- 第1章「出発前」
- 第2章「NZの洗礼 ~ムール貝とスマホ~」
- 第3章「Swim ~ゴーグルと朝日~」
- 第4章「Bike Lap1 ~ジェルとトイレ~」
- 第5章「Bike Lap2 ~向かい風、同期、時々コーラ~」
- 第6章「Run ~腹痛と星空と全力ダッシュ~」
※この章はただの観光日記です。興味のない方は飛ばしてください(笑)
3月3日(日) 8時
レースの翌朝は、日焼けの痛さで起きた。前日それなりに冷やしたけど、それでも腕のほてりがやばい。ただの火傷じゃんこれ。立ったら立ったで、足の皮膚が張ってしまって痛い。レースから1日たって日焼け止め塗らなかったことを後悔した。
そして、恐れていた筋肉痛がない。あれ?
そして、恐れていた筋肉痛がない。あれ?
12時
フィニッシャーグッズなどのIRONMANグッズを買いに、智紀と大典と3人で、昨日ゴールしたエキスポエリアへ。しかし、既に多くのグッズが売り切れ。あとから聞いた話だが、この日は7時か8時からショップが開いていて、今日しか売られないフィニッシャーグッズ
を目当てに開店前に並ぶ人がいるくらいらしい。
僕は、買いたいものが売り切れていたので、宿へ帰って、Taupoツアーに参加することに。
12時半
堀さんがツアー参加者のうち希望者を募ってタウポの観光スポットに連れて行ってくれるということで。もちろん参加するしかないでしょ!と思っていた。大典と智紀は疲れたからパスということで、結局学生は慶應の小野君と2人に。
- Huka Falls
Taupo湖の下流に位置する滝。めっちゃきれいでめちゃくちゃ癒された

反射しすぎてうまく撮れなかったけどすごい透明度
- Huka honey hive
NZの名産の1つであるハチミツのお土産ショップ的なところ。
有名なマヌカハニーの商品がたくさん売っていた。
面白半分でハニーディッパーを購入笑
- Taupo Bungy
そうです。バンジーやってきました。
湖の少し下流、先ほどのHuka Fallsよりはやや上流に位置するこのバンジー、47mの高さからすごくきれいな川へ足首だけ固定されて落下する純粋なバンジーで、近藤さんや山下さんがやってきたオークランドのスカイジャンプとはまた別物。ちょいと違いをまとめておきましょう。
Taupo Bungy Sky Jump
場所 Taupo Auckland
落下距離 47m 192m
最高時速 70km/h前後(推定) 85km/h(web調べ)
固定方法 バンジー(ゴム紐の命綱)で足首固定 ハーネスで胴体固定
落下環境 崖の上から川へ タワーの上からビル乱立の市街地の中へ
とまあ、こんな違いなんですが。一番違うのはやっぱり足しか固定されてないこと。頭から落っこちることになります。

崖の根元から川を眺める。景色は抜群。

高さがなんとなくわかりそうな画像
$180(\14,400)を支払い、体重を測定。いろいろ誓約書とかに署名を書かされる。順番がやってくると崖に設置されている桟橋へすすみ、ハーネスを付けてもらう。ただし、これは万一に備えての装置っぽく、基本は足に命綱を付けられる。
なぜだか知らないけど、ここまで全然恐怖感がやってこない。そんなもんなのだろうか。やっぱり昨日の今日で感覚がマヒしてるんじゃないかなとか思ったり思わなかったり。そうこうしているうちに、前の日本人観光客二人組が飛び終える。叫ぶ言葉を決めていたが、ただの「キャー」という叫び声にしかなってなかった笑

バンジー直前。なぜだかまだ余裕。
インストラクターに落下する方法とかいろいろ指示をされる。なんとなーくわかったので、なんとなーくうなずく。そして、飛び場へ誘導される。足形がかかれているのでそこに立つ。一瞬下を見る。これが完全にミス。
え、高くね?俺今からここ落ちるの?え?まじ?
急に脳が現実に直面して混乱しだす。そんな事お構いなしに、インストラクターは落下のポーズになれと指示してくる。いわゆる「ストリームライン」の姿勢でそのまま上体を倒して落っこちる方式らしい。姿勢を作ったはいいものの、膝が笑い出す。
そんなことはお構いなしに、インストラクターは「Are you ready?」と聞いてくる。ウーンチョットダイジョウブジャナイ。でも、こんなところで止まっててもかっこ悪いので「Yes!」と元気よく返事笑
インストラクターの掛け声に合わせて「Three! Two! One!」
バンジ~~~~!!!!

