2017/05/30

つくトラ恒例 他己紹介!! その1

 遅くなりましたが、今年も新入部員による他己紹介始めます!
トップバッターを担当するのは、先日の初めての朝日練で落車した、長田朝陽(おさだ"あさひ")です。これからよろしくお願いします。自分のことはこれぐらいにして、他己紹介始めます。

 自分が紹介するのはこちら!

 にっこり優しいsmileの、秋本和宏(あきもとかずひろ)さん!
大学院の人間総合科学研究科看護科学専攻博士前期課程に所属しています。

 大学時代には水泳をやっていましたが、実は始めたのも大学時代だそうです。水泳ほぼ素人な自分は早く追いつけるようになりたいです。

 そしてトライアスロンは始めてなんと6年!ベテランです。
渡良瀬にて。サングラスが似合ってます。

 そんな秋本さんといえば、身体から溢れんばかりの優しさ。温和。顔も優しい。笑い声も優しい。渡良瀬の時には塩アメや救急セットを用意してくださったり。こう言っては失礼かもしれないですが、優しいお父さん、という感じがします。ウルトラの父ならぬ、"つくトラの父"と呼ばれてるとかいないとか…

 といったところで、簡単ですが秋本さんの紹介を終わります!最後に個人的なことですが、これからも部ログを書いていけたらなーと思ってます。これからもよろしくお願いします。

 これから関カレまでの間に他己紹介をやっていきます。是非ご覧ください!
 

 


 





 

2017/05/29

「IRONMAN New Zealand 2017 体験記⑥ ―エピローグ―」

今までで確実に一番大きな声援を受けてフィニッシュラインを通った。
ゴールするとスタッフのおねいさんがメダルをかけてくれた。
ロシアンおじさんと熱い抱擁をし、テントの中へ。
テントの中のスタッフの方もとにかくテンションが高い。
Congratulation!!が飛び交う中、カウンターでナンバーを確認。体重を測り、Finisherグッズを受け取る。


と、見たことある顔が。

かわなあ!!!
知り合いとの再会にむちゃくちゃ安心した。
川名とも熱い抱擁をし、ようやく一息つく。

俺「あれ、拓実は?」
川名「マッサージ行ってるよ」
え?なに、マッサージあんの?
というかこのテントでのアフターケアがすごい。
マッサージしてもらえて、もちろん救護ブースもあって、
パスタ、チキンスープ、トマトスープ、コーラ、パン、ピザ、と飲食物豊富。
そして優しくてテンションの高いおねいさん。




ただ、惜しむらくは、
胃が食べ物を受け付けないいいいい
トマトスープしか飲めないいいいいい




うーん、このレース、二度とやらないな。
ちょっと過酷すぎた。
川名も内臓きつそうで二人でスープしか口にできない。


マッサージから拓実が帰還。
三人で感傷に浸る。


拓実クソきつそう。
段々つらそうになってきてその場に横に。
んで、しばらく寝てなってことで川名と二人で、いざマッサージへ。
学習院の先輩に撮っていただいた。後ろにたくさんのマッサーが


気持ちええ。
なにより横になれるって幸せ。
かなりリフレッシュして拓実のもとへ。
拓実まだ死んでる。
トマトスープ飲め飲め。



そして冷静に時間を考える。
越部、間に合うのか。。。
とりあえず今夜中にバイクは回収したいよな。
トランジオープンは0時まで。
そこで回収できない人は翌日の朝に。
でも翌日はきっと布団から出たくないし、温泉行きたいし。

じゃあ一旦自分のバイク置きに宿帰って、越部のバイク回収しに戻ってこよう、と。
拓実はしんどそうなのでとりあえず川名と二人で。


宿への帰り道。
はい。川名がキラキラを。口から。
アイアンマンの過酷さ。パない。
なんとかかんとか宿へ着き、再び会場へ。
宿へ向かう拓実とすれ違い、越部は川名と俺でお出迎えすることに。




23時半。会場に戻ってきた。
と、
Makoto Koshibeeee, you areee an Ironmaaaan !!!!

