2019/05/23

新島レポ

 

こんにちは,工シス2年の儀同政伸です。

今回は、5/18に行われた新島トライアスロンについて、旅の様子とともにかいつまんでお伝えします。

 

まずは行きの船の様子から。出港は22時と少し遅めです。行きの船は、エントリーした地点で座席を確保しておくべきです。そうでないと床で寝ることになってしまいます。僕たちは座席を確保できていませんでした。僕は通路に寝ていたらしく、0時過ぎに起こされて移動させられ、5時ごろに途中の伊豆大島で下船する人たちの足音で目を覚ましました。愛さんもすぐ近くにいたのですが、移動させられたのは僕だけでした。こんなことにならないようにしっかり準備しましょう。

 

8時40分、新島到着です。

泊まらせていただく民宿の方々に出迎えていただき、民宿に荷物を置いて、バイクコースの試走へ。海沿いは強風が吹いていました。海がきれい!

 

13時、レーススタートです。

 

まずはスイムコース。

一番遠くのブイのあたりでも底が見えるほど透き通った海でした。泳ぎながらみる水中は水色がかってみえて海底の砂が太陽の光を反射して白く輝き、とてもきれいでした。風や波もほとんどなく、水温も泳いでいて気持ちの良いくらいでした。そんな景色をしり目に、レースを継続。途中僕より少し速い人が追い越していき、その人に何とか200メートルくらい食らいつく。それからは泳ぎが速い人には抜かれながらも、一人、また一人と抜きながら確実に順位を上げていく。スイムアップは28:13と、きれいな海に背中を押され、自己ベストを更新することができました。

 

次はバイクコースです。

この海岸線を走ります。途中から森みたいな感じのところを通ります。バイクコースは全体的にアップダウンがあるコース設定に。島レースということである程度予想はしていましたが。コースの前半から中盤にかけては向かい風、上り坂という悪条件。そんな中、高そうなホイールをはいているバイクに何とか食らいつく。後半は下りが多かったですが、一瞬でいいから何とか50�/h以上を出したいという一心でペダルを踏みこむ。途中筑波のOBの方に声をかけていただきました。そんなこんなでバイクは終了。バイクラップは1:15:46でした。

 

最後にランです。写真がないのが残念ですが、前半の急な上り坂のてっぺんからは右に太平洋を、左に新島の大自然を見ながら走るコースでした。こちらもバイクコース同様、アップダウンのあるコース設定。スタート直後に待ち受けていたのは、いきなりコース内で最も急な坂。足にこたえる。しかし坂を上り切ったてっぺんからの景色はとてもきれいでした。その山を下ってしばらくは傾斜が緩やかな道のり。だんだんと足が戻ってくるのを感じる。コース後半は下り坂。重心が下がりブレーキがかからないように意識しながら下る。そんなこんなであっという間に時間がたち、結局ランラップは46:59でした。

 

レース後、夜のアフターパーティーでは、レース中声をかけていただいた筑波大のOBさんや、レース出場者の方々と話すことができ、貴重な体験となりました。料理もとてもおいしかったです。特に赤みがかった魚のお刺身がおいしかったです。

 

民宿に泊まっている方々の中にも筑波大のOBさんが。昔の筑波大の様子や、トライアスロンとの出会いなどいろいろな話が聞けました。その人たちの話では、トライアスロンをやっている人は練習をするために時間管理がちゃんとできるから、仕事もできるらしいです。自分もちゃんと時間管理できるようにしたいです。

 

 

2日目は船の時間まで新島観光です。数ある選択肢の中から選んだのは、海で泳ぐことと、温泉に入ること。まずはバイクで島内を移動し、バイクコースから見えていた一直線に伸びる美しい浜辺へ。

この浜辺はスイムコースの島の反対の海岸で、波がやばい。しかしせっかく来たし、トライスーツも準備していたので波にさらわれないように海の中へ。圧倒的な波の力。泳ぐというより終始波にのまれてました。

新島の最後は温泉へ。無料で入れる露天風呂で、海岸沿いに位置し、景色も最高で、心も体も癒されました。

 

11時50分、新島を後に帰路へ。思い返せば勢いで申し込んだ新島トライアスロンももう終わり。いろいろと思いを巡らすと、持ってきた本の内容も頭に入ってこず、またいつもの日常に戻っちゃうのかーなんてちょっと寂しい気持ちになりました。

途中東京湾から見る東京の夜景は何ともロマンチックでした。

これだけきれいな景色を堪能できる新島トライアスロン、一度行ってみる価値は大いにあると思います。ぜひ来年いかがでしょうか。

 

 

 

最後に、要綱の作成、民宿や船の予約など、遠征の成功に尽力してくれた齋藤光くんに心から感謝して、新島レポを終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

2019/04/29

新入生へ! 大会のススメ (筑波大に限らず!!)

どーも!体専4年の岩碕幹生です🏇

本日、筑波大学体育会トライアスロン部(略してつくトラ)の入部式でした🐯

まずは入部してくれた新入生のみんな、つくトラへようこそ!!
そしてこのブログを読んでくれてる他大学の新入生の人も(いるのかな?笑)ようこそトライアスロン部へ!!


入部式にて「ブログがあってね…」って話があったけど、アイアンマンブログ以降更新なかったので書きたいと思います✍




今回のテーマは
『新入生の初レース』です🏊‍♂️🚴🏃


つくトラが多く出る大会を中心にいくつかレースをピックアップ👀
勝手に、主観で、適当に(?)レポートしていきます



①渡良瀬スプリング «5月26日(日)»

(よく先輩方の話に出てくるであろう渡良瀬。既にエントリーは終わってるので、新入生の皆さんはトライアスロンを見て、感じて、ついでに先輩方の応援をしましょう!笑)

↑今は研究が楽しいといいつつ今年も…!?笑




②彩の国トライアスロン «6月2日(日)»

エントリー締切が近い(連休明けすぐ)ので、この大会もスルーでいいと思います。

が!!!

