2016/06/06

彩の国レースレポート_青柳Ver


修士二年、青柳です。

昨日、日曜日は渡良瀬遊水地にて彩の国トライアスロン大会と関東選手権が行われ、つくトラからたくさんの選手が出場し、僕も

オリンピックディスタンスであるBタイプに出場したので、レースレポートをしたいと思います!


僕はオリンピックディスタンスのレースに出場するのは今回が二回目で、しかも一回目は大学4年の当時まだサッカー部に所属していたころに

とりあえずという感じで出場した長良川の、ウェット苦しすぎて本気で死を感じながら、親に陸からおぼれているかと思って飛び込もうか迷ったと

言われたスイム、足釣って3分ぐらい座り込んでストレッチしたバイク、歩きながらなんとか走り切ったラン、総合タイム2時間46分22秒という

ひどいタイムしか持っていませんでした。笑


スイム 30:36 (90)

その当時より9kgほど減量して、ウェットスーツもいい感じに入るようになったので、それ以来二位回でたミドルでとったレンタルという手段を

卒業し、自分のウェットでレースに出場しました。事前にプールでも泳いでみたし、今度こそ大丈夫なはずだと思っていたのですが…

いざ泳ぎ始めてみると、、、苦しい、、怖い、、、、、明らかに圧迫されている苦しさでした。笑

デブな僕と、着ても見ずに高価な買い物をした僕がすべて悪いのですが、皆さん2XUのウェットを買うときはサイズにご注意ください。笑

身長175-193cm、体重78kg-88kgが対応サイズのものを、身長172cm、体重72kgの僕が着て、こういう事態になりますので。

結局10ストロークに一回くらい、左手のストロークを捨てて首のところを引っ張って水を入れながら泳ぐことで何とか圧迫から耐えて泳ぎ、壊滅的に遅いスイムが

さらに遅くなってしまいました。笑  いかに長良川で僕が危機的状況に陥ったかわかるかと思います。今でも苦しいのに、当時はさらに9kgもあったわけですから。

ただやっぱりプールよりは断然ウェット着てるほうが体が浮くので、プールでのTTとほぼ同じタイムで上がることができました。話にならないほど遅いですが笑

一言、、、「スイム頑張ります(失笑)」って感じですね笑。洞峰で無様なドリルをやっていることもあるので、監視員の皆さん、注意点があればどんどん教えて

いただけると大変ありがたいです笑。トランジは手順をシミュレーションしまくっていたこともあり、飛び乗り以外はスムーズにいきました。飛び乗りは練習不足なので

関カレまでに練習してしっかりやれるようにしたいと思います。


バイク 01:00:18 (1)

バイクはスタート直後こそ大腿部にスイムの影響を感じましたが、それもすぐに取れ、ただひたすら縮まって走っていました。TTメットも購入していたのですが、このレースには

間に合わなかったので関カレでは被りたいと思っています。決戦ホイールもほしいですが、これに関しては中途半端な買い物はできないので、お金が貯まるまでもうしばらくお預けですかね。

ZIPPの808、ディスクの次にリムハイトの高い、ディープリムホイールを考えています。TTバイク、、、SCCOTの最新モデルがほしいですが、学生のうちは絶対無理ですね笑

バイクは、筋肉を削らないように減量しようとして、実際にそれができたようで、今より全然体重があったころと同じように踏むことができています。ただ、バイクの本格的な練習はまだしておらず、

あくまで減量するためにゆるーく「ちゅうぐらいど」ぐらいの距離で乗っていただけなので、これからはしっかりポイント練習も入れて、ガンガン強度の高い練習もしていきたいと思っています。

レースでは、茂みの区間は43~44km/h、開けて風のある所でも40km/hくらいでは走れていたかと思います。僕はバイクに乗っているときは「回す」という意識では乗っていません。あくまで「踏む」イメージです。

踏むのと逆足は「引き足」ではなく、「抜き足」です。ただペダルに足を置いているだけだと、その足自体の重さで推進力を生み出すペダル軸回転方向に対してマイナス方向に力をかけることになってしまうので、

そうならないように足の重さを抜くイメージですね。文字通り引き足を使ってしまうと、長く走れないので。ただ、ツールドフランスのTTステージでは、一時間の巡航速度で50km/hを超えて走っている選手も

いますし、やっぱり高いレベルを目指すには上手に引き足を使う練習も必要なのかなと思ったしますが、みなさんどんなイメージでペダリングしているか今度議論しましょう!

