2021/09/20

彩湖道満トライアスロン Toda city in Saitama prefecture 8/14(土)

 

1.       シュッパツ

2.       レース

3.       スイム

4.       バイク

5.       ラン

6.       カンソウ 

 

1.東京都江戸川区。荒川河川敷を登って会場までおよそ25�だから1hちょっとあればのんびり行けるだろう。7時にはいたいから出発は5時40分だ。計算はこのようであったと思う。これが間違っていたとは思わない。ただし、自然現象はいつでも私に不都合をもたらさず、Mapはいつでもどんな道をも私に理解させてくれると仮定すればのことであるが。

実際、ロングライドでは天気がよいときにできるだけ簡単な道とゴールを選択する(ようにしている)。が、今回ばかりはそういかなかった。強弱のついた雨とそれに伴いいつでもどこでも開くことができないMap。ただ荒川沿いに25�漕ぐだけなのに、到着は困難を極めた。結局彩湖の受付場所に到着したのは730分を少し回ってからだった。レースはこれから。雨も収まって気持ちを切り替える。

 

2.今回の最低目標は完走。S1.5km B80km R23kmを動き抜く。あわよくば年代別(10代はめっちゃ少ない)一位。こんな心づもりであった。ガチで結果を求めるのならば1.のような奇行に走るはずないとわかるかもしれないが。けれども、せっかくのミドルディスタンス、しかも巨大台風から東京(極東)を守り抜いた英雄、彩湖で。立てた目標に反してモチベーションは高かった。

 

3.例年快晴の灼熱地獄で藻が繁殖し"phycho"なんて言われているらしい湖は直近の雨できれいに掃除されていた。飲むと土の味が濃くて何回か平泳ぎに切り替えたりはしたが。

swimは気持ちよく泳ぐことができた。最初がっとばして、追われることもなく(環境が一番整いにくいと思うので苦手な人多め?つくトラ感謝)あっという間に終わってしまった。バイクがいっぱいある。のんびりトランジしてたらこじさんがやってきた。

 

4.荒川かどっかの河川敷を8周回。ここから大逆転劇が始まる。みんなバカ速くて抜かされてばっか。誰も抜かした記憶がない。5周目くらいで感じたこと。漕げども漕げども道は続き、楽しみは小島先輩とのすれ違い。土手からの景色は見飽きた。というか絶賛豪雨中。知らない人でも応援してくれることを一番うれしく思ったかもしれない。こんなメンタルであと30�あるというのだから恐ろしい。原因は練習のやり込み不足であるとは思うし、30/h巡行できなかったのはちょっと悔しかった。そんなこんなで消化されたバイクパート。また、バイクがいっぱいある。

 

5.彩湖沿いを5周回。これが一番"phycho"だった。1周回目はキロ5くらいで回れた。しばらくして東北大の人に抜かされた。見るからに軽やかに楽そうに走っていて、絶対に追いつけないと感じてしまって、心が壊れる音が聞こえた。心の壊れるにはきっと2パターンあって、ガラスにヒビが入るようなのと枝がポキッと折れるようなの。後者の音がしてちょっと泣きそうになった。いま(令和3920)でもちょっと思い出せるくらい。これで感情がなくなって無事終了_____しなかった。レースは終わった。次に始まったのは作業だった。DNFやTOがつかないための作業。半周ごとのお菓子をモチベにするくらいにひよったメンタルでこなすのは地獄だった。キロ7でも心は辛く感じるし、そんなスピードでは景色も流れず、残りの十数キロを永遠に感じようとしていた。結局、タイムオーバーにはならず記録はもらえたのでよかった。

 

6.結果

S24m44s(6)B2h57m26(43)R2h08m49(30)

と、5h30mのうちのほとんどを上記のような感情で過ごしたため、完走した時の解放感、達成感、幸福感は半端なものではなかった。こんなに辛いと感じていたはずなのに書きながらまたやりたいなと思ってしまう。辛い数時間の中で同時に楽しさも感じているのだ。

帰りはゆっくりゆっくり漕いでたら葛飾区で大雨にうたれた。得た感情は薄らいでいけども、きれいに流れ去ってしまうことはなかった。

 

 

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