2016/02/09

カーフマン南関東(青柳)


こんばんは。

OBOGの皆様方、そしてブログをご覧の皆様方、初めまして。

修士1年の青柳です。

今年度からつくトラの一員になりました!

ちなみに去年までは他の大学でサッカーに青春していました。

以後よろしくお願いします。

 

他己紹介以来のブログ更新になります。

27日にカーフマン南関東に出場したので、レースレポートを書いてみたいと思います!

なんの参考にもならないと思いますが、あえて事実そのままにつづりたいと思います。

負け惜しみっぽくなりますが。笑

僕にとって、このレースは初めてのデュアスロンで、つくトラに入ってから二回目、大学
 
生の時から合わせて4回目のレースとなりました。ちなみにつくトラ一回目は昨年夏のイワ
 
タミドルでした。いろいろなものに負け、来年にリベンジを誓っているレースです。笑。
 
ここからは煩わしいので、常体でつづりたいと思います。まとめるのは苦手なので、たぶ
 
んすごい長文になると思いますが、もし興味があればお付き合いいただけると幸いです。

 

レース前

 到着して川崎の空気と強風が冷たすぎて、いかに風を防ぐか考えたところ、できるだ
 
地面に近くなってかつ、風を受ける面積を小さくすればいいことに気付いたので、ベ
 
チコートにくるまりフードをかぶって、風上に頭を向けてブルーシートの上に寝転
 
がっていた。荷物番という名目で。笑。きなりくんが毛布を掛けてくれて、さらに温か
 
なった。

 お店でかなりよさげなシューズカバーが安く売っていたので即購入。ついこの間
 
シューズカバーを買った気がするが、諸事情により苗ちゃんのものになったような気が
 
することを皆さんご存知ではないような気がするようなしないようなするような(以下
 
循環小数的な何か。

 レース番号をヘルメットに張り付けたりしていたらいつの間にかレースの時間になっ
 
たので、つくトラジャージをレースウェアの上に着てスタート場所まで行った。大変混
 
雑していたが、サポートの人も選手権に出る人も、もちろん学生オープンに出る人もみ
 
んないてくれたので、楽しくしゃべりながらスタートを迎えることができた。

 要するに、気負いはなかった。
 
 
 
ファーストラン(19’31” 65位)

  スタートの合図にフェイントをかますというカーフマン事務局の粋な計らいを受け、
 
 さらに和んだところで、ランスタート。体脂肪が多すぎて全然走れない(家庭用体重計
 
 で22.5%)し、5000mTTをしたこともないので、とりあえずキロ4分で5.4km走ろうと決
 
 め走り出したが、周りの勢いとレースという雰囲気に流され、1km目を3’34”で走った。
 
 その後は徐々にペースを落として、結果上記したとおりになった。オーバーペースとい
 
 う感じではなく、10kmTTのペースで5.4km走ったという感じだった。

 

トランジ

  かなり面倒なタイプの締め方をするバイクシューズしか持っていない自分は、バイク
 
 シューズをはじめから履いてトランジを出ていく。補給食をその場でとろうとバイク
 
 シューズの中に入れていたが、ここではいらないと判断したため手に持ったままバイク
 
 とともにバイク乗車ラインへ。結局レース後に背中から出てきた補給食を手に取り、重
 
 りだったと何とも言えない気持ちになることに。

 

バイク(48’57” 2位)