勉強会のテーマとして設定してもよさそうですね! トランジはこちらもシミュレーションの甲斐あり、スムーズにできました。ここのトランジはスイムアップ時に比べてやることだいぶ少ないですしね!


ラン 39:39 (18)

入りの1kmはしっかり余裕をもって入ろうと決めていて、具体的にはキロ4ぴったしで入ろうと思っていました。しかしやっぱりレース本番で速く入りすぎないようにするというのはなかなか難しくて、3分45秒くらいに

なってしまいました。僕はトライアスロン競技のペース戦略を一番の研究テーマに置いていて、それに関する論文をたくさん読んでいますが、どうやらトライアスロンランの最初はゆっくり入ったほうが、ラン全体の記録は

良くなるのではないかという方向の論文が多数を占めているように感じています。競技レベルによるところもあるかもしれませんが。WTSクラスの選手たちはファストスタート戦略で行っていますし。

トライアスロンランってフレッシュなランとはやっぱり違いますし、さらに言えば、スイム、バイク、ランをすべて合わせてのトライアスロンなので、それぞれ単独のレベルを高いレベルに持っていく必要があることは

いうまでもないですが、それに加えてレース全体をどのように構成すればよいのかということについても、しっかり考えていく必要があると考えています。ただ、今はそんなことより単独ランのレベルをどう上げるかが

明らかに先決ですね。ってか当分そっちが先決ですね。


フィニッシュ 2:10:33 (23)

まあですよねって感じです笑。親に、見失うからどのくらいのタイムで行く予定か教えてって言われて、スイムは15分に一回陸に上がって、バイクは15分に一回トランジ付近を通過して、ランは10分で一周ずつして、

2時間10分前後でゴールすると思うって伝えましたが、見事にそれ通りです笑。良い意味で自分の実力を把握できているといえますが、バイクはまあまだよいとして、スイムとかランとかは完全に勝負するに力が足りません。

両方話になっていません。特にスイム笑。目先のレースにとらわれずに、常に長期計画でトレーニングしていこうと思っていますが、スイムはとりあえず早急に人並みぐらいに泳げるようにする必要があります。

ランについては、jogは必要な練習ですが、jogだけでは強くなれないので、減量目的でトレーニング=長時間のjogオンリーとなっていた段階からはおさらばしなければならないですね。バイクも同様です。


レースレポートを書こうと思っていましたが、出来上がってみれば、あまりレースレポートにはなりませんでした笑。ごめんなさい。次回はもうちょっと方向性を変えて書こうと思います。

最後に、サポートの皆さん、いたるところで応援していただいて、ありがとうございました!とても力になりました! もっと応援しがいのある選手になれるように日々邁進していこうと思います!

そして、前日のOB総会でも、たくさんのOBOGさんと交流することができて、貴重なお話を聞くこともできました! ありがとうございました! 取りまとめてくれた近藤君、ありがとう!



今週も先週の潮来に引き続きトライアスロン三昧な土日でした。楽しい土日を皆さんどうもありがとう! 関カレに向けてみんなで一丸となって頑張りましょう!



青柳篤 


3 件のコメント:

  1. 青柳さんの文章やっぱりいいですね^^
    状況がわかりやすくて面白いです!お疲れさまでした!

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  2. 青柳さんのブログは、相変わらず論文の様な文章で読んでいて面白いです!タメになります。
    OB総会もレースもお疲れ様でした。
    近藤

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  3. 小竹君 近藤君

    ありがとうございます!
    いろいろ精進していきたいと思います!笑
    お疲れ様でした!

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