フィニッシュゲートへダッシュ。
おおおお!越部えええまにあったああああああ!!
三人で抱擁。
思ったよりも元気そう。
やっぱり痩せ型よりも体力あるのかな。

まぁまぁ、とりあえずトマトスープ飲め飲め。
いや、チキンスープ飲んでたかな。
とにかく四人全員が完走したことを噛みしめる。


越部のバイクを回収し宿へ。
17時間以上ぶりに四人が揃い、この日は前日とはうってかわってよく眠れた。




翌日。
この日はタウポ湖の観光名所の温泉へ。
源泉がそのまま川に流れ込んでいて自分の好みの温度のところでくつろげる。もちろん川で泳ぐことも。。
楽しみだーー!
と思っていると、堀さんから
「温泉が濃いところ(つまり暖かいところ)で耳まで潜るとアメーバに侵されるから気を付けて。」
緊張感高まる。
でも気持ち良かった!いい具合の交代浴になったのでは。




この日は夕方からアワードパーティ。
出発まで残り一時間。
よし。バイク梱包始めようか。


やってやりました。
行きは半日かかった梱包も、やり方のポイントを押さえれば一時間で完遂できます。
帰ってきて、夜やるの嫌だからね。


で、アワードパーティ。
レース前々日のwelcome functionと違い炭水化物以外の料理はもちろん、ビールからワイン(2)までいただける。
隣でワイン5杯くらい飲んでる兄ちゃんいたけど謎。
NZの地ビール、シュタインラガー。今飲んだら旨いはず。てか飲みたい。隣は水。



日本人も表彰されていて、たとえば安藤とか(年代別女子で2位!)。強すぎるよ。おめでとう!
あとはやっぱりエリート選手のタイムは凄まじいなと。

そしてビールが進まない!アルコールしんどい!あんな楽しみにしてたのに!!不味い!
(ビール自体は旨いんです。こっちの身体の問題です。)
悔しかったなぁ。


パーティ終わりに日本人大学生全員(と言っても6人のみ)でパシャリ。全員同期だし良い記念!!
 
川名細すぎ


宿へ帰ってきて、梱包済みの私は悠々と風呂へ。
最後のモーテルを堪能し夢の中へ。



3/68時出発でオークランドへ。
一旦堀さん夫妻のご自宅へ向かい、その後僕らの滞在するホテル(ドミトリー)へ。
オークランドはタウポ湖と雰囲気が全く違い、都市化が進んだビルだらけの街。
ここでの目的はただ一つ。
スカイタワーからのバンジージャンプ。192m!!
もうどれだけ楽しみにしてきたか。
6:46がもちろんアイアンマンで残りの4はバンジーってくらいに楽しみだった。
しかも天気予報見たら今日以外ずっと雨。
移動で疲れてるけど今日しかない!
いよいよか。
あ~~、DOKIDOKI
二万円ペイです。
他の三人もめちゃくちゃ誘ったのにみんなチキンでした。


とりあえず一人で非常に個性的なつなぎの衣装を着させられて、最上階へ。
たっけえ!一緒に最上階まで行った別の国の二人が先に飛んでいき、最後、いよいよ。
たっけえ!いざ!
 
スカイタワー

もうね、だssssssss



感想から言えばバンジーではなかったです。
イメージしてたのはよくテレビで見る、びょいーんびょいーんっていうので、
これは両脇に二本ワイヤーが通っていてそれに沿ってシャーーーっていう感じで、
高速降下訓練みたいな。
竜神大橋でリベンジします。
まぁ192mから飛ぶなんて経験は中々できないですから。気持ち良かった。


夕飯は去年に習って、ムール貝!!そしてビール!!

