2018/10/27

宮エクスプレスは止まらない

タイトルからして名乗るまでもありませんね
ブログではお久しぶりです。マツザキです。

今回【宮エクスプレス∼終点はブラックラボ】というチームでチームTTに参加しました。

簡単にチーム概要を説明すると4年生になり研究室に閉じ込められ通うようになった理系大学生3人によるチームです。

僕は二人ほど大変ではない




チームのメンバーを紹介しましょう!

宮エクスプレス1両目


2年夏の筑波合宿から皆勤賞。故につくトラ準レギュラー。
夏の筑波合宿前には必ずコミケに行く。
(カーフマンにてバイク最後尾から会場を湧かすことが多い)

宮エクスプレス2両目

藤井
普通に強い選手。
しかし運が悪い。
大地を躍動する(落車する)ヘルメットソムリエ。
ヘルニア持ち。

宮エクスプレス3両目
ぼく
かつあい。



なんやかんやあって入水チェック

藤「まあ、練習してないし緩くいこう」

僕「そうね。俺フィニッシュ予想タイム1時間20分で出したわ(笑)」

藤「俺もwww」

だいたいこんな会話

そう僕たちはラボ蓄、練習する暇などないのだ!!



宮「俺は1時間10分切りたい」

藤僕「は?」

宮「バイクは40㎞/hで巡行する」

僕「は?」

・・・

微妙な違和感を覚えながら男たちはスタートラインに並ぶ
そしてそれは解消されることのないままスタートフォーンが鳴り響く
(チーム名紹介が2分で収まりきらず40∼50秒遅れてのスタートだったね。確実にスイムが遅く出てるのでリザルト修正されないかな)





スイム
あんまり練習してないしバトルが嫌なので人の隙間を縫って外側に逃げようとする。
途中左手が軽くなる。不思議。
マイペースで泳ぎ終える。
そして上陸、ウォッチを確認!

・・・

ウォッチ消えてるじゃん!意味わかんねえ!!!!
どうやら僕のポラールM200はバトルに負けて渡良瀬の底に沈んでしまった模様。
レース中ながら軽くメンタルブレイク。

手元で計測していた藤井の証言によるとリザルトと40秒ほど差異がある模様。
推定11:30でのスイムアップとしよう。
練習量の割には良い出来。

トランジで僕より1分ほど早く上がった藤井と談笑しながら宮を待とうとすると僕から30秒後くらいには宮が現れる。思ったより速いじゃないか!

当初の予定通り宮がバイクの前に来た時点で僕と藤井はトランジをでる。

先に乗車して宮を待ち500mくらい進んだところで宮が追いつく。
ここからが宮エクスプレスの本番
とりあえず初めは僕が引く。
38~9km/hに乗せてまあこんなもんでしょと藤井に先頭交代

すると
40,41…43と巡行が上がっていく
宮に先頭交代
巡行落ちない!何かがおかしい!
僕に先頭交代、短時間しか引けない!
マジごめん…って感じでした。
藤井がなんだかんだ強いのは予想してたが…宮おまえさてはこっそり練習してただろ?
陣地の前だから俺に引かせて!とリクエストするもカメラマンの前までもたず、
先頭交代を要求している場面を激写される。
順天4年生トレインとバチバチやりあいながら、レースは進んでいく。
楽しい、楽しいんだけど…きつすぎ。

3周目の橋のあたりでついにちぎれかける。
声をかけてペースを落としてもらう。マジごめん。

バイクを終えトランジに帰ってくるとまだそこには他チームのバイクがほとんど帰ってきていない。

3人「もしかして俺たち入賞争いしてる!?!?!?!?」

高ぶったか宮有希、トランジからダッシュで駆け出す。

こらこらはしゃぐな、僕らにとって共通の苦手種目 ラン
僕と宮は昨年の予選で、藤井は今年の予選でスプリットをインカレ圏内で終えながらも自身の走力に涙をのんだ過去がある。

そう

宮エクスプレスは走れない

ダッシュで駆け出した宮、200mくらいで脚を攣ってへたっている。
それを僕と藤井が回収し3人で走り始める。

僕らのペースは周りの選手権の部のチームと比べて格段に遅い
それなのにキツイ
やっぱりランは嫌いだ…
なんて思いながら走っていたが

隣で走る宮と藤井を見て
今回のランは一人じゃないんだ!
そう思えた途端に自然と笑顔になる
するとなんだか楽しくなってきて
足取りが軽くなって



二人(というか宮)をちぎる。

いかんいかんとペースを合わせてはまたちぎるの繰り返し。
藤井も楽しくなってきたようで、知ってる人がいようがいまいがお構いなしにすれ違うチームに声をかけている。

宮は死にそう。

愉快愉快。


そうこうしている間にゴール前




最後は手をつないでゴール!!

記録は1:10:31

とんとらのマネさんの手元計測によると9分台らしいが真相は闇の中。

でもやっぱりふざけないで本気でレースしてよかった。
ありがとう宮、藤井。


このゴールテープ、即ち4年間の学生レースの終わりを意味する。

インカレを目指して4年間練習してきたけれど届かなかった。
後悔がないかと言われれば嘘になるけれど、トライアスロンとともに駆け抜けた4年間を僕は誇りに思います。
これにて学生カテゴリーからは引退…

・・・


・・・


・・・

するとでも思った???

僕も宮も藤井も(?)、来春から大学院に進学します。
よって引退はあと2年先になります!!!
はじめは院に進んだら競技なんかやってる場合なのだろうか?とか
他の同期が4年で去る世界にこの先も居座るのはずるいのではないのか(4年以内に勝負を決めてこその学生カテゴリーなんじゃないのか)?とか
いろいろ考えました

実際忙しくて全く練習できないかもしれない。
なんであいつは5年目をやってるんだと言われるかもしれない。
いつまで遊んでいるんだと言われるかもしれない。


それでも

できるかできないかじゃなく
やりたいから僕はやる

他の二人も同じ気持ちのはず

だから

宮エクスプレスは止まらない

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