2016/02/10

カーフマン南関東レースレポ 山下ver.

どうもー、山下です。
いろんな人がレースレポ書いてくださってて面白いですね。
遅ればせながら僕もその輪に入れさせてもらいます。
ようやく大きいテストが一つオワッタので.....


今年度三戦目のカーフマン、
東海stageはぶっつぶれ、北関東はそこそこなれどもCTL反映されないんかいっ!
って感じで半分諦めてたのが完全に諦めモードになった1月25日。
中央大の高崎さんからの知らせで

「勇真!カーフマン!やったね!」

最初はなんのことかわからず、でも心当たりがないわけがない。
ネットで確認してマジ泣きそうになった。というかもう手が震えてた。
ソッコーでエントリーを済ませた。
で、ソッコーでエアロメット買った。
1月第一ミーティングではサポートで参加することにしていたけど、
チャンスがあるならもう一回挑戦したい。
去年は1stランでつぶれて、その1stランの途中からもう泣いていて、
泣きながらバイク乗って、千切られて、
泣きながら2ndラン入って、もう気力もなくて最後は周数間違えて結果はDNF。
書いてて思い出し泣きしそうになってるから本当に悔しかったんだなぁ。笑

思えばこの去年の南関東で飯尾に負けて以来はなんだかんだ全部のレースで筑波の誰にも負けてない。
色々とタイミングが良かったんだと思う。
そういう僕にとっては因縁のあるレー ス。
やる気はめちゃめちゃあった。
ただ、すでにレース二週間前。
もう、もんの凄い焦った。
レース前一週間はテーパー入れたいからもう一週間しかない。
藤野さん企画を除いて、本当の部以外の自主練、いつぶりだろう。
まぁ、この辺は負けた言い訳。かっこ悪。
実際小竹さんのほうが負けた時の言い訳たくさん見つかるしな。


そんなこんなで当日。
やっぱ風もあるし寒いな、この県は。
いつか昔に若菜さんからもらった
「熱い男!!!!」
と書かれたホッカイロを開封するときがついにやってきた。
めっちゃ熱かったです!あざした!
その若菜さんはというと昨日ようやく修論が終 わったっぽい雰囲気で、ホントお疲れ様でした。
ちなみにその修論の実験はとても寒いものであった。

閑話休題。
エリートのレースは13時30分から。
僕らが会場入りしたのが7時過ぎだから、約6時間ゆとりがある。
この時間がむしろ苦痛だったりする。
学生オープンの人たちはトランジセットしたり、アップしたりする中、やることがない。
やることがないので同じくエリート選手の昌人と他大の偵察、もといおしゃべりに出かけた。
やっぱり他大との交流って大事だと思う。レース前にいろんな先輩や後輩と話ができて緊張がほぐれた。
オープンがスタートしてからは応援したり、陣地に戻ってソワソワしたりを繰り返した。
レース1時間前からアップジョグを15分くらいして着替えて軽く体をほぐしたりした。
30分前からアンクルバンドが配布されてスタート位置にぞろぞろと選手とサポートの人が集まってくる。
この集まった人だかりの中では明治大学が圧倒的なオーラを放ってたな。
スタート直前ここで有力選手の紹介があり、去年の通りならそのあと全選手の名前が呼ばれる。
名前を呼んでもらえるってのは陸上なら決勝に進まないとしてくれない。
たぶん少なくとも筑波勢4人はみんな期待していたと思う。
それなのに!それなのに!!今年はやらないだなんて!!!
みんなショックを隠し切れない感じだったな。

ちょっと驚きの声とため息が混じりながら 全選手がスタート位置につく。
ようやくスタート。



1st Run 17'26(63)

後ろから10番目。
スタート直後はゆっくり。東海のときは気合を入れて入りすぎてつぶれてしまった。
北関東を思い出し、最初の2kmはゆったり、残りの3kmで良いバイクの集団に入るために位置を調節する。
ところが僕のランはそこまで弱っていたのか、緊張でアガってしまっていたのか、
2km過ぎからあろうことか苦しくなる。
明らかにペースが落ちて小竹さんに抜かれ、シゲに抜かれ、ジリジリ離されていく。
まずいまずいまずいまずいまずいまずい。
去年の光景がフラッシュバックした。
落ち着け落ち着け。ここで腐ったらそれこそ去年の二の舞である。
バイクで集団に入れば多少は楽になるんだから、と思ってラ スト500mでなんとかシゲのすぐ後ろまで持ち直してトランジットへ。



Bike 47'06(40)