よく見ると膝が曲がっている。
自衛隊のヘリ部隊の人にダメだしされた笑
気づいた時にはもう既に頭が下。えげつない落下速度。外プールの10m飛び込みより速い(そりゃそうなんだが)。どんどん川が迫ってくる。うっひょすんげぇ~
膝こそ曲がりまくっていたけれど、それ以外に関しては、怖さはおそらくその迫力に負けてどっかへ行ってしまっていた。バンジーを終えた後の感想は「爽快」だった。
後から知ったことだが、バンジーってNZ発祥(厳密にはどこかの民族の通過儀礼を最初にアトラクションにし始めたのがNZ)らしい。もし来年以降もNZに行く人が入ればSky JumpでもTaupo Bungyでも良いので是非やってみたらいいと思う。
- Spa Thermal Park
こちらは先輩方のブログで散々取り上げられた例の川辺の温泉。NZも日本と同様火山活動が活発で、Taupo湖の周辺にも温泉が湧き出ているらしい(だからTaupoと箱根は姉妹都市らしい)。
堀さんから、川の流れが速いんであまり油断しないようにってことと、あったかいエリアは微生物がいるので首より上を付けないようにとのアドバイス。

水と温泉の混ざったぬるいエリアにみんなたまる
川の冷水が、日焼けを冷やすのにとても良いことに気が付き、ずーっと川の方にいた。というか、温泉の方は日焼けに染みて浸かってられなかった。もし、温泉を楽しみたければちゃんと日焼け対策した方がいい(もはやメインが違っている)。
Taupo湖の下流に位置する滝。めっちゃきれいでめちゃくちゃ癒された
反射しすぎてうまく撮れなかったけどすごい透明度 |
NZの名産の1つであるハチミツのお土産ショップ的なところ。
有名なマヌカハニーの商品がたくさん売っていた。
面白半分でハニーディッパーを購入笑
そうです。バンジーやってきました。
湖の少し下流、先ほどのHuka Fallsよりはやや上流に位置するこのバンジー、47mの高さからすごくきれいな川へ足首だけ固定されて落下する純粋なバンジーで、近藤さんや山下さんがやってきたオークランドのスカイジャンプとはまた別物。ちょいと違いをまとめておきましょう。
Taupo Bungy | Sky Jump | |
---|---|---|
場所 | Taupo | Auckland |
落下距離 | 47m | 192m |
最高時速 | 70km/h前後(推定) | 85km/h(web調べ) |
固定方法 | バンジー(ゴム紐の命綱)で足首固定 | ハーネスで胴体固定 |
落下環境 | 崖の上から川へ | タワーの上からビル乱立の市街地の中へ |
崖の根元から川を眺める。景色は抜群。 |
高さがなんとなくわかりそうな画像 |
$180(\14,400)を支払い、体重を測定。いろいろ誓約書とかに署名を書かされる。順番がやってくると崖に設置されている桟橋へすすみ、ハーネスを付けてもらう。ただし、これは万一に備えての装置っぽく、基本は足に命綱を付けられる。
なぜだか知らないけど、ここまで全然恐怖感がやってこない。そんなもんなのだろうか。やっぱり昨日の今日で感覚がマヒしてるんじゃないかなとか思ったり思わなかったり。そうこうしているうちに、前の日本人観光客二人組が飛び終える。叫ぶ言葉を決めていたが、ただの「キャー」という叫び声にしかなってなかった笑
![]() |
バンジー直前。なぜだかまだ余裕。 |
インストラクターに落下する方法とかいろいろ指示をされる。なんとなーくわかったので、なんとなーくうなずく。そして、飛び場へ誘導される。足形がかかれているのでそこに立つ。一瞬下を見る。これが完全にミス。
え、高くね?俺今からここ落ちるの?え?まじ?
急に脳が現実に直面して混乱しだす。そんな事お構いなしに、インストラクターは落下のポーズになれと指示してくる。いわゆる「ストリームライン」の姿勢でそのまま上体を倒して落っこちる方式らしい。姿勢を作ったはいいものの、膝が笑い出す。
そんなことはお構いなしに、インストラクターは「Are you ready?」と聞いてくる。ウーンチョットダイジョウブジャナイ。でも、こんなところで止まっててもかっこ悪いので「Yes!」と元気よく返事笑
インストラクターの掛け声に合わせて「Three! Two! One!」
バンジ~~~~!!!!
