2019/03/22

IRONMAN NZ 2019 第3章「Swim ~ゴーグルと朝日~」

ここまではこちらから。
  1. 第1章「出発前」
  2. 第2章「NZの洗礼 ~ムール貝とスマホ~」

3月2日(土) 早朝5時

ついにレース当日。予定通り起床に成功。そして、ヘルメットとサングラスをトランジエリアへ。ちなみに、ここで「スペシャルニーズバッグ」を預けたい人は預けることができる。僕らは誰も預けなかったが、僕に関してはRunに関してやや後悔。詳細は後ほど。

トランジエリアに入り、昨日セットした自分のBikeにヘルメットとサングラスをセットする。Bikeが朝露でびっしょりだったので、拭き取るモノ持ってくれば良かったかなと少し後悔(多分Bike乗る頃には蒸発してるので影響ないが)。トランジエリア内のメカニックにタイヤに空気を入れてもらい準備完了。

再び宿に戻り朝ごはん。といっても、パンに昨日のパスタソースを適当に塗って2、3枚食べた程度。

エイジのレースは7:00スタート。堀さんの話によると6:50位から入水が始まるという。宿からは歩いて10分ほどで会場に着けるので、着替えて6:30位に宿を出る流れに。ちなみに、僕は匠に借りたトライスーツ(エリート)の上からウエットスーツ。さあ、準備万端!行くぞ!と思ったら…

智紀「待って、ゴーグルがない」
…えっ(本遠征2度目)

急いで探すのを手伝う。しかし、いくら探してもない。時間も無いし、ギアバックの中に入れてしまっていたらもう見つからないので、とりあえず会場まで行ってどうにかしようということに。

会場について、同じツアーに参加している日本人の方に事情を話すと「オフィシャルに言えばスペアのゴーグルもらえる」とのこと。智紀にそのことを伝え、僕と大典はストリートギアバッグをボランティアの人に預ける。これはレース直前に着ていたもの、レース直後に必要なものを入れる袋である。そして、その場に居合わせた同じツアーの何人かで出陣前の記念写真
出陣前。後ろはストリートギアバッグを積んだトラック。
この後、ギアバッグに入れる予定だったサンダルを履きっぱなしなことに気づくorz

いざ、Swim会場へ。そこには人、人、人。
1000人以上がウェーブなしでスタートするんだからそりゃそうか。
Swimが得意じゃない僕がSwim頑張ってもまああまり意味なさそうなんで、場所取りは「狭くないところ」重視で。バトルは面倒なので避けたい。
ちょうどいい感じのところがあったのでそこにすることに。

ゴーグルを得た(というか、グレードアップした感があった笑)智紀と、大典と別れる。

数十秒後、大砲がドカンと鳴り響く。スタートの合図だ。
このレースのために買ったといっても過言ではないGarminのスタートボタンを押し、ゆっくりと泳ぎ始める。まだ、太陽は地平線から顔を覗かせたばかりだった。

Swimコースは約150mおきにブイが立てられている。まず、1650m岸とほぼ平行に進んでいく。水がきれいなことに油断してヘッドアップ怠ったらすげえ曲がった。GarminのGPSを信じるなら、1km進んだところで150mくらい余計に進んでいた。

1kmを通過するころには太陽も結構昇ってきていた。湖面に陽光が反射する。レース中ながらその美しさに感動していた。やっぱ自然ってすげえ。そして楽しい!!

そんなことを考えながら泳いでいたら、折り返しに到達。参加者の数が多いこともあり、周りにはまだ大量の人。すでにショートの距離以上を泳ぎ切っている。関カレだったら、もう周りはほとんどいないはず。だが今回のSwimはまだ半分すら終わってない。長いなあ...大典や智紀は今どこら辺だろうか。そんなことを思いながら50m沖(?)の方へ進む。1700mまで来たらしい。あとは帰るだけ。そんなことを言い聞かせて再び腕を回す。

Swimのゴールはスタート地点からさらに400m位奥にある湖から流れ出る川の入り口にある。その分、最後の400mは進行方向と同じ向きに流れが発生しているのでやや泳ぎやすかった。

ようやくSwim Finish。先ほど説明した通り、最後の3~400mは結構楽に泳げた。
Swim-Up直後。Garminを2度押すミスを犯す
Swim 1:19:49(2'06"/100m)

Swimは終わった。しかしトランジが長い。200mか300mくらいあった気がする。木更津並みに長い。更に、階段まである。史上最強に意味わからん。ただ、ロングなのでそんなに急がなくてよいのが何より。階段を上り、トランジエリアに入る。大量のギアバッグが並べてあり、「479!」と叫ぶと、ボランティアの人が袋を渡してくれる。予想通りだが、大典と智紀のバッグは既にない。まあ、ここで万が一が起きても困るんだけど(笑)

テントに入り、ウェットスーツを脱ぐ。Swimで着ていた匠のトライスーツ(エリート用)を脱ぎ、バイクジャージに着替える。末端冷え性なので、5本指ソックスを履くことも決めていた。にしても、Mag-onを10個も背中に入れたバイクジャージは重い(笑)
更に、そこまで気にはならなかったが、ギアバッグの中身、ビミョーに湿ってる。

手伝ってくれたボランティアの方にお礼を言って、テントを出る。エイドでスポーツドリンクを飲んでレッツゴー。ここで、日焼け止めを塗ってもらえたのだが、それをしてもらわなかったのが後日裏目になるとはこの時知る由もなかった。

バイクラックに辿り着くと、思ったより、周りのバイクが少ない。みんな速いんだなあ。まあいっか。さあ、Bike、Bike。180kmという長い旅路の始まりだ。

T1 00:09:49
ここまで 01:29:39

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