この大会、1000円で代替出場が可能なんです!!

予定が入ったり、怪我などの不調で不参加になった先輩方がいたらチャンスかも!?
ぜひ一声かけてみましょう!

また、同日で日本選手権出場にもつながる関東選手権も行われます。
ハイレベルなレースを観戦できます!

↑関東選手権!!!集団で走るよ🚴🚴🚴



③関カレ «6月30日(日)»

オススメ度★★★
エントリー費★★★★★★
水温★
↑(急に始まる)(エントリー費は高いほど多いよ)

正しくは"関東学生トライアスロン選手権 那須塩原大会"
その名の通り、今年は9月1日(日)に行われる日本学生トライアスロン観音寺大会(インカレ)への出場を懸けた大学生トライアスリート達による関東予選。

多くの学生トライアスリートはインカレ出場のため、このレースでの権利獲得に向けて日々の練習を重ねているのです🔥

ただ、、、
・エントリー費がめっちゃ高いです
→25000円+4300円(学連登録費)+手数料
・水温がめっちゃ低いです
→16~18℃

初レースにするなら関カレ!って風潮?が例年のつくトラにはありましたが(彩の国出る人もいたけど)、正直1年の時に絶対出た方がいい!!!ってほどオススメはできないかなー…

それでも関カレでしか感じられない雰囲気は確かにあります!!
それを感じるだけでも出る価値はあるでしょう!

↑安定のまつもと選手(右)




④霞ヶ浦トライアスロンフェスタ«7月6日(土)»

オススメ度★★★★★
エントリー費★★★
バイクコースにれんこん畑★★★★★★★★★★

去年から開催されたこの大会
大会?違います。フェスタ、つまり祭りです🏮
屋台が出たり、盆踊りしたりします(嘘)

なんといっても筑波大からの近さ!!
出やすさ👑No.1👑

エントリー費も🏊‍♂️1500m-🚴40km-🏃10kmのオリンピックディスタンスの半分の距離で行われるチャレンジの部なら、学連登録不要でエントリー費11000円なのもオススメ!!
※ちなみにオリンピックディスタンス(この大会ではレギュラーの部)のエントリー費は18000円です。

ちょっと水質がビミョーだけど、初めてのトライアスロンにするには一番いいと思う!

総合・年代別入賞者にはお高いお肉やれんこんとかいろいろ!
さらにボランティアにもチャンスありの抽選会も行われて楽しい大会!!

↑あいこチャレンジの部優勝!!(※インカレ選手)







他にもエントリーは終わっちゃったけど海が綺麗な新島トライアスロン«5月18日(土)»

自衛隊の滑走路をバイクで走れる木更津トライアスロン«8月25日(日)»

他にも関東以外でもいろいろな大会が行われているから"トライアスロン 大会"で検索してみましょう!!






以上、大会レポとか言いつつ
ただただ自分が今シーズン(夏まで)出る大会についてザッと説明しただけのブログでした




おしまい






2019/04/03

桜の季節ですね。


こんばんは。おつかれさまです。
つくばの春合宿に参加してくださった方々、ありがとうございました。
つくばは桜が咲いていい感じです🌸

マネージャーの早川真央です。
無事単位を落とすことなく二年生になりました!!!!

こっからが本題です。
先日、やっと、ローラーデビューしました!あ、もちろん固定ローラーです。バイクは部車のInter Maxを使いました。



とりあえず、60分乗ってみました。サイコンが壊れているので、速度や距離がわからないのが悲しいです。サイコン買おうか迷ってます。

今後も、霞ヶ浦トライアスロンまで、時間を見つけて乗って行きたいと思います!

早川でした。

2019/03/31

祝・卒業

2018年度も終わりですね。
こんなタイトルなのに先日卒業した身の和間がお送りします。

今バイトから帰ってきたら、目の前の家に住んでいた大輝の元住居に新たな入居者が入っていて動揺が隠せないので、なんか勢いでブログ書きます。現在23時。

昨日までの合宿お疲れさまでした。各所で筑波合宿の感想が飛び交っていてみんな充実していたようで何よりでした。ちなみに、僕と「7万円Tシャツ」とかいうアホなチーム名でスプリントに出場し、その後もなぜか一度うちの練習にも参加し、なんだかすっかり某38君に次ぐ常連感をもって(?)今回の合宿に参加してくれた北大・阿部のブログがこちらです。自分が直接運営にかかわったわけじゃないですけどなんだかうれしさで溢れました。僕も2年後のデュアスロン出て号泣しようかな。

はい、前置き終わり。
今日は僕ら4年生の卒業旅行でした。追いコンのときに、匠と「結局卒業旅行してねーな」「いやお前らNZいったじゃん」「それとは別じゃね」みたいな話になり、一次会会場の一太郎で「日帰りで上野行こう」ってことに。日帰りなのは、僕が春休み全日程夜はバイトが入ってたから。上野なのは、日帰りなら東京の山手線の西側ぐらいだろうってのと、全員を集合させるためにハードルの高い大輝を釣るには動物園だろうと思ったから。

意外とすぐに日程は決まる。筑波合宿終わりの3/31。その場にいた僕・匠・大典・日菜そして大輝も一発OK。2次会で智紀と美来に確認するとこちらもOK。まさかの全員OK

そして、前日3/30の夜。
同期ラインにて
僕「明日の集合時間どうする」
匠「10時」
大輝「練習したいからわんわんランドにしよう」

おい(笑)