  バイクに飛び乗ることもせず、乗車ラインを過ぎたところで立ち止まりバイクにまた
 
 がって、両足をペダルにしっかりはめてからいつも通り漕ぎ出した。コースは試走で
 
 回っていたので、減速のエリアだけは決めていた。行きは追い風、帰りは向かい風で、
 
 とにかく風が強く速度変動はどうしても不可避なため、出力は一定になるようなイメー
 
 ジで漕いだ。だが実際に出力はパワーメーターがない限りわからないうえに、今回は何
 
 キロ出ていたのかさえ分からない。というのも、前日に取り外し式のサイコンをどこか
 
 に無くしてしまったからだ。ずっと使ってきて、いつかは無くすかもしれないとは思い
 
 ながら、絶対に無くさないように常に置く場所を決めて管理してきたのに、なんでこん
 
 な時に無くすんだろうか。詰めが甘い今まで通りの自分にあきれ果てた。まあ感覚的に1
 
 から4周目はかなり抑えめで、TTバイク、前輪ディープリムに後輪ディスク、エアロメッ
 
 トという僕がめちゃくちゃあこがれている三点セット?の方と抜きつ抜かれつ一緒に走っ
 
 ていた。もちろんドラフティングは絶対にしませんよ。が、バイクラップ狙ってランは
 
 どうでもいいと言っていたのに結局置きに行っててなんの面白みもないレースになって
 
 しまうと思ったので、5周目入ったところでもうちょっとだけ踏んでみようと三点セット
 
 の方ともおさらばした。最初からあのペースで行けばよかったなと後悔した。まあそう
 
 したらセカンドランはもっと遅かったんだろうな、でもバイクもしっかり頑張ったうえ
 
 で最後のランも走れないと話にならないな、練習しないとな、という思考回路。バイ
 
 クシューズのカチカチの部分を外すのにまた手間取って、止まるんじゃないかというく
 
 らい減速してようやくシューズを脱いでちょっとだけ加速してから、降車した。

 

トランジ

  ここのトランジは皆さんと同じ手筈で済むので、一回目のトランジより相対的に時間
 
 はかからないはずだった。しかし、ランへの出口を確認していなかったため、あろうこ
 
 とか出口と全く逆方向へ2,30mほど走ってしまい、要らないタイムロスをしてしまった。
 
 ちなみにいつも外向きにつけている時計を、バイクに乗っているときにもタイムが見や
 
 すいように手首の内側につけたのだが、DHバーのパッド部分に引っかけてバイクの途中
 
 でストップボタンを押してしまったので、リセットスタートしながらセカンドランに
 
 入った。

 

