2017/06/26

関カレレースレポ

4年の菊池です。忘れる前にちゃちゃっとブログ書きます。関東学生選手権のレースレポです。読み返したときにはっきりとレースの様子が思い出せるよう、かなり細かく書きます。長くなります。
ですが、「最後のほうだけ」はしっかり読んでいただきたいです。それ以外はほぼ自分の備忘録的な感じなので(それってブログじゃなくね というツッコミはなしで笑)

 応援に来てくれた近藤さん、シムさん、常さん、サポートしてくれた、一緒に戦ってくれたつくトラのみなさん、沢山の応援をくれた他大の方々etc 本当にありがとうございました。おかげて本当に楽しいレースをすることができました。


結果だけ言うと、総合55位、インカレの切符を手に入れることができました。
~エピローグ~
GWのミーティングにて、関カレ出ます宣言をした当初
体重64kg(同期からデブ認定される)
スイム1500mTT 24分 
バイク 北部30分耐ave36km/hくらい?
ラン 5000,18分30秒
どうせ出るならインカレ突破くらいの順位でゴールしたいと思い、猛練習を始める。研究室との兼ね合いもあるため、平日は全体練と一回の自主練、土日は暇さえあったら練習をした。とにかく量をこなし体力を戻すことに専念。そのおかげか、
関カレ前日
体重60kg
スイム 1500m22:17
バイク 北部一耐 ave 37.7km/h
ラン 2000m 6:04

三年の関カレ前の実力まで戻すことができた。
去年の反省を活かし、大会で力まないよう、順位のことは考えず、自分の限界に挑戦することだけを考えてメンタルを大会に合わせた。また、集中力が切れないよう終始リラックスしてレースに挑んだ。二時間近いレースでずっと気持ちをハイに保つのは厳しい。スイムはリラックス、バイクで少しずつテンションを上げていって、ランでハイにする。
これが上手くいったのかレースでは緊張することなく自分の限界に挑むことに集中することができた。
またいつも緊張して大会前寝れなくなるので、今回はあえて前々日の睡眠時間を短くし、それなりに疲れた状態にした。昼寝も一切しない、夜は携帯を見ない、カフェインは一切取らない、眠い眠いと自己暗示・・・おかげで初めて関カレ前に連続して6時間の睡眠をとることができた(去年は緊張して3時間ほどだった、インカレに関しては徹夜だった。。。)

~スイム 25:26 109位~
長水路のタイムは伸びるのに年々遅くなるows(笑)
位置取りは外側前線、全くバトルがなくスタート。そのまま最後まで単独泳。以上。一人でぷかぷか泳いでいたら気付いたら終わっていた・・・
前半の激しいバトルを避けられたという点で位置取りは良し。問題は一人で泳ぎ過ぎたこと。大輝に言われたのが、スタートで出遅れて過ぎているという点。確かに僕はダッシュ力がないのとダッシュして疲れたくないのでいつもスロースタート。そのせいで出遅れてしまいドラフティングできずに周りとの差をつけられる。また、ダッシュ力なし=腕の力が弱く、波に腕が負けてしっかりかけていない??のかと自己分析
1500のタイムから、スタミナは十分にあることが分かる。あとはインカレまでに腕力とダッシュ力を徹底的に磨けば面白い世界が見えてくるはず。
パドル、チューブ、ダッシュ練。腕の筋肉をもっとつける。体が重くなってバイクとランに影響する分は体脂肪を削ってカバー。無理なくあと3kg脂肪をおとすことができるはず。

~トランジ~
滅茶苦茶落ち着いていた。山下さんから順位を伝えられる。あれ、109位?これはバイクで70番代に持っていけるな、沢山人を抜けるから楽しみ・・・去年だったらマイナスなことしか浮かばないのに、今年はプラスなことばっかり勝手にポンポン浮かんできた。実はこれが今回の勝因。メンタルが弱いことを去年の関カレ、インカレで痛感していたから、メンタルトレーニングを本気で取り組んできた。普段の練習から大会を意識して辛くてもプラスの気持ちに持ってこれるよう自分を鼓舞する練習をしてきた。このトランジの時点でインカレの切符を確信、去年はここで力んでズルズルいってしまった。あとは自分の限界に挑戦するだけだと意気込んでバイクスタート。

