ながらもキロ5を割ることなく無事ゴール。

1:59'05

自己ベストと目標の2時間切りを達成できて大満足です。

そうそう。表彰式では栗原さんが3連覇、智博が20代男子2位、幹生が同3位、愛が10代20代女子優勝、日菜が同3位と表彰オンパレードでした。めでたい。
あと、柏市部門もあったのですが、柏にニッカウヰスキーの工場があるんですね。知らなかった。てことで柏市部門入賞すると今年はブラックニッカが副賞でした。面白い。

そんなこんなで楽しい手賀沼デュアスロン。
部員じゃなくてもこの記事を見てくださった人が興味持ってもらえたら良いなと思います。長くなっちゃいましたね…汗

それでは。

2018/02/16

初めてエリートレースまともに完走できました^^

 こんにちは。四年の菊池です。先週末に無事、卒論発表を終え卒業が確定しました!発表では、乏しい成果を誤魔化し、説得力があるような雰囲気を醸し出すために、ゆっくり、はっきり、にこやかに。そして堂々としゃべりました。そのおかげか周りを渡す余裕もあり、煽りに来た山添君にガンとばしてやりました(笑)
 ゆっくり喋るだけで、たいしたこと喋ってなくってもそれっぽく聞こえるので、皆さん、一人一言の時に試してみてください(笑)
 前置きが長くなりました、カーフマン南関東のレースレポについて書こうと思います。もうじき卒業!ってことで、最後におまけもつけさせていただきました。
長文になるので三本ローラーに乗りながらだとか、腹筋しながら見ることをお勧めします。

 ~プロローグ~ 
 時は2017年12月。卒論シーズン真っただ中。僕はひたすら研究、研究、卒論執筆!家に帰る時間がだんだん遅くなり、ときたま大学に泊まるような日々。僕の専門は電子ビーム応用(名前だけ聞くとカッコいい??!)。測定試料はめちゃ小さい。先鋭ピンセットでちまちました作業の連続。すっごく疲れる。家に帰ると疲れすぎて晩御飯も食べれない、お風呂に入る気力も湧かない。そのままベッドにもぐりこみ、死んだように眠る。そんな日々が続いた。
 ご飯が食べれなくなってしまったせいで顔はげっそり、目の下には隈がくっきり。そんな味気ない日々、僕の心を支えたのは、つくトラでの楽しかった日々。お気に入りの一枚。三年のインカレ後の写真。ああ、この時は楽しかった、イキイキしてたな。
写真の中の自分は、今の自分と違ってイキイキしていて眩しかった。と、同時に、過去を振り返ってるのが段々むなしくなってきた。今、研究を理由に死人のような生活をし、それを、「理系大学生だから当たり前」ってことで認めちゃったら。「ああ、あの時は良かったな」って過去を振り返るだけで今を楽しめないような、つまらない大人になってしまうような気がした。
 だからこそ。この慌ただしい、卒論シーズンだからこそ、カーフマンに挑戦しよう。好きなことに全力で挑んでイキイキしよう。そう決意した。
 1月。練習を再開。まずは朝昼晩しっかり食べる事と、家に帰って寝る前にしっかりお風呂に入る事から始め、その次にジョグをする、ローラーに乗る、時々スイム練に行く・・・徐々に体を戻していった。
 運動を始めてから生活にメリハリがつくようになり、辛かった研究室生活、卒論執筆に対しても前向きに取り組めるようになった。と同時に、つくトラの過去のアルバムをみて思い出に浸る時間が減っていった。
 みんなに隠れて??練習をすること約一か月。それなりの状態まで体を戻すことができた。よし、やってやる。大会前日、いつもなら緊張で寝れないのにその日は一か月前と同様、死んだように眠ることができた。
 
