2023/07/04

東日本インカレに自戒を込めて

 

お久しぶりです。物理B3の小林です。6/26()東日本学生選手権がありましたので、その報告です。先日、部ログの一番上に載るように牽制してないで早く書けとの上意下達がありました。小生にそのような意図は全くなく、トライアスリートから物理学徒へのトランジションでもたついて出遅れてしまっただけなのです。数値計算のためのプログラミングはDNFR^3から抜け出すための数学の試みはLAP直前。境界分野のお勉強で重ねる敗戦。どうなることやら。

 

 結果[目標]

Swim 23'16(39)[22'00~22'30]

Bike+T1,T2 1'12'06(62)[1'08'30(35km/h)~1'10'30(34km/h)+2min]

Run 41'10(59)[38'20(3'50/km)~40'00(4'00/km)]

Total 2'16'32(48)[2'11'00]

 

レース内容

Swim

玉井とゆーしんに前で流れを作ってもらって2周目から躍り出る算段だった。開幕千切られて見失った。1周目は普段通りに落ち着いて泳いだ。しかし2周目に入っても周りの流れが遅い気がして焦って気持ち多めに出力する。アップして見たタイマーは23分を表示していて本気で故障を疑ったが、手元の時計も23分を示していた。頭が白くなったが、40位との報告と、それでも去年よりずっと早いタイムだと思い直して落ち着く。脱ぐときに多少ふらついたが、スイムのことはトランジションエリアに置いていくことに成功。

Bike

スイムアップで形成されるボリュームゾーン(swim25分くらい)に呑まれ切らないことを念頭に置いていた。1周目、折り返しがあるのでつくとらのこじさん(以下小島敬称略)をボリュームゾーンの目印にして差を頭に入れとく。余裕はありそうだ。2周目、折り返しで対向から玉井に小林!!って叫ばれた。その後彼と出会うことはなかった。3周目、ごんさんの声が聞こえた。曰く、「玉井と4分差!!」。あと2周あるからもっと開くじゃん。4周目、既に生粋のスイマーを抜いたし生粋のバイカーに抜かれたしで順位も周りも安定する。折り返しの小島が近い。大城も見つけた。がんばれ。5周目、折り返しで小島がすぐ後ろにいた。降車ラインでは東工の小林さんから50!!と叫ばれた。インカレボーダーに入った状態でバイクを終えれたことに安堵した。僕はランナーだから。同時に、とうとう小島に追いつかれた。一緒にがんばろうと声をかけてもらった。

Run

血気に逸っていたせいもあって快走だった。ののちゃんから勝ち誇ったような笑顔でボトルを受け取った。気持ちいいペースで走るだけで小島に追いついたので嬉しくなった。後日談、攣りそうだったので確実にインカレにいくためにペースを落としていたとのことで、納得。かのやからもボトルをもらって、これからというところで前太ももが攣った。耐えられなくて止まった。3週間前に出た彩の国のミドルレースで経験したのとまったく同じだ。両太ももが治まってから走り出さないと1kmしないうちに甘い方が攣るので、しっかり時間をかけた。トライアスリート諸氏に抜かれたが焦らなかった。外回りに入るときには40位と叫ばれていたからだ。10人くらいなら許容範囲。しかし、10人通過しても治まる気配はなかった。スイム以上に頭が白くなった。完全に治まるのは無理だと思って、行けそうなところで舵を切った。ここの判断は絶妙だったと思う。ガーミンによると、その時間なんと4分間。再び土手に入るときにはいま60位、ボーダー1分と叫ばれた。あと6kmあったからキロ10秒ずつあげていけば勝てるか??絶望が態度に出た。給水エリア先頭に立っているひとからボトルを強奪してつくとら学連組には目もくれなかった。良くない。前を見れば差こそ開いているけれど追いつけそうに見えたのでちょっと落ちつけた。外回りの折り返し付近では去年インカレに出たひとたちを抜いて、ボーダーに戻ってきたことを感じた。同時に対向の金田さんと目が合った。ニヤッとされた。最終内周りでとうとう金田さんに追いつかれた。追いかける脚はないので見送った。ゴール直前「インカレいけるぞ」の声が響いて、一回抜いた選手に競り負けてゴール。48位のアナウンスを聞いて嬉しくはあった。玉井から氷を貰って色々冷やす。ゆーしん玉井小島のフォトに小林はいなかった。

 

反省

インカレに行くことは達成できたが、玉井小島に勝てなかったこと、去年とおなじようなレース展開になってしまったことは反省すべきだ。特にランは単純に4分早ければ相当な順位になっていたはずで、結果としても悔しい。また、今までを通して安定していたスイムが下振れたことには動揺を隠せない。原因としては以下が考えられる。

Swim

練習:全体を通して、OWS練で玉井ゆーしんにしっかりチェーンできたのは1回なのに、その1回の経験を過信した。

レース:周りが遅いと思ってからペースを上げるまでの判断が遅かった。臨機応変に対応できなかった。

Run

練習:ブリック練不足。3~4月は怪我していてjogを積めていなかったためベース不足。

レース:DHバーによって実力以上にバイクを漕げたため脚が残らなかった。最初気持ちいいところで走っていたが、実際のタイムとしては3'30/kmだったのでかなり早かった。

 

自分のトライアスロンの組み立てとしては3種目が安定していることに加えて、最も安定していて、絶賛上昇中、しばしば上振れてくれるスイムと、堅実に勝負できるランを武器にしているつもりなので、今シーズン、彩の国と併せて基盤が揺さぶられたことは衝撃だった。インカレではしっかり修正して勝利を愉しみたい。

 

正直悔しいのだ。練習時間と強度を落とした中途半端な練習で手に入れたのはつくとら内でのインカレ出場者最下位という中途半端な結果だった。これじゃ去年と同じだ。現状維持は相対的な衰退なのだ。もうちょっと可愛く言うなら、「同じ場所にとどまるためには力の限り走らなきゃ」そう、力の限り走らなきゃいけないし、それでも足りない。今季から来季にかけてのビッグイベントとしてインカレ,就活,院進などがあって、そのためには部活動,インターン,業界調べ,物理学,いろいろあるが力の限りやれていただろうか??その問いに際して無力になってしまう自分。ルサンチマンに引きずられるな。がんばれ。結果を出せ。もっと私を楽しませろ。

 

4種目

 つくばっくしてからは課題とテスト週間が始まった。学生の本分であって然るべきなのだが虚脱感に襲われて先に述べたような状態になった。連鎖する。境界分野どころか物理学のテストでも詰めが甘くて、よくて評定Cになりそうだ。GPAは本質ではないけど、いい気分にはならないものだ。最近「小林の人生みたいだな」っていじりをされるけど、俺の人生こんなもんじゃない。全力で倒しに行くからな。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