2015/05/18

渡良瀬 レースレポート

こんにちは。2年の菊池です。渡良瀬スプリングトライアスロンのレースレポートをしたいと思います。今年からは大会ごとに部ログでレポートしようと思うので、今後もよろしくお願いします! 先輩方や一年生に、僕がどんなことを考えてレースをしているのか知って欲しいので。

まず、部員のみなさん、運営スタッフの方々、今回はダウンした僕のために色々と行動していただきありがとうございました。後輩にはカッコ悪い姿を見せてしまって情けないなって思ってます・・・

レース前日
三本ローラーに30分ほど乗り、高ケイデンスとポジションの確認をした。調整が上手くいっており、身体の調子はとても良かった。しかし、緊張のせいか、全然寝付けなくて3時間ほどしか寝れなかった。ただ、一流のスポーツ選手も大切な大会前はよく眠れず、それでも高いパフォーマンスをすると、体専の教授が仰っていたので特に気にならなかった。

swim 24分33秒
冬で一番成長し、一番自信があって、一番大好きなパート。

入水チェックの段階で、ブイ周りの景色を確認しておいた。スタート直後バトルに巻き込まれたが、50mハードだと思ってガツガツ進み、すぐ切り抜けることができた。前半は平泳ぎをして確実にブイを認知してから、8ストロークに1回くらいのペースでヘッドアップし、微調整しながらブイを目指した。

しかし、自分の周りで泳いでいる人が少なく、不安になってしまい後半はブイよりも人の集団を見て泳いだ。ラスト100mくらいで見慣れたウエットスーツの選手を見つけた。堀さんだった。堀さんの後ろにピッタリつきスイムアップ。

長水路でのベストから考えると、テクニックの上達であと2分は速く泳げてもいいはず。レース後、近藤さんに今日のスイムの写真を見せてもらったが、ブイとブイと結ぶ直線上で泳げている選手は少数であり、全体的に弧を描いて泳いでいた。僕がOWSに弱いのは少数派になるのが怖いからだと今回のレースで気づいた。とりあえず周りに人がいるから大丈夫だろうと思ったが最後。あらぬ方向に・・・

やはり、レースで信じられるのは自分!ってことですね。
あと、ゴーグルが傷ついておりそもそもヘッドアップしても景色がよく見えなかった。レース用のゴーグルを買おうと思う。

bike 1時間7分11秒
冬で一番伸び悩み、一番不安だったパート。

堀さんのレース中のトランジを初めて生で見た。速すぎです 笑

今回のトランジは割とスムーズに行けた。しかし、乗車からの加速は相変わらず遅かった。シューズ履いて、補給とって、水飲んで・・・色々時間がかかり、レースペースで走り始められたのは乗車30秒後くらいからだった。この時間はもったいない。もっと手早く!

メーターを見て、36km/hは絶対に割らないようにした。少し軽いんじゃないかなと思うギアを使い、高ケイデンスでペダルを回した。無意識のうちに「コウタポジション」(ハンド中央に肘をつき、手を組む)になっていた。

折り返しでシゲさんを発見。磐田、カーフマンでは、バイクでシゲさんにブチ抜かれて負けたので、絶対に逃げ切ってやろうと思った。結局、4週目の前半で追いつかれてしまったのだが・・・しかも、シゲさんの後ろには順天の新谷もいた。彼にも、カーフマン東海でバイクでブチ抜かれてすごく悔しかったので、この二人よりは絶対先にゴールしてやろうと思った。3人で小競り合いしながら、ラスト1kmくらいまできて、僕がラストスパートをかけて2人をブチ抜き、引き離した。2人が僕に合わせてペースを上げなかったのは降車が近かったからだと思うけど、最後にブチ抜けたので凄く気持ち良かった。

いつもなら、すぐ前モモが疲れ、両ふくらはぎがつり、腰が痛くなってしまうのだが、今回はお尻しか疲れず、スイスイ進めた。また、巡行も38km/hでいけた。練習の移動中はインナーにいれ、超高ケイデンスにしていた成果が出た。バイクはカーフマン東海のトラウマがあり、ずっと悩んでいたパートだが、今回のレースで自信が持てた。僕の経験上、一回自信が持てると面白いようにタイムが伸びてくる。なので、今日の良いイメージをこのまま日々の練習につなげ、もっと強くなりたい。

レース後、他大学の友達と話したが、みんな口を揃えて、「バイクで抜いたけど、ランで抜かれちゃったよ」と言っていた。自分では今回のバイクは満足しているが、他大学と比べるとまだ弱い。今回をきっかけにもっと強くなってやるぞ!!

あと、コウタポジション確かに速いけど、ハンドル握れないから力入りづらい気もした。今後研究していきたい。

run 37分35秒
冬で一番無関心だったパート。

トランジがまたまた上手く行き、気持ちよくスタート!できると思ったが、左ふくらはぎがつり、ストレッチしてからスタート。10秒ほどのロス。しかし、10秒で完全復帰でき、走りだしはそこそこだった。ただ、思ったよりバイクで足が疲れていたのと群馬の暑さにやられ、思うようにペースアップできず、惰性てダラダラ走った。めちゃくちゃきつかった。いつもなら、追い抜く楽しさがあったが、今回はそれを感じる余裕すらなかった。

ラスト3kmくらいから力が入らなくなり、ペースダウン。フラフラになりながらも必死にゴールを目指した。

ラスト300mからは足が全然上がらなくなり、ぶっ倒れそうだった。ゴールが見えてきているのにラストスパートがかけられない。ゴールが見えているのに、あとちょっとなのに身体が動かない。完走できないんじゃないかと本気で不安になった。が、身体中の力を振り絞ってなんとかゴール。

10000mのベストから考えると、あと2分くらい速く走りたい。これは、陸上出身者とランの筑波としての意地である。いままで、ランは無頓着だったので今回をきっかけに、ランの意識を改善していきたい。

あと、僕のフォームはトライアスロンラン向きではないなと感じた。関カレに向けてフォームを改造していこうと思う。これについては自分なりに研究して、みんなにアドバイスできるレベルまでに昇華させたい。

total 2時間9分19秒
最低でも2時間10分は絶対に切ってやろうと思っていたのでゴールして、時計を見たときは嬉しかったが、キツすぎで達成感とか感じている余裕がなかった。全身の筋肉がつり、身体が動かなくなり、自分で身動きが取れなくなり、若干意識も飛んでしまった。マジで辛かった。改めてトライアスロンの過酷さを痛感した。

インカレはもっと暑いので、これくらいで倒れてたら勝負どころか完走すらできない。もっと頑丈な身体作りとしっかりとした暑さ対策が必要だ。

今回のレースは自分の実力がしっかり出せ、課題もたくさん見つけられた良いレースだった。
ただ、ダメージがでかく、まともに練習できるまで回復するのには時間がかかりそうなので、身体が使えない分頭を使って、練習していきたい。
レポートは以上です!
読んでくれてありがとうございます。

では、関カレにむけて頑張っていきましょう!

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