セカンドラン (22’46” 41位

  入りの1km3’45”で入った。それなりにきつかったが、これをキープしたいと思って
 
 頑張ろうと思ったが結局ずるずるとラップを落としていってしまった。一周目の桟橋の
 
 ちょうど真ん中あたりで優君に抜かれ、着いていこうと思ったが、さすがに地力が違い
 
 すぎるのでついて行っても最後つぶれるだけだと思って、無理してついていくのはやめ
 
 た。あれが二周目だったら死んでも食らいつくが、気合だけで4kmとか走るのは無理が
 
 ある。地力が及ばないのに挑戦するのは、勇敢ではなく無謀だと僕は思っている。本番
 
 で地力以上の力は絶対に出ない。火事場の馬鹿力とは、心理的限界が外れて生理的限界
 
 に近付いたにすぎず、レースで気合でベストが出たというのは、レースという特殊な雰
 
 囲気、緊張感からくる委縮に耐え、自分の心理的(生理的)限界に極限まで近付いたこ
 
 とを意味する。だがしかし、あくまで「自分の力に」対して、どれだけ力を発揮できた
 
 かという一定範囲内での話だ。できるものでもできないこともあるし、できることがで
 
 きることもあるし、今までで一番できたことをちょっとだけ上回ってできることもあ
 
 る。しかし、「自分の力」を大幅に超えてできないことが、レースでできることはな
 
 い。当たり前だ。そんな都合の良い話はない。まして僕らは取り組んでいるのは長時間
 
 にわたる持久的競技、その究極、トライアスロンだ。火事場の馬鹿力など存在しない。
 
 僕らが普段取り組むべきことは、「自分の力」の限界地点に対してどうアプローチする
 
 かであり、対しレースで取り組むべきこととは、自分の発揮できる能力を見据えて、そ
 
 れに対し100%(と少し?)の力を発揮することだ。結果、予想を上回るパフォーマンス
 
 が発揮できたとしても、それがあなたの100%であったというだけの話だ。両者は、一見
 
 すると同じ事を述べているようにも見えるが、その内容は全く違ったものだ。トレーニ
 
 ング科学的な話にもなるし、哲学的な話にもなるだろう。ただ、セカンドランの話から
 
 大きく脱線していることに気が付いたのでここらへんでやめておく。

  結局セカンドランは、いくらバイクで余力は残していたといってもファーストランよ
 
 り全然走れなくて、最初の1km以降はずるずるとペースを落としていってしまった。
 
 ファーストランは意図的にラップを落としていったが、セカンドランは普通にラップが
 
 落ちて行ってしまった。結局ファーストランよりも3分以上遅いではないか。ただでさえ
 
 遅いのに、これでは話にならない。バイクでかなり余裕を持っていたつもりだけど、実
 
 はあれ以上踏んだらランはポンコツだったのではないだろうか。となると、バイクの1
 
 00%の力発揮って何なんだろうか?バイク+ランの二変数で構成される二次関数曲線の頂
 
 点か?だとしたら、難解すぎるだろう、デュアスロンもといトライアスロン。

  最後だけダッシュして一人抜いてフィニッシュした。苗ちゃんがフィニッシュテープ
 
 を持っていてくれたことは後で知った。運営にかかわってくれていた皆さん。ありがと
 
 う。

 

ファイナルリザルト

91’31” 19

 

  正直考察できることは少ない、が、この結果は、今後の自分の基準となっていくだろ
 
 う。というのも、12月の球技大会ではしゃぎすぎて足首を激しく捻挫してから、ろくに
 
 練習していないからだ。というか、つくトラに入部してから、なんだかんだ10か月ほど
 
 たつのだが、結局部活(練習)に出たのは両手両足の指で数えられるのではないかとい
 
 うほどで、細々と自主練はやっているが、自分の求めたいレベルには全くと言っていい
 
 ほど見合わないものだ。よって、そんな程度の状況から得られた今回の結果は、自分の
 
 最低限のレベル以外の何物でもない。まあ、最低ラインを知ることができただけ、良し
 
 としよう。

 

  今年度は、研究の基礎作りに一番の重きを置いた一年となった。だが私は何を隠そ
 
 う、このトライアスロン(今回はデュアスロンだったが)というスポーツを、運動生理
 
 学観点からとらえ、よりパフォーマンスを向上させるための戦略を研究テーマとしてい
 
 る。文献から得られる知識は、入学当初よりも付いただろう。しかし、トライアスロン
 
 を研究するには、やはり自分も本気でやってみないと始まらないということを、最近ひ
 
 しひしと感じている。勉強会に体力測定、トレーニング記録表と、自分の専門分野から
 
 つくトラのみんなにアプローチしているが、強いかどうかは関係なく、自分自身トライ
 
 アスロンを頑張っていなければ、みんなの「心に響かせる」ことは難しいだろう。忙し
 
 いといい逃げるのは簡単で、現にそうやってここまで来てしまったが、思い描く自分の
 
 姿があるのなら、それに近づくために努力せねばなるまい。関カレを見据えて、トレー
 
 ニングしろ。痩せろ。そして、泳げ。青柳君。

 一方で、文武両道と中途半端は紙一重だ。ましてや、中途半端の究極系、トライアス
 
ロンだ(いささか響きの悪い言葉ではあるが、「一つの」表現方法としては自分はこう
 
だと思っている)。自分の努力具合が、自分の姿を決定づけるだろう。頑張ろう。

 

  ちなみに、めちゃめちゃかっこつけた文章になってはいますが、レースの内容とか特 
 
 にトランジの様子とかを見ると、レース初心者であることがわかります。笑。

 かっこつけてごめんなさい。笑。

 

 2016年カーフマン南関東学生オープンの部で感じたことは、こんな感じになります。

 

 今回の投稿は、自分のことについて語りすぎたので、次回の投稿の際はチームのみんな
 
ことについてつづりたいと思っています。

サポートのみんな、運営をやってくれたみんな、応援に来てくれたみんな、そして選手の

みんな!楽しい一日を、ありがとうございました!


青柳篤
 

 
 
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筑波大学大学院人間総合科学研究科
体育学専攻博士前期課程1年
青柳 篤(Aoyagi Atsushi)
〒305-8574 茨城県つくば市天王台1-1-1
体育系棟 A104
Tell:080-6624-0555
Mail:2505rtho77@gmail.com
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※悪用厳禁

1 件のコメント:

  1. よいですね!!!!
    そして署名は僕が間違えちゃっただけです笑
    入れなくて大丈夫でしたスイマセン!
    チームのことも遠征と絡めたやつ楽しみにしてます!

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