まあ、追いコン始まるタイミングだったし、軽い口約束だったのもある。
偶然その夜松屋で遭遇したので聞いたら「荷物運ばなきゃだし、練習したい」とのこと。
う~ん(苦笑)

そして、悲劇は重なる。
みく「バイト入ってた」
智紀「忙しいから全日程は無理」

ふぁ~~~

まあ、いろいろ忙しい時期に無理やりつっこんだ感は否めないが

そんなこんなで今日は僕・匠・大典・日菜の4人で上野へ。
上野動物園を回ってシャンシャン見たり、タカの大きさにビビったり、大典たっての希望で不忍池のスワンボートで遊んだり、アメ横をぶらぶらしたりして6時間を満喫しました。めっちゃ楽しかったです。全員揃うと最高だったろうなと思いますが。

ここからが本題。

思い起こせば4年前の4月29日。入部式にて僕らは9人で筑波大学体育会トライアスロン部に入部した。
1年目。珍しく体専が4人もいたこともあり、みんなの練習への熱意がすごかった。
(念のためですが、僕が朝起きれなくなったのは1年の夏休み後半からです。それまではちゃんと大典がライバルだと個人的には思えるくらい頑張ってました)
クリスマスパーティーが懐かしい。
2年目。部の運営などをめぐり、先輩方に死ぬほど迷惑をかける。結果的に部をめちゃくちゃにした。でも、最後までみんな代MTには全員参加したし、考えることだけはやめなかった。それが唯一誇れるところ。
3年目。一人と別れ、一人と出会う。環境を取り戻すことに皆それぞれ精いっぱいだった。
幹部を終え、皆それぞれの道を探り出す。
4年目。区切りの時。みんなそれぞれの進む道が決まる。

今となっては(僕にとっては)どれも懐かしい思い出。のべ10いた同期だが、筑波に今いるのは8だし、追いコン来たの7だし、連絡とれるの7だし、卒業したの6だし、卒業旅行きたの4である。もはや、僕ららしくていいかと開き直れるレベル。

さて、残り7分なので締めます。

つくトラ同期に限らず、学生トライアスロンで出会ったすべての同期の皆様。
皆さんのおかげで(いろいろありましたが)楽しい4年間でした。
それぞれの明日からの舞台で頑張りましょう。

僕はあと2年、学生トライアスロン続ける予定です。詳細なことは時間がないので省略しますが、とりあえず関カレ頑張ります。

それでは。

2019/03/27

IRONMAN NZ 2019 最終章 「トライアスロンとは。そして。」

ここまではこちらから。
  1. 第1章「出発前」
  2. 第2章「NZの洗礼 ~ムール貝とスマホ~」
  3. 第3章「Swim ~ゴーグルと朝日~」
  4. 第4章「Bike Lap1 ~ジェルとトイレ~」
  5. 第5章「Bike Lap2 ~向かい風、同期、時々コーラ~」
  6. 第6章「Run ~腹痛と星空と全力ダッシュ~」
  7. 第7章「After the race ~バンジーとイルカとラムチョップ~」

さて、レースはすべて終わりましたし、長ったらしい観光編も終わったので、今回の遠征を総括したいと思います。

レース後、大典と智紀と今後ロングをやりたいだのやりたくないだの、トライアスロンをやりたいだのしばらくはいいだの話をしていた。そんな話をしてるうちに、自分がなんでトライアスロンをやってるのか、一時は理由をつけてレースから遠ざかっていたのにまた戻ってくる気になったのか、そして、今回のレースから一か月弱が経った今でも、来シーズンが楽しみで仕方ないのか。そういったことへの答えに近い”何か”が見いだせたような気がする。

僕にとってトライアスロンは「旅」であり「祭」である

これが、今回の遠征の一番の収穫なのかもしれない。

あるときは大自然の中を、またあるときは人々の生活の舞台の中を、自らの身体を頼りに一歩、また一歩と歩みを進めていく。ときに人とすれ違い、抜かされ、抜かす。様々な人がそれぞれの歩みをそれぞれのペースで進めていく。こんな旅に似たところがトライアスロンにはあるような気がしたし、それが魅力だと僕は思う。

入部後割とすぐの時期、優さんに「トライアスロンのレースってね、会場全体がすごいお祭りムードなんだよ」と言われたのは今でも覚えている。山下さんもNZのブログの中で「僕たちを見世物(悪い意味でなく)にしたお祭りのような」と表現していた。
2人の指す「祭」が僕の思う「祭」と重なるか分からないし、完全に重なることはないと思うが、僕にとって「祭」とは「非日常」である。

いつもそこにないものが祭にはあって、いつもあるものがなかったりする。そういったところの新鮮さが僕にとっての祭の価値である。
トライアスロンにおいては、レースをやるってことで、

  • いつもは魚や水鳥、水草が遊ぶ水辺を、何百何千といった人間が泳ぐ
  • いつもは自動車が飛ばしてる道路の真ん中を、ロードバイクが転がり続け、脚が地面を蹴り上げる
  • いつもは人々の憩いの場だったり、または何もない寂れた空き地だったりする場所が、歓喜のヴィクトリーロードとなり、EXPOで盛り上がる舞台となる
  • いつもは社会のため、家族のため、自分のために汗水たらして働いている(もしくは勉学にいそしむ)人々が、選手としてレースに出たり、運営としてサポートしたり、沿道の観衆として声援を掛ける
このほかにも数多の「非日常」がニョキニョキと顔を表す。その非日常は選手だろうが、運営だろうが、観衆だろうが関係なくかかわる人々に様々な形で喜びを与え、楽しく明るい気分にさせる。

僕は旅と祭がとても好きだ。まあ、だからこんな結論になるのかもしれないが、僕にとってトライアスロンは、その舞台を自ら駆け抜ける旅の爽快感と、非日常を一心に享受できる祭の楽しさを一度に獲得できる貴重な体験なのである。