 ~1stRun 16:31 24位~ 
 昔々。柔道界で鬼人のごとく最強だった人(名前は忘れてしまった)の逸話で、試合前には切腹の練習をすることで自分にプレッシャーをかけ、鬼メンタルを持って試合に挑んでいたらしい。凄い(汗
 さすがに切腹なんで物騒なこと、僕は死んでもしたくなかったが、自分にプレッシャーをかける点は応用できるなと思い、練習では「その程度で心が折れるようならそれまでの人間。だったら競技なんか辞めてしまえ」と自分自身にプレッシャーをかけまくって鬼メンタルで練習に挑んだ。
 しかし、レースでは過度なプレッシャーはお荷物。冷静な判断を失わせてしまう。プレッシャーが必要なのは練習のみ。レース当日はふわふわとした気分で挑んだ。上手くメンタルをコントロールできたので試合まで全く緊張することなく、凄くリラックスできた。というか、リラックスできるような過ごし方をした。例えば。
みんなの応援したり
ゴロゴロしながら本を読んだり

にっこりと写真を取られたり
 そんなこんなで。気付いたらスタート地点に立っていた。あれ、もう試合か、これからレース出るのか。
 ブォォー。聞き慣れたホーンの音とともにレーススタート。入りの500mで「これ絶対オーバーペースでしょ」と気付いた。僕はトップについていくほどの走力もないし、少ない人数でバイクを回す能力もない。だから1stランは学生が一番多い集団の先頭付近に着ければ良いと思っていた。学生の大集団は先頭に引っ張られて走っているような気がした。どうせ3000mくらいから垂れる。だったら集団の後ろでみんなを風よけに使おう。わざと集団の後ろに着いた。あんまり後ろだと、応援に来てくれたみんなをヒヤヒヤさせてしまうと思ったから毎回ガッツポーズをして余裕アピールした。アピールすることで自分自身、余裕あるなって再確認できるから尚更落ち着て走れる。
 2000mの通過あたりだろうか。周りの息遣いが明らかに荒くなっているのに気づく。シメシメ。集団を次々にパスしていく。3000mの通過。よしやるか。ペースアップ(実際僕も疲れてきているから恐らくペースは上がっていない)集団をじわじわパスして、24位という、それなりにいい位置で、しかもそれなりに余力を残してトランジに入ることができた。
 普段の練習から徹底的にペースに拘っていたからこそ、また、冷静になってスタートラインに立てたからこそ、最初は集団の後ろでもビビらず堂々と走れた。
​​​​​​
~Bike 51:07 34位~
 ペナルティを貰いたくないからかなり丁寧にランシューを置いた。さぁバイクを押してバイクコースへ・・・
ヤバい、やらかした。折角集団のトップでトランジに入ったのに、出るころにはほぼ最後尾。落ち着き過ぎて完全に出遅れた。
そして。みんな立ち上がり速すぎる・・・ローラー練でスプリント練も入れていたが圧倒的に足りな過ぎた・・・あっという間に集団を逃して一人旅。おまけに、一周目終盤にサドルから「パキッ」と乾いた音が響くと同時に、サドルがガクガク揺れ始めた。サドルを固定するボルトが緩んでしまったのだ。ああ、レース前にしっかり閉め忘れるの完全に忘れてた。。。超前傾になったサドルであと25km漕ぐのか・・・
 もう千切れてしまったのはしょうがない。次の集団を待とう。こんな状況でもビックリするくらい冷静だった。1分くらいして4人の集団が来た。ここは絶対に逃せない。必死についていった。
一人旅をしている時。
集団に拾ってもらった時。よく見るとサドルが斜めになっていることが確認できる。

 4人パック。みんな僕よりバイク力が強すぎて全然回せなかった。と思ったら4周目くらいからか、集団のペースが徐々に落ちていった。恐らくみんな焦ってかなりオーバーペースに回していたらしい。ここで僕がでしゃばって集団を引っ張っても2stランに響くだけ。落ちたペースに合わせて余力を持ってローテーションを回した。なんだ、余裕じゃんって思った矢先、両ふくらはぎを吊る。
 できるだけふくらはぎを使わないよう、足首を固定することに集中し、腿からペダルを踏むようにした。脚が吊った状態でもペダルは踏める。痛みに耐えながら、無理やり足を動かした。ああ、こんな状態でレースしてるんだ、一週間はまともに生活できなくなるな・・・そんなことを思いながらバイクを終える。