![]() |
よく見ると膝が曲がっている。 自衛隊のヘリ部隊の人にダメだしされた笑 |
気づいた時にはもう既に頭が下。えげつない落下速度。外プールの10m飛び込みより速い(そりゃそうなんだが)。どんどん川が迫ってくる。うっひょすんげぇ~
膝こそ曲がりまくっていたけれど、それ以外に関しては、怖さはおそらくその迫力に負けてどっかへ行ってしまっていた。バンジーを終えた後の感想は「爽快」だった。
後から知ったことだが、バンジーってNZ発祥(厳密にはどこかの民族の通過儀礼を最初にアトラクションにし始めたのがNZ)らしい。もし来年以降もNZに行く人が入ればSky JumpでもTaupo Bungyでも良いので是非やってみたらいいと思う。
こちらは先輩方のブログで散々取り上げられた例の川辺の温泉。NZも日本と同様火山活動が活発で、Taupo湖の周辺にも温泉が湧き出ているらしい(だからTaupoと箱根は姉妹都市らしい)。
堀さんから、川の流れが速いんであまり油断しないようにってことと、あったかいエリアは微生物がいるので首より上を付けないようにとのアドバイス。
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水と温泉の混ざったぬるいエリアにみんなたまる |
17時
ツアーから帰ってきて、Bikeの梱包(行きよりはるかに短時間で済んだ。成長、成長)を済ませると、17時からAward Party。幸い、僕は胃腸がまったくやられてないのでしっかり食べれたし、お酒も飲めた。赤ワインめっちゃうまい。
パーティーの最中に表彰式もあったんだけど、マジ皆バケモンかってタイム。同年代の18-24男子のエイジトップは9時間19分39秒。大典と「この競技でタイム争うのマジ異次元」みたいな話をした。
21時
Award Partyも終わり、宿に戻ってくると、明日の出発のために荷物をトレーラーに積む。出発するのは明日といっても早朝3時。というのも、ほとんどの人が翌日すぐ日本に帰るので、9時代の飛行機に乗るために7時にはオークランドに戻らなきゃいけないという理由があったので。
荷物を預け終えたら、学生5人(つくば3人+小野君+平谷君)で飲み会スタート。3時起きは無理だから徹夜しようという作戦に。途中人狼を始めたりいろいろ楽しかった。
3月4日(月) 午前7時
無事徹夜に成功(俺が一番怪しかったが)し、3時にハイエースに乗り込んで一路オークランドへ。ハイエースの中で寝て、起きたらオークランド。7時前に到着し、帰国組とは別れを告げる。そのままオークランド市内のホテルに連れて行ってもらって宿に荷物だけ預ける。チェックインは午後2時。およそ7時間、知らない街で徹夜明けに近い状態で何をすればいいかわからない僕ら。とりあえず朝飯を…と思ったがそんな元気すらなく、30分ほど仮眠。起きて、「オークランド 朝食」とかで検索をかけると美味しそうなエッグベネディクトを出してる店が。
その後、まだまだ時間があるので、オークランド中心地にあるスカイタワーへ。そう、スカイジャンプで有名な。
いや、まあ誰もやってないですけどね。僕はバンジーしましたし(笑)
展望台昇ったけど、眠気再来で一周見たら「高いなぁ~」と思っただけは覚えてるけど他は忘れてしまった(笑)
時間がお昼になったので、スカイタワーを後にし、港のエリアへ。レストランを見つけ、着席するともう食べたいものは決まっている
そう、フィッシュアンドチップスである。やっぱ美味い。なんだかチップスが無性に美味い。感動しながら昼ご飯を食べ終えると、待望のチェックインの14時がすぐそこに。
宿に戻り、軽くシャワーだけだけ浴びて3人とも爆睡
昼飯の後に出発。およそ4時間半の船旅でイルカエリアまで1.5~2時間、鑑賞時間は30分~1.5時間程度らしい。なんだかんだ言いつつ寝足りてないのは3人とも同じで、寝たり起きたりを繰り返してた。
そして、なんだかんだしてるうちに船が速度を緩める。どうやら近くにいるらしい。
でも野生のイルカとか見たことあります?僕はないですよ?水族館が関の山で。
すごい。なんかテンション上がる。やっほ~い!!