さて、僕自身の話はこの程度で終わりにします。誰得なことをこんなにだらだら書いてもしょうがないのでね(笑)

まず、IRONMAN NZに参加し、僕らに十分すぎる前例をくださった、近藤さんをはじめとする先輩方。ありがとうございました。前例がなければこんなにうまくいく遠征になってないだろうし、そもそも参加してるかわからないです(笑)

次に、日本で応援してくださったり、帰国後祝福していただいた方々。なんだか、うれしかったです。ありがとうございました。

そして、これを読んでいてIRONMANに出ようかなとか少しでも考えてる後輩諸君。僕も先輩が書いてたことと同じことを、先輩面して、IRONMAN面して語ります。「迷ってるなら出たほうがいい。」
完走に関しては、今回僕が完走したことでほぼほぼの人の不安は取り除けたのではないでしょうか(?)
そして、もし出場した暁には、優さんも言ってたようにぜひ感想を聞かせて下さい。
それがこのブログ書いた目的の半分です。残りは自己満z(略)
どこの大会だろうといいんだけど、同じ境遇という意味ではNZに出てくれると話も弾むなあと思います。これは大典も言ってた。

極論をいえば、ロングである必要すらないっちゃない。ロングならではの体験談ももちろんあると思うけど、「その人が何を思って、何を考えながらレースの準備をして、レース運びをしているのか」これも大典が言ってた気がする。さらに僕的に言うなら遠征を通じて他愛もない話もあってもいい。まあ、何が言いたいって
「ブログ書こうな!!!!」

はい、話がずれました。戻ります。

レースを運営してくれた人々、沿道から歓声をかけてくれた人々、ともに同じレースで戦った選手の皆さん、最高のレースでした。ありがとうございます。

今回の遠征を全面的に支えていただいた堀さんご夫妻。異国の地で安心してレースできました。ありがとうございます。

そして、何よりともに遠征に行ってくれた大典・智紀。
4年間同じ部活のメンバーとしていて、最後にこういう形で最高のレースができてよかったです。ありがとう。

これにて、僕のIRONMAN NZ 2019雑記は終わりです。
脱線したり、回りくどかったり、わけわからん駄文だったりした箇所もあったかと思いますが、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
一部しか読んでないって方もありがとうございます。残りも読んでくれると嬉しいな(笑)

Fin.

2019/03/26

IRONMAN NZ 2019 第7章「After the race ~バンジーとイルカとラムチョップ~」

ここまではこちらから。
  1. 第1章「出発前」
  2. 第2章「NZの洗礼 ~ムール貝とスマホ~」
  3. 第3章「Swim ~ゴーグルと朝日~」
  4. 第4章「Bike Lap1 ~ジェルとトイレ~」
  5. 第5章「Bike Lap2 ~向かい風、同期、時々コーラ~」
  6. 第6章「Run ~腹痛と星空と全力ダッシュ~」

※この章はただの観光日記です。興味のない方は飛ばしてください(笑)

3月3日(日) 8時

レースの翌朝は、日焼けの痛さで起きた。前日それなりに冷やしたけど、それでも腕のほてりがやばい。ただの火傷じゃんこれ。立ったら立ったで、足の皮膚が張ってしまって痛い。レースから1日たって日焼け止め塗らなかったことを後悔した。
そして、恐れていた筋肉痛がない。あれ?

12時

フィニッシャーグッズなどのIRONMANグッズを買いに、智紀と大典と3人で、昨日ゴールしたエキスポエリアへ。しかし、既に多くのグッズが売り切れ。あとから聞いた話だが、この日は7時か8時からショップが開いていて、今日しか売られないフィニッシャーグッズ
を目当てに開店前に並ぶ人がいるくらいらしい。
僕は、買いたいものが売り切れていたので、宿へ帰って、Taupoツアーに参加することに。

12時半

堀さんがツアー参加者のうち希望者を募ってタウポの観光スポットに連れて行ってくれるということで。もちろん参加するしかないでしょ!と思っていた。大典と智紀は疲れたからパスということで、結局学生は慶應の小野君と2人に。

  1. Huka Falls
    Taupo湖の下流に位置する滝。めっちゃきれいでめちゃくちゃ癒された
    反射しすぎてうまく撮れなかったけどすごい透明度
  2. Huka honey hive
    NZの名産の1つであるハチミツのお土産ショップ的なところ。
    有名なマヌカハニーの商品がたくさん売っていた。
    面白半分でハニーディッパーを購入笑
  3. Taupo Bungy
    そうです。バンジーやってきました。
    湖の少し下流、先ほどのHuka Fallsよりはやや上流に位置するこのバンジー、47mの高さからすごくきれいな川へ足首だけ固定されて落下する純粋なバンジーで、
    近藤さんや山下さんがやってきたオークランドのスカイジャンプとはまた別物。ちょいと違いをまとめておきましょう。
  4. Taupo BungySky Jump
    場所TaupoAuckland
    落下距離47m192m
    最高時速70km/h前後(推定)85km/h(web調べ)
    固定方法バンジー(ゴム紐の命綱)で足首固定ハーネスで胴体固定
    落下環境崖の上から川へタワーの上からビル乱立の市街地の中へ
    とまあ、こんな違いなんですが。一番違うのはやっぱり足しか固定されてないこと。頭から落っこちることになります。
    崖の根元から川を眺める。景色は抜群。

