2026/03/11

んーーーーーー

 大好きな先輩方に好きなだけ甘えても良い時期はそろそろ終わりを迎えるのかもしれない。というか幹部が始まった時点でもう終わりだったのかもしれない。今は「主将」としてみんな友菜のことを見ていて、それが頼りになる存在としてではないのかもしれないけど、立場をわきまえた言動を求められていることはきっと間違いない。
 
 最近は主将になってから一番危惧していた事態に直面している。友菜の仕事ってなんだろう、友菜は主将としてなにができているのだろうか問題。おとははしっかり練習について考えることのできる頼れる副主将で、ゆずきは学連の仕事もやりつつ課されたタスクはしっかりこなす、のいこは成長するためにどうしたらいいか常に考えられて、仕事も丁寧で、なるひろの仕事ぶりは折り紙付きだ。ここで一旦考える。友菜はつくトラからみてどんな主将なんだろう。きっと「頼れる」とか「しっかりした」とかそういう修飾語がつくことはないだろう。今の友菜は、みんなの言ったことに賛同して実行しているだけの操り人形みたいな感じなのかなぁ。いつもいつも友菜が気づいた時には、同期は一歩先にいる。「これやろうかな」「やった方がいいかな」と思ったときにはもう既に少し着手していたり、声をかけてくれていたり。何事も卒なくこなせるスーパー同期のおかげで友菜がすることはない。なんて、そんなこと言ってはいけない。でも実際現状は、友菜がやるよりほかの同期がやった方が早いし正確。みんなからの信頼もあつい。MTのときも主将だからとりあえず前に立つ、イベントごとがあれば主将だから代表的なポジションに立つ。今の友菜はこんな感じ。あ、これ最近リーダー研修で学んだやつだ。ただの「立場的リーダー」ってやつだ。
 
 幹部が始まって最初の頃、友菜は同期に「あーしたい」「こーしたい」を言えばいいだけであとは練習していればいいものだと思っていた。それをきっと同期が何とかしてくれるだろうとか思っていた。最初はそれで良かった。皆が上手く幹部としての仕事をやってくれて、友菜に責任のある仕事はなくて練習だけに集中できて、練習を頑張ってれば主将としての友菜をみんなが評価してくれる。でも最近気づいた。練習を頑張るのは当たり前。同期はそれにプラスアルファで幹部としての仕事をしてくれている。だからつくトラのみんなから頼られてしっかり評価されるのだろう。友菜はただ先輩に甘えてよしよししてもらって、同期にわがまま言ってるだけの子どもなんだろうな。今はまだ決してすごく強いとかそういうわけじゃないからなんか、何もないなって。何もないことが不安。そんなことに気づいて、今は何を言うにしても少しためらいがある。というか自分の意見に自信がなくなった。結果として同期にすべてを任せっきり。この負のループを繰り返している。

 同期達はトライアスロンをやりつつ仕事もちゃんとこなす能力がある。一方で友菜には、仕事も別にできないし、圧倒的な競技力があるわけでもない。いやほんとになんもできないねえ今の友菜は。ちゃんとやってくれている同期に、友菜はなんもしていないくせに、却下されたり否定されたり冷たくされたりするとイライラする。そんなちっちゃい自分にもイライラする。同期の中で一番練習している"つもり"だけど、本当に「つもり」でしかないのではないか、実は同期の方がもっと練習していて、その上仕事もこなしているのではないか。練習も仕事も何一つとして一番になることのできない主将ってどうなんだろうと不安でたまらない。
 
 友菜がどんな主将になりたいとかは今は分からない。でも少なくとも、来年の新入生に頼りがいのない主将、なんもできない主将と思われたくはない。何か自分の中の軸を見つけて、自分のキャパを少しでも広げたい。そのために何ができるのかな。ん−わかんない。今すぐにでも、しのかのさきさんに泣きつきたいし、よしよししてもらいたい。けど、甘えん坊は卒業しないと。自分でできることを増やしていきたい。少しでもつくトラに貢献したい。ただ楽しくつくトラで時間を過ごしたい。それだけ。

B2 いしずか

0 件のコメント:

コメントを投稿