2020/03/19

観察することの意義



両目が腫れました
幼い頃から目が大きいと持て囃されていたような
そうでもなかったような

どうも3年の村瀬です

今回のテーマは自分にしては結構マジメです


特にランやスイムのフォームで伸び悩んでいる人はぜひ読んでほしい




タイトルにある通り「観察学習」のお話


と言っても例によって個人的見解が大半を占めるのでご了承いただきたい


いわゆる「観察学習」は

他の人などの運動を観察して運動の仕方を学んでいくこと



皆さんも言われたことがあると思います


「上手な人のフォーム参考にしてみてね」


でも、正直どうやったらそのフォームになるのかとか
自分とはレベルがかけ離れすぎて意味が薄いだろうとか
考えたことありませんか??



その感覚は間違っていないと思います。

ただ、だからと言って全く見ず参考にしないというのはあまりにも勿体ない。


そこで運動を観察する上で大事である(と個人的に感じている)ことをお話ししたいと思います。




①とりあえず観察してみる

まず、どんなレベルの人でも良いので観察してみてください。
そして自分なりでいいのでその運動を評価してください。
雑でも何でもいいです。
まずはその人の運動の特徴を掴むこと。
ランであればあの人はピッチで走るんだなーとか前傾っぽいなーとか
スイムなら入水が丁寧だなーとか。

ランやスイムでフォーム的に遅くなる要因というのは基本的には力の分散と抵抗です。
そのうち「このフォームだと遅くなりそうだ」というのが分かってきます。

ただ、完全なフォームというものは存在しないということを頭に入れておいてください。
泳ぎや走りというものは個人それぞれに合った形があります。
そのため上手い選手の形だけ真似しても必ずしも強くなるとは限りません。





②良いところも悪いところも見つける

「欠点ばかり探ってないで良いところを見つけてあげなさい」とか
言われたことありませんか?
確かに「相手のためになる観察」をするならばそれも大事でしょう。

ただ、人間というものは欠点のほうが探しやすいというのは皆さんも経験から分かることでしょう。
無理に見つけにくい方から探る必要はありません。
自分のための観察であれば、分かりやすい欠点からでも利を得ることは難しくないはず。

「速いフォームを身につける」よりも「遅いフォームを除外する」
時間はかかりますが人によって在るべき形が異なることからこの方が確実に良い方向に向かうはずです。




③自己の客観的評価の練習としての他人の評価

他人のフォームを観察するということは客観的な評価を練習するとも言えます
自身のフォームを自己評価できないのに他人の評価なんてできるのか、とか思うかもしれませんが
私に言わせれば自己の客観的評価は単純な他人評価よりも難しいはず
自分をわざわざ他人目線で見る必要がありますからね

他人の評価を重ねていくことで自己の客観的評価の方法も身についていくでしょう






④内受容感覚と客観的評価の一致

ある程度自己の客観的評価ができるようになれば次の段階です。

走りや泳ぎの中で直接的に自分の身体が筋や皮膚を通じて感じる感覚を内受容感覚(内在的フィードバックとも)といいます
例えば腰が落ちてるとか軸がブレてるとか
そういった感覚が客観的評価と一致、もしくはその差異について理解できれば遠回りせずに感覚だけでフォームが分かってきます
感覚は日々によって変化するので、その日の調子を測るのにも丁度いい

ただ、内受容感覚は必ずしも正しいとは限らないので時折他人目線で評価してもらいつつ感覚が正しいのか確認しましょう





破茶滅茶で読みにくい文章で申し訳ありませんでしたが
ランやスイムのフォームで行き詰まっている人に残るものがあればと思った次第です。


感覚おじさんにとってフォームを教えるのは非常に難しい事なんですよね。
ただ、特にスイムは感覚的なものが非常に重要になりがちです。
だからこうして「感覚を養う」ためにも観察することから始めてみてはいかがでしょうか。


長くなりました。では。









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