    高さがなんとなくわかりそうな画像
    $180(\14,400)を支払い、体重を測定。いろいろ誓約書とかに署名を書かされる。順番がやってくると崖に設置されている桟橋へすすみ、ハーネスを付けてもらう。ただし、これは万一に備えての装置っぽく、基本は足に命綱を付けられる。
    なぜだか知らないけど、ここまで全然恐怖感がやってこない。そんなもんなのだろうか。やっぱり昨日の今日で感覚がマヒしてるんじゃないかなとか思ったり思わなかったり。そうこうしているうちに、前の日本人観光客二人組が飛び終える。叫ぶ言葉を決めていたが、ただの「キャー」という叫び声にしかなってなかった笑
    バンジー直前。なぜだかまだ余裕。
    インストラクターに落下する方法とかいろいろ指示をされる。なんとなーくわかったので、なんとなーくうなずく。そして、飛び場へ誘導される。足形がかかれているのでそこに立つ。一瞬下を見る。これが完全にミス。
    え、高くね?俺今からここ落ちるの?え?まじ?
    急に脳が現実に直面して混乱しだす。そんな事お構いなしに、インストラクターは落下のポーズになれと指示してくる。いわゆる「ストリームライン」の姿勢でそのまま上体を倒して落っこちる方式らしい。姿勢を作ったはいいものの、膝が笑い出す。
    そんなことはお構いなしに、インストラクターは「Are you ready?」と聞いてくる。ウーンチョットダイジョウブジャナイ。でも、こんなところで止まっててもかっこ悪いので「Yes!」と元気よく返事笑
    インストラクターの掛け声に合わせて「Three!  Two!  One!」
    バンジ~~~~!!!!
    よく見ると膝が曲がっている。
    自衛隊のヘリ部隊の人にダメだしされた笑

    気づいた時にはもう既に頭が下。えげつない落下速度。外プールの10m飛び込みより速い(そりゃそうなんだが)。どんどん川が迫ってくる。うっひょすんげぇ~
    膝こそ曲がりまくっていたけれど、それ以外に関しては、怖さはおそらくその迫力に負けてどっかへ行ってしまっていた。バンジーを終えた後の感想は「爽快」だった。
    後から知ったことだが、バンジーってNZ発祥(厳密にはどこかの民族の通過儀礼を最初にアトラクションにし始めたのがNZ)らしい。もし来年以降もNZに行く人が入ればSky JumpでもTaupo Bungyでも良いので是非やってみたらいいと思う。

  5. Spa Thermal Park
    こちらは先輩方のブログで散々取り上げられた例の川辺の温泉。NZも日本と同様火山活動が活発で、Taupo湖の周辺にも温泉が湧き出ているらしい(だからTaupoと箱根は姉妹都市らしい)。
    堀さんから、川の流れが速いんであまり油断しないようにってことと、あったかいエリアは微生物がいるので首より上を付けないようにとのアドバイス。
    水と温泉の混ざったぬるいエリアにみんなたまる
    川の冷水が、日焼けを冷やすのにとても良いことに気が付き、ずーっと川の方にいた。というか、温泉の方は日焼けに染みて浸かってられなかった。もし、温泉を楽しみたければちゃんと日焼け対策した方がいい(もはやメインが違っている)。

17時

ツアーから帰ってきて、Bikeの梱包(行きよりはるかに短時間で済んだ。成長、成長)を済ませると、17時からAward Party。幸い、僕は胃腸がまったくやられてないのでしっかり食べれたし、お酒も飲めた。赤ワインめっちゃうまい。






パーティーの最中に表彰式もあったんだけど、マジ皆バケモンかってタイム。同年代の18-24男子のエイジトップは9時間19分39秒。大典と「この競技でタイム争うのマジ異次元」みたいな話をした。

21時

Award Partyも終わり、宿に戻ってくると、明日の出発のために荷物をトレーラーに積む。出発するのは明日といっても早朝3時。というのも、ほとんどの人が翌日すぐ日本に帰るので、9時代の飛行機に乗るために7時にはオークランドに戻らなきゃいけないという理由があったので。
荷物を預け終えたら、学生5人(つくば3人+小野君+平谷君)で飲み会スタート。3時起きは無理だから徹夜しようという作戦に。途中人狼を始めたりいろいろ楽しかった。

3月4日(月) 午前7時

無事徹夜に成功(俺が一番怪しかったが)し、3時にハイエースに乗り込んで一路オークランドへ。ハイエースの中で寝て、起きたらオークランド。7時前に到着し、帰国組とは別れを告げる。そのままオークランド市内のホテルに連れて行ってもらって宿に荷物だけ預ける。チェックインは午後2時。およそ7時間、知らない街で徹夜明けに近い状態で何をすればいいかわからない僕ら。とりあえず朝飯を…と思ったがそんな元気すらなく、30分ほど仮眠。起きて、「オークランド 朝食」とかで検索をかけると美味しそうなエッグベネディクトを出してる店が。
 その後、まだまだ時間があるので、オークランド中心地にあるスカイタワーへ。そう、スカイジャンプで有名な。
南半球で一番高いらしい
いや、まあ誰もやってないですけどね。僕はバンジーしましたし(笑)

展望台昇ったけど、眠気再来で一周見たら「高いなぁ~」と思っただけは覚えてるけど他は忘れてしまった(笑)
大典と智紀は昨日多く寝てるのもあって少し元気だった

時間がお昼になったので、スカイタワーを後にし、港のエリアへ。レストランを見つけ、着席するともう食べたいものは決まっている
そう、フィッシュアンドチップスである。やっぱ美味い。なんだかチップスが無性に美味い。感動しながら昼ご飯を食べ終えると、待望のチェックインの14時がすぐそこに。
宿に戻り、軽くシャワーだけだけ浴びて3人とも爆睡
正直、観光もよかったが、それよりも寝たかった方が大きい