 最高出力が他の選手に比べて足りていないことを再確認。ローラーでの単発練(たとえば30秒もがき、1分レスト×10セットとか)を取り入れる必要がありそうだ。ただ、千切られたり、メカトラだったり(因みに前日にはペダルが折れるハプニング)、脚が吊ったり。。。トラブルがあったのに冷静に対応できたのはかなり評価できる。冷静になってレースできていた証拠に、レース中でもむすっとした顔でレースを見るアスカきゅんと、ニヤニヤしながら応援するヤマゾエくんの表情を確認することができた。

イメージ図 

二年前。カーフマン東海で千切られて完全に焦って、力尽きて。DNFした時とは比べ物にならないくらい、精神的に強くなったと思う。
その時のレースレポでも読もうとブログを遡ったけど、記事が存在しなかった。ブログに書けないくらいとっても悔しかったのかな。

~2stRun 18:48 26位 全体順位34/63~

 両ふくらはぎが吊った状態で2stRunスタート。絶対に止まりたくなかったから吊った状態でも痛みに耐えながら必死に走った。
 滅茶苦茶きつかったけど、「これからあと5kmも走るの・・・」みたいな。心が折れそうになることは全くなかった。むしろ「よし、一発かましてやりますか!」っていうような、凄い強気な気持ちだった。

 2stRun。両足吊ってるのに笑顔笑顔。
 きつくても笑ってれば気持ちが前向きになって力を発揮できる。だからどんなに苦しくてもニコニコしよう。レース前は戦略的に笑顔になろうと計画していた。いざ2stRunに入ってみると、何故か分からない。滅茶苦茶きついし、両足吊ってるし、吐きそうだし、日差し強いし、風強いし、寒いし。だけど何故だか楽しくて仕方なくて自然と笑みがこぼれてしまう。
 2000mくらいからか足の吊りが解消し、普通に走れるようになる。重たい脚を必死に動かした。心肺はきついけど我慢できる程度。あとは気合で重たい脚を持ち上げ、必死に地面を蹴るだけだった。沿道には他大学の4年生が必死に僕を応援してくれた。つくトラの後輩たちも声を張り上げて応援してくれた。声をかけられるたびにガッツポーズで応えて、余裕そうに振る舞った。実際は死にそうだったけど。気分が高揚していたせいか、自然と体が声援に応えていた。
 ラスト100m。後輩たちに着けていたサングラスをぶん投げてラストスパート。


