2025/07/17

スタートラインに立って

 

もうカンカレはサポート側でいいなって思ってた去年。

 

でも、またカンカレのスタートラインに戻って来られたのが嬉しかった。

気づけばM1になっていた大城です。

 

 

本格的に練習再開をしたのは、3月中旬のつくば春合宿前、古俣が正式に部員になって、しのさんがswim猛練習をはじめ、1戦を退いていた玉井、小林、銀河がU23スプリント選手権に向け帰ってきて、つくトラに春が来た。

 この波に乗るしかないと、沖縄国体代表を目標に練習に復帰した。練習再開直後は、2:00 cycleで普通にしんどいし、体力なさすぎてメインに到達する前に疲労困憊だった。普通に練習していたら絶対間に合わないから、とにかく陸トレで筋トレと体幹、柔軟を念入りやって、常にいい感覚で泳ぐことを意識して練習した。

5月頃から、泳ぐたびに少しずつ早くなるボーナスタイムに突入し、チーム「1:40」に仲間入りした。

 

ただ、6月に入ってからは実践想定に入ったのもあり成長スピードが減衰した。ここで、もう1段階速くなりたかった。

 

沖縄国体予選を終え、2週間後のカンカレまでリカバリーを挟みつつ、フィトネスを落とし過ぎないように練習した。つくトラ5年目だけど部全体の練習に向き合う雰囲気が今までで1番良かった。

 

前日は、金田さん激推しのプレシジョンで電解質ローディングと、ボリュームの幸華でカーボローディングして当日に備えた。

 

アップ

いつもswim前にしている、ストレッチ、筋トレ、チューブを中心にした。ウエットを着るのが遅くて試泳は1往復ハードで終えた。あと1往復やっぱり必要だった。

 

これからのバトルを考えて憂鬱なスイムスタート前

 

swim  26:37 112位)

目標は、25分前半しのさん、古俣、中野が見える位置で上がること。スタートは普段の練習の成果が実り今まで以上にスムーズにいった。しかし、ファーストブイ前で胸が締めつけられる感覚が出て、水温の冷たさも重なって軽い過呼吸が出てしまい大幅にペースが落ちた。何とか呼吸を整えて泳ぎ続けたけど、苦しい感覚がしばらく続いた。2周目に入るところで外側になるひろがいるのが確認できて、このままだとまずいとペースをあげた。ちょうど水温が比較的暖かいところに入ったため、動きもだいぶマシになった。単泳になったものの、2つほどの集団を抜いてスイムアップ。

時計の26:30の表示を見て、想像より耐えた安堵と、スタート後のペースダウンを恨む気持ちが入り交じった。カンカレOWSのトラウマは今年も払拭できず...

 

 

T1

前つくトラから1分くらい、前半が遅かった分いつもよりもスイム後の疲労はなかった。トランジは日大の陣地の向かいと言い聞かせて、事故なく向かえた。

 

Bike 1:03:1033位)

沖縄で痛い目にあっているので、水分と補給を多めに持って走った。(ボトル750ml 2,マグオン2つ)

戦略的には、コース最初の折り返しまでのストレートと登りを頑張る区間、折り返してからの登りと下りはモデレート。水は1番スピードのでない登り前の直線でとる。コーナーでの減速をできるだけ抑えるイメージで走った。

 

折り返しで見える、しのさん、中野、古俣に追いつきそうに見えてなかなかタイム差が縮まらない、もどかしかった。後半、古俣との差がジリジリ縮まってきた。古俣の顔が千切れる寸前みたいな顔だったので、対向越しに声を掛けた。ラスト1周でAfroの徳田と一緒になった、筑波合宿皆出席の彼を応援しないつくトラ部員がいるかどうか?全力の応援を届けた。

降車ラインに入る直線で、4人ほど追い越した。ここは登っているからギリギリまでビンディング履いて足回してる方がいいんだよってドヤ顔で降車。

 

T2

塩分チャージと、帽子を持ってスタート。

シューズの履き替えが珍しくスムーズだった。靴下なんていらない。

 

 

run 44:07 76位)

 

 Z3RODトライスーツ

 

沖縄で痛い目にあってるので(2回目)、塩分チャージを水と一緒に流し込む。残った水を頭から首、脇、太ももと順にかけていく。1周目の池回りはなるべく抑えて走った。速攻で小野くんとイイハルに抜かれた。(ランナーになりたい。)跳ねて走ると絶対に足をつるので、小林の走り方を真似する感覚で走った。外回りは日陰が涼しく、淡々とリズムを刻む意識で走り4:20 /km辺りのペースをキープした。ボーダーを狙うならここでもっと攻めるべきだったのかもしれないけど、攻めて上手くいく自信がなかった。結局、そのままのペースでしのさんを追い抜き、涼太から逃げて10kmを終えた。

 

 

ゴール 2:13:54 64位)

ゴール直後は、自分の結果よりも古俣と中野がボーダーを切ったかどうかを知りたかった。中野は救護室で朦朧としているし、古俣は今にも泣きそうな顔で結果が分かりにくかった。でも、2人とも決めてくれたのを知って嬉しさが込み上げた。あさひがインカレ決めたのももちろん嬉しかった。

 

今回のカンカレは『今できるベストの走り』をするのが目標だった。もちろん出来ればボーダーを突破してカンカレに行けたら最高の結果だったけど、それを口に出して目標にするにはサボっていた期間が長すぎた。それでも、今回の結果には満足している。期待され続けてずっと空回りしていたbikeで実力くらいの走りができて、runでしっかり耐えられたのは素直に嬉しかった。swimはあと1分上がりたかったけど。

 

 

「来年はインカレ完走目指したいです。」って言いたいんですけど、その宣言は来年の4月くらいまでとって置きます。今までスプリング終わりからパッたり泳がなくなってしまう悪癖で、何度も自分でチャンスを捻り潰してきたので、まずは1年を通して泳ぎ続けることを目標にします。(3月までに23分代のせたい。)

 

内的要因で頑張り続けるのはしんどい中で、院生からB1まで多くの部員が練習、運営に励んでいる今の雰囲気に背中を押されて半年間頑張れました。ありがとうございます。これからもこの雰囲気を継続できるように、つくトラ老人会の一員として頑張りたいです。

 


 

最後にレース前に聞いていた曲でも貼っときます。

「ゴールデンタイムラバー」

https://youtu.be/0iAF8TJAqp4?si=QlP2QjOfV5gmKVUB 

来年は栄光のボーダーラインを飛び越えたい

 

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