旨かった!!
あとビールはまだあまり受け付けなかったomg
 
この後店内が日本人だらけに


次の日は越部が高校生の時にお世話になったという方にお昼をごちそうになり、
その後オークランド博物館に。
太平洋戦争やニュージーランドの気候ならではの土地柄、植生、いろんなものが展示されているでっけえ博物館。
ハカのパフォーマンス見たり、ゼロ戦も展示されていて、おおーーってなったり。
そんな感じで基本屋根の下で過ごした。


ええ、だって、大雨でしたから。
傘もカッパもありませんし。


そして翌日。
やっぱり曇天。
ニュージー観光最終日は土産屋巡り。
マヌカハニーは何としても買わねばならんと色々回りました。
小物も色々買って。
越部の友人と早めの夕飯?を共にして。
またまた結構お金を落とした一日だった。
 
英語の会話に全然ついていけず。。。



そんな感じのオークランド観光。
翌日早朝にホテルを出て、堀さんの車で空港へ。
とりあえず荷物の重量超過だけが気がかりで。


25kg
クソッ!
色々、ホントに小物、というか日本でも買えるものを色々捨てた。
そして、


23.4kg
クソッ!

俺「堀さん、これ大丈夫ですかね?」
堀さん「全然大丈夫!」
良かったーー!
大きな荷物を預けてひとまず安心。
手荷物検査手前で堀さん夫妻と最後のお別れ。

10日間本当にお世話になりました。
最高の遠征・観光になったのもこのツアーに参加したおかげでした。
本当にありがとうございました。

手荷物検査は修学旅行と被ったのか、やたら混んでて疲れた。
手荷物検査の後、遅めの朝食と、ちっさいラムネ?とか、チョコとか買って、ピッタリお金を使い切り飛行機へ。
ここから11時間のフライト。
帰りは4人横並びで「君の名は。」と僕は「ファンタビ」を見て、チャットで遊んで日本時間の夕方に着陸。
最後の夕飯は行きでも立ち寄った丸亀製麺。
胃にやさしーいものを食べて、
ついに解散。泣きはしなかったけどかなりグッときたー。
つくば行きのバスから見送られるの寂しすぎるな。
とにかく良いメンバーで行けたことが本当に良かった。楽しかった。




レースのその後の感想を言えば
レース後3日目あたりからふつふつと悔しさが込み上げてきて。
ひそかにアイアンマンのリベンジを誓った。
練習してるかどうかじゃなく、その時持ってるベストを尽くせなかったのが悔しかった。
補給やペース戦略がまるで幼稚だった。
正直二回目で修正できる気もしないけど、とりあえず納得いくレースができるまでトライし続けたい。





いい感じのまとめに入ろうか。

こんな過酷なレースにとらわれる人が大勢いる。


広い土地を使って、大勢でレースする。
沿道からは大勢の知らない人からの歓声があって、でもここでは知ってる人かどうかなんてのは関係ない。
ボランティアとして僕らを支えてくれる人たちが大勢いる。
会場にはいなくても気にしてくれてる人が大勢(きっと)いる。
なんというか、僕たちを見世物(悪い意味でなく)にしたお祭りのような。
1000人以上が10時間以上かけて披露するエンターテインメントみたいな。
いいですね。

それがロードでレースをする競技の魅力の一つかなと思う。
トラックレースもそれはそれでいいし、いつかもう一回3000mSCやりたいけれど。



途中ダレてしまって二か月以上に渡って書き続けることになってしまいました。
すんません。
もうすでに来年に向けて後輩達が動き出しているようで。
今年よりも大勢の大学4年生が出場しそうな感じですな。
迷ってる人はとりあえず出ておくべきだと僕は思います。
金銭的な事情については何とも言えないけど、そういうことでないのなら。
何も制約なく出れるチャンスがあるのなら。
一生の思い出になります。きっと社会人になってからとでは濃さが違うと思います。



とにもかくにも今までで一番幸せなレースでした。
色んな人に支えられて(勝手に支えられてる気になってたのかもしれないけど)完走できたレース。
飯田拓実、越部真、川名喜之、この三人と出られて本当に良かった。ありがとう。

お金じゃ買えない価値がある。
買えるものはMasterCardで。




うそ。僕はVISACardでした。


Fin