2017/05/03

トライアスロンの継続要因に関する分析


AOKIです。

ダイスケにブログを託したらまさかその日のうちに書いてくるなんて思ってなくて焦ってます。

それじゃ夕刊じゃねーか。

てことでみきおまで俺がつなぎます。

で!タイトルがなんか固いな、、、って感じなんですが、今日はコラム的な感じです。
トライアスロンに関する論文をちょっと紹介します。










「トライアスロンの継続要因に関する分析」タイトルのまんま。

今年入った研究室の卒論をあさってたら発見しました。

書いたのは小方弘美さん。つくトラのOBです。

弘美さんは去年固定ローラーをもらって、俺のリハビリをめちゃくちゃ助けてくれた方です。

Facebook、LINEで繋がっていて、電話で直接お話させていただいたこともあり、今回卒論まで読ませてもらったことになり縁はけっこう深いです。

でもあったことがありません(笑)

多分夏ぐらいに夢の中で入れ替わるんじゃないかなって思ってます。





どんな論文か簡単にまとめると、

・トライアスロンの何が楽しいのか

・なんでトライアスロンを続けてるのか

分析した研究です。

結果ひとつひとつは確かにそうだな。とどれも思い当たる節があるものでしたが、実際統計をとると改めて面白いなと感じました。

なので皆さんもぜひ読んでみてください。










「なんでやってんの?」「なにがいいの?」

トライアスリートの方は一度は聞かれたことがあると思います。

あなたはなぜトライアスロンをやっているんですか?

「きつくね?俺はやりたくない!」

これも言われたことがある人が多いですよね。

しかし研究ではこんな結果が出ました。










「やめたいと思ったことがない人が全体の過半数を超える。」

たしかにレースはきついですけど、ゴールした時にはまたやりたいな。って次のレースのこと考えてます。

俺は正直、一回だけやめようと思いました。

入部後一か月。関カレのエントリーの時。

(2万円。高ぇ。これ金持ちのスポーツじゃん。辞めるなら今のうちだ。)

結局関カレでゴールした瞬間から、俺はゲロを吐きながらトライアスロンに恋しました。

調査では、全体の65%は生涯、身体の動く限り続けたいと答えています。









そもそも、トライアスロンはなぜ始めましたか?

俺は高校の時に、水泳も長距離も速いってトライアスロン向いてそうだね。と言われたのがきっかけです。

さて、

結果は、、

同じように知人・友人の紹介などの外的動機が一番多かったです。

外的動機づけとりも内的動機づけによる運動のほうが、積極的で続きやすい。という大学でならった理論の真逆をいく結果でした。

ではトライアスロンの何がそこまで私たちを虜にしたのか?

あなたはトライアスロンの何が好きですか?



















結果は、、、



















色々。でした。

三種目やれること、個人スポーツなこと、自然の中を走ること、自分との戦い、たくさんの魅力があがって、どれかに偏ったりはしていませんでした。

確かに良いところいっぱいありますもんね。

それこそやったことない人には語り切れないくらいに。

この研究の核の部分に傾向が現れなくて、研究としてこれで大丈夫なのかな?

おれはちょっとそう思っちゃいましたが、弘美さんは結果を踏まえてトライアスロンをこのように表現していました。










『柔軟なスポーツ』










すごくないですかこの言葉?

トライアスロンってどんなスポーツ?って聞かれてこうやって言ったことありますか?

トライアスロンのどこがいいから私は好きになったんじゃなくて、始めてみたら僕の好きなスポーツになってくれた。むこうが自分に合わせてくれるスポーツ。

みなさんも今度から『柔軟なスポーツ』って使ってみてください。

これを伝えたくて今回ブログを書きました。

俺自身もこの表現をもっと早く知っていたかったです。

新歓でこの言葉を使っていたら。。。

トライアスロン部ってどんな活動をしてるんですか?

そう聞かれるといつも、インカレ、日本選手権目指して頑張っている人も色んな地方レースにいっぱい出てエンジョイでやってる人もいる、どっちでもいいよ。と答えていました。

これで、「何やってる部かよくわかんなかったからやめた。」と振られた経験があります。

このときに「トライアスロンは柔軟なスポーツで好きなように楽しめるよ。」と言えていたら結果が違ってたかも。。。










もっと早く知っていれば。。。

一年の春、先輩のレースに応援で着いていったときのこと。

シーズン初戦、うまくいかずにキャプテンが泣いていました。この人は本気で次戦で入賞することを目指していて、悔しくて泣いているのはすぐにわかりました。

でもそのとき、普段練習に来ていないような先輩も、誰もかしこも口をそろえて「もっと練習すればよかった」などいって重苦しく話していました。

みんなそのテンションなの?みんなキャプテンみたいなトライアスロンとの向き合い方なの?

練習辛いのは嫌だけど、レースでるのが楽しくて、好きでやってるならそういうテンションでいればいいのに。中途半端にそういう態度とるの本気で悔しがってる人に失礼じゃね。

どういう感じでトライアスロンやってるのかはっきりすればいいのになー

はっきりすればいいのに。自由にやればいいのに。気になったのはその程度でした。

でもこのあと人の意見にだんだんど流されていって、いつのまにかトライアスロンは本気でやらなきゃいけないみたいに思うようになっちゃって、トライアスロンの自由なところ、多様性を忘れて、適当、ばらつきみたいに悪いところだと思うようになっっていました。

そんな時にこの論文を読んでいたら、視野が狭くなったアホな自分に早く気付けたんだと思います。

この言葉が広まってたら、こんなことにならなかったのかなー。。。










ごめんなさい。










??????????ってなってきた人、ごめんなさい。後半は気にしないでください。

とにかく、、『柔軟なスポーツ』この言葉、最強だと思います。

この表現がうまれたことにこの卒論はすごい大発見だ!と思ってしまいました。

繰り返しですが、みなさん、今度からぜひぜひ使ってください!










ぎりぎりで連載になりましたね。

あしたは新入生紹介後編です。

1 件のコメント:

  1. いい文章ですな
    新入生もたくさん入ったみたいで。良いチームの雰囲気作って怪我には気をつけて一丸となってがんばろう;)

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