学生延長モードをクリックしてしまったしのです。
念願のカーフマンエリートに先月出場しました。
エリートに出たいという気持ちは前年からずっとあった。
後ろにつくのだけは得意なので、パックさえ組めれば完走できる自信があった。
1週間前からかなりソワソワしていた。練習を積めてない時、自信が足りなくてソワソワする。積めている時、満ち足りていて割り切れて、楽しめる。今回は前者。
就活>バイト>練習 の優先順位で半年ほど過ごしたのに2月になっても内定がなく、この時期は落ち着きがなかった。この不安定なメンタルが結局のところ一番の課題である。
レース前
1stランのタイムが近そうな人に挨拶して回る。
1stRun、先頭とどの辺までですれ違うべきか計算しておく。
スタート直前、たなそうさんが「大阪体育大の人がランはギリギリだがバイクが強い」という神情報を教えてくれる。これのおかげで踏ん張れた、感謝しかない。
【1stRun】 18:47 109/122位
Garmin 3:40/km
尻上がりタイプなので後方からスタート。目標は3キロまで3:35前後で耐え、それ以後も3:40は死守すること。
結果、3キロあたりから3:45/kmまで垂れ、気がつけば後ろには集団になりそうな人数はいない状態。既にやめたいくらいしんどかった、ここが本当にキツかった。やはりなるくんにはかなり序盤で離されてしまう。予想通りだが不甲斐なさを感じながら走る。
周りを見る余裕もなくなり、サポートの「このパック落とさなければいける」の声は本当に力になった。この一言がなければ心が折れもっと垂れ散らかしていただろう。
ラスト1キロは身体が慣れてきて少し楽になったが無理にパックを上げることはせず、呼吸を整えトランジに脳みそを備えた。
【T1】
早くはないが初歩的ミスもなく無難にいった。
バイクに飛び乗る前、後ろに赤いトライスーツ(大阪体育大学)の選手がいるのを確認し安堵
最近飛びのった後、足を浮かせて少しずつシューズにはめればいいんだという初歩的学びをした。ここで実践できたのは良かった。
【Bike】 46:20 93/110位
Garmin 39.6km/h
正直バイクは必死すぎて記憶があまりない。
後ろをキョロキョロしながら例のバイクつよつよお兄さんの列車を逃さないよう、いつでも全力走できるよう、呼吸とギア数を整える。
と思っていたら不要な心配で、優しく引き連れてくれる超優しいお兄さんだった。とんとらの丸くんも一緒で再び安堵。知った顔が一緒のパックなのは非常に気持ち的にでかい。
最初のカーブまでには7人くらいのパックになってた気がする。おかげであまり力を使わずに済んだ。
風は強め、頻繁に回しながら前を追いかけようという声がかかる。集団走には自信があったが、貢献するどころか基本的にお荷物になっていた気がする。
パックを組めた安堵か、4年越しに念願の集団走ができて、興奮しすぎたのか、うまく力が入らない。変なところが力んでいる。そのせいで普段攣らない腹筋とか腸腰筋だとか腕が早くも攣りそうになる。
後ろにつくのも想像より楽ではなく、気を抜いたらすぐに置いて行かれてしまいそう。これが集団走か。。りんりんとは全然違う緊張感を初めて知る。
結局攣って漕げなくなるのを怖がり、2〜3回に1回はローテを回さずに後ろで休ませてもらった。この時なぜか声がガラガラで声があまり出ず後ろに迷惑をかけてしまった。。普段の練習でも声を出していかないといけないのだね。
奥のコーナーで駿亮の顔が見えた。笑みが溢れる。おかげで少し興奮を落ちつかせることができた。
ターンは本当にヒヤヒヤする。砂利もかなり気になり、必要以上に減速、立ち上がりで無駄に体力を消耗する。妙に寄せてくる人もいてホイールが一度擦れた時は心臓止まった。
2〜3周した頃、奥の折り返しで中切れが起き始める。いち早く気付きなんとかブリッジして前と後ろを繋いだのは、この日一番のファインプレーだったと個人的には思っている。こういう勘だけは腐らず残っていてくれるので好きだ。
ずっと列が汚い。2列なのか、3列なのか。ブレーキかけたりダンシングしたり。こんなにペースの変動があるものなのか。
陣地近くでは積極的に前を引きたくなっちゃう。楽しすぎる。
いろんなところをつりかけながらもなんとか最終周を終え、トランジへ。ランシュー履こうとかがむ動作は本当にハムを攣りやすい。1分くらいロスしランへ向かう。
【2nd Run】 29:12 (109/109位)
攣りすぎてマジで公開処刑。10回は攣った。「カーフ」(ふくらはぎ)だけならいいのだけど、ハムをやっちゃうとやっぱり走れない。
2周目くらいで「このまま行けばエリートレースを完走できる」と実感が湧いてきて泣きそうになってしまった。
3周くらいした頃には全員に抜かれ、気づけば後ろには誰もいない。残り2周以上あって梓銘はもうフィニッシュしている。
結局一度も軌道に乗らず、止まったり走ったりを繰り返しながらなんとか5周をやりきり、完走させてもらえた。遅すぎて、後2周の時に「ラスト1周ファイト〜」と何人かに言われるくらいには遅かった。。
【Total 】 1:34:19 (109/109位)
ラップされると本当に凄く悲しくなるから、なんとか完走したいと思っていた。観音寺で2分しかバイクに乗れなかったあの日以降、2年以上「エリートレース完走」という肩書きを欲し拗らせていた。
とは言いながらも就活・研究・バイトの次の優先順位が「練習」なので、欲張ってしまい決めて「断つ」をできない自分の器の小ささなのだが、その中でも拗らせをクリアできたのは、何か胸のつっかえがとれた気分で本当に爽快だった。
来年はもう少し見栄えある走りをしたい。バイクはもっとパックを引っ張っていきたい(その方が楽しい)し、セカンドランは攣ってもいいからキロ4に抑えたい。とりあえず入部以降の僕は、ランの練習距離がナメ腐っている。正直3種目の中でランは唯一好きではない。練習量は15〜20キロ/週がアベレージで、気が向いた時だけ30〜40/週走っているのがいいとこだ。ランをコンスタントに積んでいきたい。ベースが無さすぎる。関カレもキロ4で走りたいことを考えると、これから関カレ超えて夏、冬超えてカーフマンまでは継続的に30キロ週は守っていきたい。B4とM1は競技以外に寄り道したが、進路が確保された今、ラストイヤーは競技でもう一度だけどはしゃいでいきたい、だって未練があるから。つくとらデュアスロン王国復活に向け戻ってきてほしいメンバーも数人。たのしみな2025シーズンだ
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