 午後7時

2時すぎに寝たが、先述のとおり疲れまくっていたので、3人とも7時近くまで爆睡。そして、起きてもなんとなくボケーっとしている。とても歩き回って飯を探す気力はなかった。誰かが「現地の日本食食べてみたくね」という発言にとても同意。さらに、ググったらホテルの裏、徒歩5分の所にラーメン屋「TANPOPO」なる店が。満場一致で向かう。
 思った以上に日本色強くて面白かった。メニュー日本語だし、店の入り口に「正社員募集」って漢字で書いてあったし(笑)

3月5日(火) 午前9時

この日もよく寝れた。やっぱり疲れてるんだろうな。でも昨日と違って充電は完了している。この日の予定は昨日予約した「Wheal&Dolphin Watching」というツアー。
昨日いくつかの観光案を検討したうえで、クジラも50か60%、イルカに至っては90%(天候不順により欠航した日を除く)の遭遇率らしく、クルーズ船に乗ってればいいというのもあってこれになった。
ツアーは昼過ぎに港を出発なので、港近くにあるFisher's Marketに寄って、IKA BOWLなるものを朝食兼昼食に。
野菜多めの海鮮丼といった感じ。いろいろカスタマイズできる。
 昼飯の後に出発。およそ4時間半の船旅でイルカエリアまで1.5~2時間、鑑賞時間は30分~1.5時間程度らしい。なんだかんだ言いつつ寝足りてないのは3人とも同じで、寝たり起きたりを繰り返してた。

そして、なんだかんだしてるうちに船が速度を緩める。どうやら近くにいるらしい。

イルカだ
 いやまあ、そういうツアーなんで当たり前なんですけど(笑)
でも野生のイルカとか見たことあります?僕はないですよ?水族館が関の山で。
すごい。なんかテンション上がる。やっほ~い!!
船のすぐそこを泳いでくれてるのですごい近くで見れる
このツアーはあたりだった気がする。テンション上がりっぱなしで持ってきたカメラのシャッター切りまくる。もちろん、直接目の前のイルカを楽しむことも忘れずに。
しかし、カメラで近くを眺めすぎた結果、船酔いになり、帰り道はずーっと寝てる羽目にorz

午後6時半

ツアーから帰ってくると、午後6時半。ちょうどおなかのすく時間。明日は帰国日。つまりNZで食べるご飯は今日が最後。「食べきれてないのは、ラムとムール貝だけだね」って話に(初日に食ったのはノーカン)。

色々話した結果、再びググってうまそうなラム肉のお店へ。店の名前は「TONY'S LOAD NELSON」結構有名なお店らしい。
クラムチャウダー・ラムチョップ・チーズケーキを注文
クラムチャウダー頼んだらまさかのムール貝。美味かった
 さてさて、真打登場。ラムチョップ!!!
めっちゃ柔らかい。すげえ。肉ってこんなに柔らかいのか。
 今まで食べた肉で一番柔らかった気がする
一人一つ頼んだつもりが3人で1つになったチーズケーキ
とってもおいしかったです。値段は…触れないでおきましょう。知りたい人は3人の誰かに聞いてください(笑)

3月6日(水) 午前7時

ついに帰国の日。堀さんご夫婦に空港まで送っていただき、あと1日オークランドに滞在するらしい平谷君と堀さんたちに見送ってもらう。

チェックイン手続きで大典の搭乗券出てこなかったり、俺の荷物24kg台になったり、最後もいろいろハプニングはあったけど(どっちも結局どうにかなって)、ついにお別れのとき。本当にありがとうございました!

出国から帰国までは特に書くことがないので割愛。
成田に着くと1週間ぶりのまさとさん。ほんと3往復もありがとうございました。

そうしてこうして3人はIRONMAN NZの旅を終えたのであった(最後雑)。

第1章で8章立てといいました。そうです。観光編書きすぎたのでまとめは最終章に委ねます。それでは!

2019/03/25

IRONMAN NZ 2019 第6章「Run ~腹痛と星空と全力ダッシュ~」

ここまではこちらから。
  1. 第1章「出発前」
  2. 第2章「NZの洗礼 ~ムール貝とスマホ~」
  3. 第3章「Swim ~ゴーグルと朝日~」
  4. 第4章「Bike Lap1 ~ジェルとトイレ~」
  5. 第5章「Bike Lap2 ~向かい風、同期、時々コーラ~」

3月2日(土) 15時40分


1周目(0-14km)

T2は死ぬほど休んだので、走り出しの感触は良い。手元のGarminでは6'00"/kmを切るペース。ダメダメダメ。このペースでは絶対バテる。
最初の2kmほどは対面通行になっていて、1km程進むと、大典とすれ違う。
僕「大典!ファイト!」
大典「おう!やっべぇキツイ!」
まじか。ミドルの経験もあり、僕よりはるかにトライアスロンランになれているだろう大典がわざわざ「キツイ」というんだから相等なんだろうな…とは思ったものの、一方の僕は、Bikeによる体の重さこそあったものの、キロ6で問題なく進んでいて、何がきついのか、この時にはまだよくわからなかった。

Runのエイドは2.5kmおきにある。最初のエイドは最初の坂の中腹にあった。エイドにはBikeのときにおいてあったもののほかには、ポテチ・クッキー・チョコ・氷が追加されている。最初のうちは余裕もあったので、水をもらって頭からかぶり、Electrolyteを飲み、バーをほおばって、Electrolyteで再び流し込んでさっさと通過した。

コースレイアウトは、タウポのモーテル街から、5km程離れた隣の住宅街まですすみ、住宅街の中をぐるぐるして、戻ってくることで1周14kmのコースを3周回なのだが、途中500m程度で15m位を上る、イメージ的にはループの大学会館前の位の坂が3~4つあるので、割と足を削られる。

僕も10km過ぎまでは先述の通り余裕だった。1kmごとのLapは
6:05-5:49-6:54-5:50-6:10-6:21-5:55-6:05-5:55-6:21
と、坂道とエイドを考慮すると、ほぼキロ6のペースが守れたといえる。