乗車からしばらくはランの回復に充てようと思い全然前には出なかった。
半周して折り返し、後ろの集団を確認すると高崎さんを発見。
完全に前にいると思っていたが正直助かった、と思ってしまった。
これはどのみち吸収されると判断し、必要以上に前は引かずにペース管理に努めた。
二周目の序盤で突然後ろから赤い影が、

「勇真お待たせ!」

高崎さんである。惚れた。
さすがのペースアップでよりいっそうローテが回らなくなる。苦笑
しかしこれなら前の集団は確実に食える!
二周目折り返しからスイッチが入った。
「ぜってー前捉えるぞ!!」って叫んだ。
この日のバイ クはかなり調子がよく高崎さんほどじゃあないが前を引いた。
たぶん高崎さんが3〜4割、僕が2〜3割、って感じだったと思う。全然盛ってない。よ?
そのくらい2ndランのことは考えずに漕いだ。
そうしないと小竹さんのとこまで追いつかないから。
その代わり3周目からすでに攣りかけているふくらはぎをどう対処していくかを必死に模索していた。
結局一つ前の集団は吸収できたが小竹さんまでは無理だった。
というか差が広がっている。(←Д←ノ)ノ チクショウ
なんかシゲ曰く、決戦ホイール、DHバー、エアロメットそれぞれ1ポイントとしてハンデがあるらしい。
僕はホイールとメットで2ポイント。小竹さんも同じく2ポイント。
対してシゲ はバーのみで1ポイント。昌人はメットのみで1ポイント。
うるせぇ、引け。



Split 1:04'32(49)


2ndRun 20'51(59)

後ろから9番目。
最初はある程度のペースでいったけど最後まで絶対持たないのはわかってた。
人というのは今持ちうる全力を出しても敵わないのがハッキリわかると笑ってしまうのだろうか。
もうこれ以上速くはどうやっても足を動かせない状態で、でも心肺は8割くらいの疲労で、
なんで動かないのーーって気持ちで走ってた。
ただ去年との違いは楽しんでたこと。
去年は応援されるのも辛かったけど、今年はみんなの応援のほぼ全部に親指と笑顔で応えた。
ペースアップでは応えられなかったけれど。
2km過ぎくらいかな?シゲにも抜かれて、抜かれ際に思い切り背中を叩かれた。
なんだかシビれたよ。
久々 に同期の背中を追ってるなー、なんて思いながら走った。
最近ボルダリングの練習ばっかやてるらしい東北の川口の背中が近づいてきていて
たぶん僕よりも満身創痍になりながら走っていたので、僕はシゲに叩かれた分の仕返しを川口にお見舞いした。

、、、、、、ウソ。そっと叩いた。
最後は去年は叶わなかった完走を果たしたことにガッツポーズを送りフィニッシュテープを切った。



Total 1:25'23(54)(学生39)

完全に去年よりもタイムで見たらひどいレースをしていると思う。
でも圧倒的に今年のレースのほうが良いレースをしている気がする。
最初に書いたけど一年前のこのレースで筑波勢の飯尾に負けて、
一年ぶりのこのレースで一年ぶりに筑波勢に負けるという、、、
なんか、合性悪すぎ!!笑
そして小竹さんも合性悪すぎ。
なんで俺この人に勝てないんだよ!半年前なら一年半前のこの人に余裕なのに!!
とか思って笑ってる自分がいる。これはこれでいいのかな、なんて思ってる。
正直レース前は筑波勢を意識してレースなんてするつもりはなかった。
なぜなら勝てると思ってたから。
ところが蓋 を開けたら終始内輪のことしか考えないレースでちょっと自分にガッカリしている。

でもそんな僕に声援をくれたりサポートしてくれる人がいるのはすごく誇らしいことだと思う。
2ndランなんかは応援に親指で応えたって言ったけど2ndランの間ほとんどずっと親指立ててたし。
自分でもビックリするくらい自分のことを応援してくれる人がいて、
完走できる喜びと相まって去年とは違う意味で泣きそうになったZE。
学連の人たちも前日から設営お疲れさまでした。
東扇島って普段はあんなに砂が積もってるとこなんだね。
学生委員長は落車は不運だけど学連やりつつ選手権ちゃんと出てて調子も合わせられてるし、みんなすげーわ。
あとオー プンのレースやってるとき苗ちゃんがせっせとフィニッシュテープ張ってるところ見てたよ。笑

このレースを終えて僕もこれから選手に向けて写真という形でサポートの爪痕を残したいなと。
もちろん狙えるレースは狙うつもり。
そんなとこかな。長文失礼!


最後に!このレースに関わった全ての人に!
Merci mille fois!!

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