2023/09/24

レースレポのような日記

 


ヒトの集合分離表。時系列とイベント。点線はインカレ後旅行中。

 

 

8/29 つくば-東京

つくばから東京へ帰る。渡邊は北柏まで来てくれた。松戸で行の新幹線乗車券と帰の青春18切符を購入した。もう戻れない。賽は投げられた!

 

 

9/1 東京-岡山-観音寺


車窓越しの富士山!

玉井と東京駅に集合して新幹線で岡山へ。手荷物予約指定席の威力は絶大で、自転車2台を新幹線に突っ込んで快適な旅が幕開けた。

岡山で降りて、岡山城と吉備津神社を観光した。軽い峠を越えたりして、知らない街を感じるのは楽しい。吉備津駅には吉備津駅北遊園地と明治天皇御駐車跡があった(つまり何もなかった)。もし、岡山を観光して時間が有り余っていたら寄ってみるといい。吉備津からは瀬戸大橋線を経由していざ観音寺入り。他の選手は既に宿に入っていたらしいけど姿はなく、買い出しや試走に行っていたみたいだ。夕食の時間にも揃わず、どうにもちぐはぐでおもしろい。玉井と2人部屋で寝た。

 

9/2 観音寺

コース試走を終え、ちょっとだけインカレへの実感が強まった。夜行バス組の渡邊と銀河とこじさんと昼うどんを食べた。彼らは2軒目へ食べ歩きに行ったので、私は千切れた。うどんラップ。選手受付まで時間があったので観音寺駅まで散歩したらサポートで来てくれた人たちが駅から降りてくるところだった。宿まで10人超の大集団を牽いたので、観音寺で集団を牽く役目はここで果たしたことになる。

さあ、いよいよ明日。スイムもランも去年より成長してるはずで、1,2個上のところでレースがしたかったし、できるだけの実力はあると思ってた。体調を万全にすべく、早めに寝た。また、玉井と2人部屋で寝た。

 

9/3 観音寺

お祭りの日。女子のレースは申し訳ないけどスイムだけ見てテントで休んでアップ始めました。女子の開始時は干潮近くてコースの1/3くらいが腰までしか水がないからいるか飛び祭りだった。年によって若干違うと思うけど、女子のインカレ選手はいるか飛びがんばろう。時は飛んで男子のレーススタート。

 

 

↓レースレポ

スイム 2517(105/161)

満潮になって、もはやドルフィンスルーは飾り。でも2回くらいはできたし3回アップすれば上手ければ10s以上は変わるのでは。スタート位置は左端やや後方になった。玉井は開幕ダッシュで見失った。そして人生で一番激しい水中戦となった。頭は沈められ、腰には乗られ、腕を回せばヒトにぶつかる。結果的に開幕ドラフティングの恩恵は受けれず、かといってヒトもまばらになる2周目以降スピード上がったわけでもなく(東北大の誰かの後ろついてたんだけど素で離された)3周目は集団の中に入って上がった。幸か不幸か最初のもみ合いで時計が一時停止されていたので、タイムは2周目以降の16分と表示されていて、最初ドラで速くなっただろうしなんやかんや7-8-8分で23分ではあがったんかな?って楽観視して浜ランした(リザルトみたら8-8-8分で24分でした。ふざけんなよまじで。去年より遅いタイム。プールスイムのタイムは着実に上がってたし、一番積み重ねたと思ってたのに今年のOWSは彩の国以降ダメだった。OWSの泳ぎ方としてはキックは波に揺られて空振っちゃうからプル重視らしい。プルのタイムもまだ遅いけど去年よりはだいぶ速いサイクルで回せるようになったんだけどね。倉橋,館山,横浜,観音寺,熱海といっぱい海で泳いだけど、波に身体ごと持ってかれる感覚がだいぶ強かった)


時計動いてなくて焦り中

 

バイク 10147(18/117)

スイムを集団で終えたけど結局トランジでばらばらになって、開幕は速めにトランジ終えて前で形成された小集団を全力で追いかける展開になった。ヒトの後ろついてければ楽だったんだろうけど、どうにも追いつく気がしなくて単走した。そういえば後ろでずっと”いいよー、もっと飛ばせー、あげろあげろ”って声がしてたけどなんだったんだ。結局、誰かを後ろにつけたまま最初の橋をこえるくらいまでには集団と合流できた。ここ一番がんばったとこ。最初は集団が小さかった(といっても10人弱)ので多くの人が回していて、集団のペースが落ちる時間もあって少し休めた。2周目奥の折り返しから、「行ける人だけ行こう」の声が上がってペースが一気に上がって、集団人数もうなぎのぼりに増えていった。自分はちょっとだけサイクルに参加して何回かは立ち上がりの時に前にいることもできてなんとか付いていけたが千切れた人も多かったと思う。玉井,ゆーしんの集団も見えてきて、トランジインするときに彼らは走り始めていた。最初はゆっくりめで途中から超高速パックになった集団に遅れて入ったのでバイクラップ18位のトンデモ順位獲得しました。