10kmを過ぎると身体に異変がやってくる。まずは、腹痛。
これの原因はすぐわかった。汗冷えだ。スタートした直後は汗をかくほど陽も出ていて、エイドでバンバン水をかけたもんだから、ある種持病ともいえる(笑)汗冷えが発症した。

5個目(12.5km付近)のエイドでトイレに駆け込む。Bikeのときとは意味が違う、緊急を要するトイレ。
とりあえずトイレを済ませたが、このとき完全にウェアの選択をみすったことを悟る。
汗冷えする体質なのに42kmもトライスーツで走ってはいけない。今後の戒めである。

それでも、トライスーツを着たのは、なんとなく「桐の葉のトライスーツでゴールしたかったから」と思ったから。まあ、自分のじゃないのだけれども、学群生活を締めくくるうえで、ウェアは桐の葉が良いなと。これに対しては、2周目に答えが出る。

さて、ここからが地獄。
トイレで出すものは出したものの、汗冷えは止まらず、止まってしまったせいか脚が重くなる。ペースはキロ7を割り、おなかはぴーぴー。
宿の前で堀さんに会って、発破をかけられる。そして、前ももが攣りかける。
Run Lap1(14.2km) 01:33:38 (6:35/km)
ギリギリ生きてる


2周目(14-28km)

そんな状況で2周目に繰り出す。時刻はすでに17時を回っているが、Taupoの日の入りはこの時期20時前後なので、まださほど暗くない。

しばらくすると大典とすれ違う。お互い辛い。とか思ってるとひざに痛みが。
そして、再度腹が冷える。本日6度目のトイレ。
トイレから出て、コースに戻るも上り坂なので歩きながら登る。
エイドで飲み食いしながら今後どうしようかと考えてると後ろから大典に追いつかれる。
どうやら、大典は登りは歩く方針で進んでいるようだ。
登り区間が終わって大典が先に行く。とりあえずおなかの調子が落ち着くまで歩くことにして3周目に勝負をかけようと決意。

2周目の住宅街に入るところで「スペシャルニーズバッグ」の存在に気づく。まあ、今回僕は何も預けてないんだけれども。ここに桐の葉トライスーツ預けておいて、途中から着ればよかったんじゃねと今更気づく。遅い…笑

ちょうど20km過ぎだろうか。後ろから智紀に抜かれる。そういえば、この前後で慶應の小野君にも抜かれた(勿論周回差。詳細を覚えてないので割愛)。お互いの状況を話しつつ、智紀が先に行く。
颯爽ととは行かないが着実に歩を進める智紀と、歩く俺。ん~どっかで見覚えがあるなこの風景。そうだ、つくマラだ。またか。
そんなことを考えていると22.5kmのトイレエイドにたどり着く。またトイレ休憩。汗もぼちぼち乾いてきた。トイレから出て、コーラを飲んだらなんかやる気が出てくる。
そろそろ動き出すか。ただ、坂は無理だ。ってことで「平地だけは走ろう」作戦に変更。
名前の通り、坂は登りも下りも走らない。

坂でまた一人抜かされる。ン、見覚えのあるトライスーツ。Afroだ。名前を見ると武部君。坂が終わり、平地で走り出すと割とすぐ追いついた。というのも、1h近く休んでいたおかげで(せいで)、平地の走速度はキロ6かそれを切る程度まで回復していた。
少し武部としゃべりながら並走し、また下り坂で離される。また平地で追いついて、坂で離されてを繰り返す。よくよく考えると嫌な奴だったに違いない。

そんなことを繰り返していると、再度智紀を捉える。そして、小野君も捉える。
皆疲労困憊。ペースの差や、エイドで休む時間の差もあり、なんだか抜かしたり抜かされたりが続く。

こんな状態でもメンタルを保っていたのは間違いなく沿道からの歓声のおかげ。
「Yuji, well done!」「Go! Go!」などとたくさんの人の応援に背中を押された。それは走っているときはもちろん、坂道を歩いているときもである。背中を押されただけではない気もする。時折、沿道のテンションに合わせて僕も「Hooo~~!!」などと声を張って返事をした。これがアドレナリンをバンバン出してるんじゃないかと途中から思い出し、沿道の声援に積極的に応えていく。
そのテンションでカメラ向けられたのでおもわずポーズ笑

そして僕は28kmのエイドで再度トイレ。もう何度目か覚えてない。トイレから出てくると、反対車線を智紀と武部が走っている。なんでも、後から聞いた話では智紀は僕が入ってたせいでトイレに入れなかったらしい。ごめんごめん。

そして、走り出して3周目に向かおうとすると、小野君ゴールのアナウンスが。おめでとう。
そしてさらに偶然ゴール会場から宿に戻る大典に遭遇。なんと12時間切ったらしい。すんげえなおい。智紀と武部と抜きつ抜かれつで走っていることを伝えると、「ゴールで待ってるわ」と言われたので、頭が回るんだか回らないんだかよくわからない僕は「なんだかんだaveキロ7で走れると思うから1.5h後位にはゴールするわ」と発言。

うん、確かにaveキロ7が正しいなら正しいよ?でもね、どこからキロ7の根拠が出ているんだい???
今ならばこう問うてやりたい。ちゃんと大典は1時間半後にはビクトリーロードでカメラ構えてくれていたらしい。ごめんなぁ

Run Lap2(13.8km) 02:11:12(9:30/km)

3周目(28-42km)

時刻は夜の19時半少し手前。さあ、あと1周だ。最初の2kmはほぼフラット。なので、僕もキロ6で走り、智紀と武部を抜かす。30.5kmのエイドで歩き、また武部に抜かれる。