~バイク 1:02:56 65位~
今年は無風だったためか、タイムは全体的にかなり良い。順位で見ると例年バイクは100番代だったため、成長したか。今年はケイデンスにかなりこだわった。脚力がない代わりにスタミナがある僕がとる作戦は高ケイデンス。常に105,できれば110まで。登りも下りも平地も常に105。平地で比較すると去年はケイデンス90で8速、今年は105で6速。どちらも巡航38km/h程度だが、圧倒的に後者のほうが足が持つ。
下りは8速48km/h 平地は6速39km/h 登りは4速31km/h また、カーブではブレーキをかけず、前もって加速をしないことで減速。これを守って無駄に足を使わないようにした。
二週目で右ふくらはぎ、三週目で右ハムストリングスを吊ってしまい途中巡航を一気に落としてしまった。二か月で戻した付け焼刃の体力では40km脚が持たなかった。インカレまでには持つようにしなくてはならない。巡航能力は十分、あとはスプリント力(立ち上がり)朝日峠の入口の坂や桜の坂を使ってスプリント力をつけつつ、吊らない足作り。
すれ違った筑波の選手に声をかけることで自分自信を鼓舞し、集中を高める。声を発すると自然とやる気が出で来る。
まとめると、バイクはまあまあ良かった。練習通り力は発揮できた。

~トランジ 82位~
上記したように、精神的な余裕があったので、落ち着いてスムーズに、頭を切り替えてスタートできた。

~ラン 37:52 29位~
 スタートして左ふくらはぎ、右ハムが吊る。痛みに耐えながら、吊った箇所を庇うようにして走り出し。1kmくらいで吊りが治る。高ケイデンス作戦のおかげで脚はかなり残った状態。伸び伸びと走ることができた。腕振りを大きく、腰を入れて少しでもストライドを稼ぐ、足が疲れたらピッチに切り替える・・・そんな工夫をしながら5kmまではいいペース。そこからは足が潰れてしまいがっつりペースダウン。付け焼刃の筋肉では5kmが限界だった。
 しかし、心肺的、精神的には余裕のある走りだった。沿道の応援に応えながら走ることができた。去年は死にそうな顔をしてみんなを不安にさせてしまったことを後悔。今年は終始笑顔で走ろうと決めていた。つくトラ、他大の友達を見つけるたびにニコッと笑って走ることができた。レース後、沢山の人からラン楽しそうに走っていたねと言われる。狙い通り。実際楽しかった。
タイム的にはまあ実力通り。満足はしていないが。後半のペースダウンを最小限に抑えられれば36分台も見えてくる。
 後半潰れないようにするためには、前半を抑える必要がある。そのためには体に徹底的にペース感覚をつけるべき。また、地面を蹴って進む力も必要。ラン練後に200ダッシュと取り入れる。また、丈夫で吊らない足を作るために週末は2時間ジョグをする。
 僕はなんだかんだでランが一番好き。何故なら僕にとってランは一番きつく、常に自分の心の弱さと戦って走らなくてはならないからだ。暑い、痛い、苦しい、きつい、止まりたい、辞めたい、泣きたい。弱い自分が僕にドンドン語り掛けてくる。そんな弱い自分に真正面から向き合える貴重な時間、そこに魅力を感じている。
 インカレでは弱い自分に圧倒的な差をつけて勝利するため、あと二か月、死ぬ気で練習しなきゃ。

~total 2:06:14 55位~
 実力通りの結果。終始笑顔で走り切るとても楽しいレースだった。トライアスロン、滅茶苦茶きついけど、滅茶苦茶楽しいっす!
 僕にとって、関カレは通過点。そういう思いがあるからだろうか、達成感というか、喜びというか、そのたぐいのものはあまり感じることができなかった。気持ちがインカレに向いている良い証拠だと思う。今年は院試とインカレの時期が被るため、練習時間の確保が難しくなる。けど、院試でビビってるようじゃインカレで勝てるはずがない。かかってこいよ、院試験。完膚なきまでにうちのめしてやるからな。


~最後に~
 完全に気持ちが切れていた状態から、こんなに楽しい世界にもう一度引き込んでくれた後輩たちに感謝します。ありがとう。今回、僕がインカレに行けたのはみんなのおかげです。特に、僕の心に火をつけてくれた、強い主将にはとても感謝しています。インカレに向けて誰よりも真剣に競技に向き合っていた姿、その姿を見せられて、僕も負けてられない、このメンバーでもう一度戦いたいと思うことができました。今の主将、今のチームでなければ僕がもう一度インカレにでること、競技に対して本気になれることはなかったでしょう。ありがとう、だいすけ、みんな。これからもよろしく!
 去年の自分。インカレではプレッシャーに負けて本領を発揮できなかった。今年もう一度、みんなからインカレに出る機会を頂くことができた。今年こそは・・・!!!


ウイルス フリー。 www.avg.com

2 件のコメント:

  1. レース前はいつもピリッとしている優が笑顔で走っていたのは驚きました。今年の優は違うなぁ。インカレも期待してます。
    近藤

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  2. さすがの一言。優のことは安心してレースを見れたよ。
    ただ!インカレは突破男子3人の中で優が一番心配だな。スイムなんとか!!

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