集団に追いつくのや立ち上がり操作は数歩譲って実力だとして、先頭が去年ほど速くなかったのと、入ったパックが高速だったのは完全に運が良かった(去年より周回数増えたのでラップボーダーきつくなった)


大集団牽き中

 

ラン 4217(63/114)

前述の通り、ランスタート時点で玉井ゆーしんは40分ある競技のうちでたったの1,2分前。呑めると思った。途中からはサポートに何分前って言われる前に聞いてた。早々に玉井を回収すると気持ちよく送り出してもらった。このときキロ4。また、イーブンペースのつもりでいたけど実際疲れてて維持できないペースであった。2周目坂直後。しんめい1分前。3周目坂手前。しんめい1分前。1分5秒。1分半。キロ5。自分の実力じゃ追いつけなかった。ランで会うって言ったのに。

 

 

終わってからはかけた時間に見合うだけの満足感は得たし、それでもまだまだ活力エネルギーの尽きないのを感じた。去年より特別な感情はなくて、燃え尽きシンドロームはまだまだ先と思う。持続可能な生活であるだろうか。

今年はなんと後泊した。疲れてるしお酒は飲まないと決めたら楽しかった。水を求めてローソンまで歩いたら釣り人が帰ってきた。鮭を見に行って後ろを振り返るとネコがいた。

観音寺での最後の玉井と2人部屋。

 

9/4 高松-今治

夢から醒めてまた別の夢へとダイブ。観音寺から車で高松へ。高松港から船で小豆島へ。高松駅から観音寺駅経由で今治駅へ。観音寺では若干一名ご飯食べてて可愛かった。車返却場所が高松で変えられなくて、ホテルはそのまま今治で予約してたから香川大返しになってしまって申し訳。今治はちゃんと見てないので特に感想なし。

最後の玉井と2人部屋。


高松-今治大返しなう

 

9/5 今治-尾道

何のために今治まで来ただろうか。そう!しまなみ海道だ。自転車に乗るのになぜかスーツケースで来た女子2人をバスに送り込んで、男子4人は念願のしまなみ海道した。レンタルクロスバイクでロードバイクに合わせるとヒトも自転車もパンクします。一名発狂しました。来年はみんなでロードバイク持っていこうね。


映えスポットをたっくさんすっ飛ばして来た

 

夜は尾道を歩き倒した。港,空き家,商店街……。半径2km程度で様々な顔を見せてくれる。古風な街並みと路地裏の宿は時間の流れを遅らせるような雰囲気を漂わせていて、それに促されるままに夜更かしをして語って歩いた。



色んな想いが聞けたのは土地の力かもね

 

9/6 尾道-姫路-名古屋

距離的な折り返しの日。多様性を尊重して3手に分かれて帰宅した。新幹線と夜行バスと青春18切符鈍行。小林は渡邊と鈍行。1日目は尾道8-姫路12,姫路14-名古屋18時。そんなに乗ってて飽きないのかって?めっっっちゃ飽きた。渡邊は寝てるし景色は同じだし。まだ見ぬ新天地を胸に車窓を視界に入れ続けた。だけど、端麗な姫路城もギラギラの名古屋のビル街も疲れきった心には消化試合。安さと新天地を求めた希望溢れる旅人は一日にして業務遂行マシーンと化した。

 

 

9/7 名古屋-つくば

鈍行2日目。5時前にネットカフェのチェックアウトを済ませて散歩に出る。9時の開城に合わせて名古屋城を見に行く。不幸にも天守閣は立入禁止期間だった。10kmの散歩を駐輪場で終えて、鈍行旅を再開させた。途中で見た浜名湖には感動したのを覚えている。大体16時間の鈍行の終わりはインカレ旅行の終わりでもあった。りんりんロードの暗がりは私の未来のよう。インカレは近づくにつれて存在感を増し、それはある意味で人生の道標であった。今日何をするか、明日どうすればいいか。時間の使い方を評価するひとつの指標であった。新しく指標は導入されるべきで、暗がりは照らされるべきである。去年よりかは見えている。それでいいのだと思ってつくばっく。

一週間の大遠征が終わった。

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