そうこうしているうちに日が暮れる。エイドで保温用のポンチョが配られ始める。体が冷え切ってるのですぐもらう。着てみると、これはありがたい。すげえあったかい。そして、次のエイドでスティック状の蛍光ライトをもらう。安全用らしい。そして、平地が来たので走り始めようとしたが、もう筋肉が走りたがらない。うーん、なんとも。あと7km。どうしようかと考えた末、休めば回復するだろうという考えの元、ラスト2kmだけ頑張ることにした。

しばらく歩いていると37km地点で智紀に追いつかれる。智紀もきついのか、ラスト2kmだけ頑張る話をすると、一緒に行こうという話になる。智紀についていって軽くjogを再開。「大典、俺らが一緒に来ること予想してるかね」とか「ビクトリーロード全力ダッシュな」とか「でも最後は一緒にゴールしようぜ」とかくだらない話をしながら。

すでに僕がRunコースに出てから5時間は経過し、時刻は21時に近づいてきている。ふと空を見上げるとそこには満天の星空が。ちょうど道路から少し離れた湖畔の遊歩道を走っているときだったので星がすごくきれいに映っていた。智紀と「星出てるよ笑」「俺ら今レースしてんだよな笑」とか話しながら、確かに、スタートしたときは日が上り始めたころで、そこからかれこれ14時間弱も運動しているなんて、我ながらおかしい。何やってるんだ。笑えてくる。しかも、最後の局面になって一緒に走っている。IRONMANじゃなきゃありえないだろうな。

そうこうしているうちに残り2km。智紀と一緒にペースを上げる。しかし、二人とも体は限界なようで、お互い交互に攣っては止まり、つっては止まりを繰り返す。宿の前で堀さんご夫婦が応援してくれている。ポンチョ邪魔だったので預け、あと1km先へと迫っているゴールをめざす。

ゴールまであと400m、ゴール会場直前の最後のエイド。智紀と二人でコーラを飲み干す。
智紀「このコーラ、人生で一番うまいわ」
僕「わかる」
智紀、コーラで復活したのか、もともとためていたのか、ビクトリーロード手前にしてペースを上げる。一方の僕、ついていけない。「まって(笑)」

ビクトリーロードの入口へと差し掛かる。前および後ろとの間隔は十分。
智紀がルーティンとしている「ラスト200mダッシュ」を2人でやって一緒にゴールしようという計画。ほかの人と被ってしまっては面白くない。

マットが引かれはじめている位置に二人で立ち止まる。周りの関係者に怪訝そうに見られる。俺も14時間半の旅路の最後に智紀と全力ダッシュするとは思っていなかった。なかなか面白い最後じゃない?
僕の息が落ち着いたところで「じゃあ行くか」二人でカウントダウンを始める。

Three...!

Two...!

One...!

Goooooooooooooooo!

瞬間、二人は走り出した。瞬間、智紀は僕の視界から消えた笑
いや、いくら短距離専門とはいえ、お前14時間運動してきたんだよな?さっき脚攣りかけてたよな?って言いたくなる走りっぷり。僕は僕なりにダッシュ。
奇跡的に撮られてた。遅くてラッキー。
先に走り終えた智紀がゴールライン手前で待っている。大典もおそらくどこかで見てくれている。
ちゃんと走ってる!
走る僕と待つ智紀
ラストスパートで、最後は智紀と手を取りゴールラインをまたぐ。そして、

「You~~~~are~~~IRONMAN~~~」
というMCの実況。226km、14時間半の長旅は今ここに終結を迎えたのである。
We are IRONMAN!
Run Lap3 (14.2km) 02:06:13(8:53/km)
Run (42.2km) 5:51:03 (8:20/km)
Total (226km) 14:30:00

ボランティアの方にフィニッシャーメダルとフィニッシャータオルをかけてもらい、リカバリーテントへ誘導される。

リカバリーテントに入り、体重チェックを受ける。63.5kgでチェックインのときと比べて1.5kg減。よく食った証だろう。ちなみに僕の前の人は4kg以上減っててメディカルテントに連れていかれていた。

体重チェックの後はギアバックとフィニッシャーTシャツを受け取る。
そして、ご飯が待っている。コーラを飲み、ピザ2枚とチキンヌードルを食する。うんめぇ。胃腸がやられて食えない場合も想定していたが、全然食える。うまい。

そして、マッサージもやっている。僕は受けたかったが、智紀は帰りたいとのことなので、ここで一度別れる。マッサージの順番待ちの最中にピザを食す。うまい。
マッサージの順番が回ってきた。ボランティアのおっちゃんのすっげーパワーでゴリゴリやられる。いってぇ…余りの痛さに顔が歪んだのだろう。おっちゃんにっこりしながら「Sun burn! hurt?」とニコニコしながら聞いてくる。あー日焼けなのか。ここにきて日焼けの存在に気づく。たしかに日焼け止め塗ってないもんなあ。痛い。おっちゃん容赦ない。あれが痛がってるのみて、ニコニコしやがる。でもマッサージ自体は気持ち良い。

あれこれ考えてたらマッサージが終わった。やることは終わったので、リカバリーテントから出て、フォトスポットがあったので写真を撮ってもらった。

トランジエリアに入り、自分のバイクと再会。トランジで使ったギアバッグも揃えておいてくれている。本当に運営のボランティアの方々には頭が上がらない。
一人で宿への道を歩く。歩くというか、ロードバイクを歩行器替わりにしていたが。

宿に帰って大典と智紀と再会。3人ともつかれて写真を撮る元気がないので集合写真はなし笑僕もさっさとシャワーを浴びて、少しばかりTwitterをして、さっさと寝た。

人生で一番長い一日だったといっても過言ではない。ベッドに横たわるとすぐに眠ることができた。