2015/09/01

インカレを終えて・・・

 こんにちは。二年の菊池です。2015年度のインカレを終えて、感じたことを述べたいと思います。
まず、応援してくださった方々本当にありがとうございました。応援されるたびに力が湧き、おかげさまで心が折れることなく完走することができました。

swim 26:11 125位
 スタートからものすごいバトルに巻き込まれ、足をつかまれたり、顔面をぼこぼこ蹴られて衝撃的だった。何にも見えなくて、かなり蛇行してしまった。
ファーストブイを抜けてからは多少落ち着いたものの、その後も横からぶつかられたり、沈められたりと、かなり体力を消耗してしまった。
結局わけの分からぬまま、スイムを終えた。
 長水路でのタイムは伸びてきていただけに、今回の結果は素直に悔しい。ってか、本当にオープンウォータ弱いな僕は・・・
 けど、何故弱いのかその原因がなんとくなくつかめた気がする。それは、「自分のリズムを掴めていない」からかなと。
 僕はスプリント力がなく、ペースが落ちた後、いったんペースアップしてリズムを取り戻すことができ ない。
だから最初のバトルでペースを乱された後の切り替えがうまくできず、そのままの遅いペースで泳ぎ続けてしまっているのではないかなと。
 今後は、まずスプリント力をつけ、ペース変化に対応できるようにしたい。僕はペース変化は苦手だが、ペース維持は大得意としているので、
レースでリズムが掴めるようになれば一気に速くなるんじゃないかなと思っている。
あとは今シーズンに残されたレースで色々試してきっかけを掴んでいきたい。

 bike 1:02:18 100位 通過 111位
 トランジを落ち着いてささっと終え、気持ちを切り替えてスタートした。近くにいた4,5人でパックが形成でき、僕らの前にあった20人くらいの大きなパックに合流できた。
しかし、追いつくまでにかなり体力を消耗したのにもかかわらず、休む間もなく先頭交代に加わり、しかも巡航を上げようと思い、前に出すぎてしまったため2周回目で疲れ切ってしまい、
立ち上がりで千切れてしまった。心が折れかけたが、千切れてしまったのしょうがないと気持ちを切り替え、近くにいた3人で回しながら後続パックを待った。
 3周目あたりで20人くらいのパックに吸収された。しかし、パックが上手く機能しておらず、同時にカットバイクが後ろから近づいていた。ここで自分が前に出なか ったら切られると思い、
自爆覚悟で積極的に前に出た。パック間に隙間ができたら割って入ってやり、前で先頭交代できない人がいたら後ろから割り込んでやった。一番頑張ったときは、坂で巡航が落ちた時に、
一番後ろから一気に一番前に行って、巡航を上げた。
 僕以外にも、東北の春海を中心とした何人かが、積極的に回し始めたおかげもあり、ペースが上がり、何とかカットバイクから逃げ切れ、
そのまま最終回まで終えた。
 カットバイクから逃げ切れたのは、東北大勢が声がけをしてパックを盛り上げてくれたからだ。本当にありがとう。僕も次からは声がけをしてパックを盛り上げたい。
あと、山添が同じパックにいたため、かなり頑張れた。山添ありがとう。
 相当きつかったが 、積極的に集団走に参加できたので楽しかった。しかし、苦しいのにもかかわらず、無理して先頭に出て千切れてしまっては意味がない。きつい時は後ろで休む、それができるようにする。
森さんみたいに(笑)また、立ち上がりで千切れないよう、スプリント力の強化も行うようにする。森さんみたいに(笑)バイク力そのものは関カレ以降の猛特訓により、ある程度はついてきているのが実感できた。
それをレースで活かすには経験を積むしかない。ドラレースに積極的に参加していきたい。
 
run 37:12 19位 ゴール 2:05:41 69位
 ここでもトランジをスムーズに終えられた。走り始めはふくらはぎが吊りかけたが、すぐ治り、走り始め300mくらいでいつもの走りを再現できた。関カレ後の4kgの減量の成果もあり、
バイクで足を使ってしまった割には足が軽く、スイスイ走れたので楽しかった。
 しかし、特に苦しむこともなく、何か思うこともなく、あっさり10km走り終わってしまった。ゴールした時にもっと走れたんじゃないかなと感じた。余力があるのにも関わらず、それを出し切れない原因は、
スイム、バイクでも述べたように「スプリント力」がないからだ。スプリント力がないから、走りのギアをシフトアップできず、もう一段上のペースを作れないのだと思う。
ランであと一つ上のレベルに行くために はスピードが必要なので、単発系の練習を多めに取り組み、自分の中のペースの基準を速くする。
 
総括
 部分的に見れば、練習の成果が出た良いレースだったが、全体的に見れば、自分の弱点(スプリント力のなさ、経験不足)がむき出しになった悪いレースだった。
完走直後はレースを終えた安心感もあり、心地よかったが、時間が経つにつれ、先輩についていけなかった悔しさ、後輩に格好悪い姿(スイムアップが遅い、バイクで千切られる)を
見せてしまった悔しさが湧き出てきて、強くなりたいと思う気持ちが関カレ以降よりも更に強くなった。
 僕がここまで強くなれたのは、先輩方が面倒をみてくれたからであり、先輩方を必死に追えたからだ。今後は僕が後輩の面倒を 見る番であり、背中を追いたくなるような先輩になる番である。
インカレで学んだことを練習を通して後輩に教えられるようにし、今以上に積極的に練習して後輩をグイグイ引っ張っていきたい。

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