 出し切った。ゴールの瞬間は本当に気分がいい。もっと走っていたい。ちょっぴり名残惜しい気持ちだった。

20位以内を目標にしていたから、正直34位という結果は悔しい。けど、久しぶりにアツい気持ちになってレースに挑んで滅茶苦茶楽しかった。ああ、本気になれる事って素晴らしいなって思った。
~おまけ(むしろここからが本文?!)~
 運動することで生活にメリハリが出て、イキイキできるってことが今回のカーフマンで分かった。僕にとって走る事、体を動かすことは生活の一部であり、欠かせない要素であるってことを再確認。ただ、運動をどのレベルで続けるかってのは自分の中で答えが出せないでいた。時間的な制約は・・・まぁなんとかなることが今回分かった。自由時間を練習に全振りすれば勉強をそれなりに充実させつつ、競技も両立できる。
 問題は気持ちだ。これから院生になるのに、まだ部活なんかやってていいのかな。応理の同期達はみんな部活を引退。高校の同期は研究に目覚め、一生懸命頑張ってる。それなのに僕は未だに熱心に課外活動に力を入れている。周りと違うことをするっていうのはなんだか不安だ。
 将来のことを考えたら、競技からいったん距離を置いて、勉強にシフトしたほうが良いのでは???色んな事を考えながらこの一か月を過ごした。
 自分にとってスポーツとは、走る事とは何なのか必死に考えた。自分の人生において、時間を割くのに値するのか。趣味の域を越えられないレベルであるのであれば、ゆとりを持って大学院生活を送りたいってのと、残された学生生活、他のことにも手を出したいから「競技」として運動を続けるのは辞めようと思った。できるだけ深く考えたかったから体育哲学の本を借りて読んだ。難し過ぎてよく分からなかった(笑)
 一ヶ月。カーフマンを終えて。考えたけど、スポーツをする価値ってのは結局良くわからなかった。笑
 けど。スポーツも研究も本気で取り組んだ一ヶ月はとにかくイキイキしていた。
なんだろう。。。練習している時は、わざわざ研究する時間を割いてやってるんだ。絶対に勝ってやる。っていう気迫。研究している時は、わざわざ練習する時間を割いてやってるんだ。絶対に成果出してやる。っていう気迫。両者の相乗効果ですごく充実した一ヶ月を過ごせた。
 院生でも競技を本気で取り組み、かつ研究にも本気で打ち込めたら、残りの学生生活二年間、とっても充実するし、とっても成長できるなってこの一ヶ月で思った。こりゃ続けるしかないね。誰がなんと言おうと。やりたいこと、成し遂げたいことに貪欲に。
 ということで、今年度もしぶとく関カレ、インカレに挑戦しようと思います。無論、関カレ、インカレともに過去最高記録を狙います。無論、今年もつくトラのトップに君臨します。今後もよろしくお願いします。
 そして、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。次はもっともっーーーーーーとみんなを驚かせるようなレースをします!!
 

 

2018/02/04

記録会@土浦 そして…



こんばんは。
1年の村瀬です。

前回の内容が思ったよりも反響を呼んでたみたいで嬉しいです。




…が!!
今回は真面目に行きます(多分)。





さて、今日は土浦記録会でした。

二週間前の宇都宮でのリベンジを果たすべく。
コンディションは自身も環境もまずまず。




[Swim]
4.45.96

前回より若干上がった。
相変わらず前半突っ込んで後半持ちこたえるスタイルを貫いた結果。
高い水温と浅いプールは予想通りだが辛かった。
泳法は基より、単純に泳ぐ持久力が足りてない様に思えた。




[Run]
17.41.14

こちらも前回より若干のびる。
前回の前半突っ込みすぎの失敗を活かして、初めから少し落とし気味でイーブンを狙う。
3400あたりまでは保ってたんだが…
少しづつ落ち始め、一周あたり5秒のプラスを作ることも。
ラスト一周でたくやさんに抜かされ、ついていくこともできず。
完全に力不足です。




認定10級は辛うじて取れたものの…
スイム、ランともに基本的な持久力の不足を強く感じました。

前回からあまり変動がないということはつまり、
おそらく今の自分のmaxはこの辺りにあるのでしょう。


大学のうちに、スイムは中学の自分の記録(4.28)を超え、ランは16分台で走りたい。





来シーズンに向けて、楽し苦もがいて行きたいです。












…え、来シーズン???




そうなんですよ、僕もう今年度レースないのですよ。
デュアスロンは一個出れば十分だと思って南関東は不参加。
千葉・埼玉の記録会は免許合宿明けでまともなコンディションじゃないので不参加。





…というわけで、今年度を軽く総括します。




つくトラに入り、(いい意味でも悪い意味でも)個性的な人たちに出会った。
初のオリンピックディスタンス、入部2カ月足らずで全国の切符を手に入れた関カレ。
バイクの力不足を感じたインカレ。
色んなところにロングライド行ったり、ちぎり合いしたり。
つくトラのゆるーい感じ、僕は本当に好きです。




まだそう思うのは早いかもしれませんが、敢えて言います。
トライアスロンに出会えて、つくトラに入って本当に良かった。





以上です。
あ、体調にはくれぐれも注意!