9/9つくば-新地
ツールド福島チーム戦に出場するため3人は車を新地町へと走らせる。ツールド福島は新地,相馬,浪江,双葉,大熊,冨岡,大野,川内,葛尾(他にもあるかな)と3.11及びF1事故の被災地を駆け抜けるコースで、とても楽しみだった。ところが一転、日立へ差し掛かったころに届いた運営からの先の台風一過によるツールド福島中止を告げるメール。一旦は日立駅の有名なデートスポット(?)で哀愁漂わせるも、僕らは果敢に北へ向かった。俺たちのツールド福島はまだ終わってない_____。
海まで濁す我が哀愁
9/10 磐梯吾妻スカイライン
第一戦:福島駅-湯本17km
福島駅に車を移動させて、そこを拠点とした。駅から湯本入り口まで平坦10km、鬼勾配7kmのステージだ。入り口までは適当に牽いて、登る、登る。不動峠かそれ以上の勾配の道は無限に続くかと思われた。そうはいってもペダルを回し続けさえすればいつかはたどり着く。スカイラインの洗礼を浴び、公共の(?)温泉に浸かった。
硫黄の匂いがプンプンしたけどめっちゃ気持ちよかった
第二戦:湯本-浄土平15km
頂上の浄土平まで、勾配が緩くなって幾らか易しくなった。ただ15km登り道というのは思っているより堪える。途中で何度か休憩を挟み、濃霧や硫黄ガスも潜り抜けてゆっくりゆっくり進んでいった。やがて標高1700mに達し、硫黄ガスのせいか森林限界のためか表土が剥き出しになって”浄土”というに相応しい景色が目の前に広がる。霧のせいでチラチラとだけ見えるのがまた浄土感ある。
道路一本通して周囲はこんな感じ。
第三戦:浄土平-福島駅48km
頂上で一枚。実はトライスーツでした()
最後はいままでの獲得標高を吐き出すだけ。40kmダウンヒルというかつてないスケールに圧倒された。ペダルなんか回さないでブレーキで進んでいくのだ。福島市街地になっても下り坂続きでびっくりした。何もなかったが怪我もなくて本当によかった。
俺たちのツールド福島、完。
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