このツアーはあたりだった気がする。テンション上がりっぱなしで持ってきたカメラのシャッター切りまくる。もちろん、直接目の前のイルカを楽しむことも忘れずに。
その後、まだまだ時間があるので、オークランド中心地にあるスカイタワーへ。そう、スカイジャンプで有名な。
南半球で一番高いらしい |
展望台昇ったけど、眠気再来で一周見たら「高いなぁ~」と思っただけは覚えてるけど他は忘れてしまった(笑)
大典と智紀は昨日多く寝てるのもあって少し元気だった |
時間がお昼になったので、スカイタワーを後にし、港のエリアへ。レストランを見つけ、着席するともう食べたいものは決まっている
そう、フィッシュアンドチップスである。やっぱ美味い。なんだかチップスが無性に美味い。感動しながら昼ご飯を食べ終えると、待望のチェックインの14時がすぐそこに。
宿に戻り、軽くシャワーだけだけ浴びて3人とも爆睡
正直、観光もよかったが、それよりも寝たかった方が大きい |
午後7時
2時すぎに寝たが、先述のとおり疲れまくっていたので、3人とも7時近くまで爆睡。そして、起きてもなんとなくボケーっとしている。とても歩き回って飯を探す気力はなかった。誰かが「現地の日本食食べてみたくね」という発言にとても同意。さらに、ググったらホテルの裏、徒歩5分の所にラーメン屋「TANPOPO」なる店が。満場一致で向かう。
思った以上に日本色強くて面白かった。メニュー日本語だし、店の入り口に「正社員募集」って漢字で書いてあったし(笑)3月5日(火) 午前9時
この日もよく寝れた。やっぱり疲れてるんだろうな。でも昨日と違って充電は完了している。この日の予定は昨日予約した「Wheal&Dolphin Watching」というツアー。
昨日いくつかの観光案を検討したうえで、クジラも50か60%、イルカに至っては90%(天候不順により欠航した日を除く)の遭遇率らしく、クルーズ船に乗ってればいいというのもあってこれになった。
ツアーは昼過ぎに港を出発なので、港近くにあるFisher's Marketに寄って、IKA BOWLなるものを朝食兼昼食に。
野菜多めの海鮮丼といった感じ。いろいろカスタマイズできる。 |
そして、なんだかんだしてるうちに船が速度を緩める。どうやら近くにいるらしい。
イルカだ
いやまあ、そういうツアーなんで当たり前なんですけど(笑)でも野生のイルカとか見たことあります?僕はないですよ?水族館が関の山で。
すごい。なんかテンション上がる。やっほ~い!!
船のすぐそこを泳いでくれてるのですごい近くで見れる |
しかし、カメラで近くを眺めすぎた結果、船酔いになり、帰り道はずーっと寝てる羽目にorz
午後6時半
ツアーから帰ってくると、午後6時半。ちょうどおなかのすく時間。明日は帰国日。つまりNZで食べるご飯は今日が最後。「食べきれてないのは、ラムとムール貝だけだね」って話に(初日に食ったのはノーカン)。
色々話した結果、再びググってうまそうなラム肉のお店へ。店の名前は「TONY'S LOAD NELSON」結構有名なお店らしい。
クラムチャウダー・ラムチョップ・チーズケーキを注文
クラムチャウダー頼んだらまさかのムール貝。美味かった |
めっちゃ柔らかい。すげえ。肉ってこんなに柔らかいのか。 |
一人一つ頼んだつもりが3人で1つになったチーズケーキ |
とってもおいしかったです。値段は…触れないでおきましょう。知りたい人は3人の誰かに聞いてください(笑)
3月6日(水) 午前7時
ついに帰国の日。堀さんご夫婦に空港まで送っていただき、あと1日オークランドに滞在するらしい平谷君と堀さんたちに見送ってもらう。
チェックイン手続きで大典の搭乗券出てこなかったり、俺の荷物24kg台になったり、最後もいろいろハプニングはあったけど(どっちも結局どうにかなって)、ついにお別れのとき。本当にありがとうございました!
出国から帰国までは特に書くことがないので割愛。
成田に着くと1週間ぶりのまさとさん。ほんと3往復もありがとうございました。
そうしてこうして3人はIRONMAN NZの旅を終えたのであった(最後雑)。
第1章で8章立てといいました。そうです。観光編書きすぎたのでまとめは最終章に委ねます。それでは!
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