2014/09/09

インカレレースリポート

こんにちは、山下です。
今日は9月7日に観音寺にて開催された日本学生トライアスロン選手権、通称インカレについてリポートしたいと思います。
 
 
レース前の気持ちとしてはスイムがどうにも不安でかなり落ち込んでいた。
近藤先輩には「ネガティブなこと言うな」と言われ
まわりに不安を撒き散らすのは良くないと思いつつも全然その気持ちを拭えなかった。
 
 
去年はかなり荒れていた海も今年はかなり穏やかで
関カレと同じくらい泳ぎやすかった。
天気は前日は雨だったが当日はくもり、
バイクコースも乾いており、かなりの好条件だった。
 
 
まずスイムから。
バトルの弱さを痛感した。
スタート位置はかなり内側。
外に選手が集まっていたこともありスタート直後は泳ぎやすかった。
第一ブイ。まずここに全選手が集結する。
内側にいた僕は外からの選手に押しつぶされ完全に失速。
失速すると余計にバトルに巻き込まれ、ブイを回るのに10秒くらいかかった気がする。
隣を泳いでいた近藤先輩にも完全においていかれた。
その後のブイは距離はロスしてしまうが少し外を通るようにした。
一週目の第二ブイを回ったところでテツさんを発見。
二週目に入ったところで東北の井村さんを発見。
合宿を通してバイクがボクよりも強いことは明らかだったので
なん としてもついて行きたい、と思い泳いだ。
結果的には井村さんよりも前のパックに入ることができたが
あの場面でついていくべき人が現れたのはかなり助かった。
第二ブイを回ったところで明治の赤澤を発見。
関カレではスイムで負けていたので今回は負けねえぞ、とスピードをあげる。
 
スイムアップは近藤先輩と40秒差で筑波二番手。
トランジまでのランは毎度のごとくヘロヘロ。
なんでスイム直後にあんな走れるの!?教えてほしい。
 
 
次にバイク。
楽しかった。ドラフティングすげー楽しかった。
トランジは落ち着いてすませて、練習のときと比べても割りと早くできた。
乗車したときの 近藤先輩との差は1分。ヤバイ。開いてしまった。
ボクが入ったところはかなり良くて、最初は3、4人のパックだったがどんどん吸収していった。
その際に近藤先輩がいるパックも吸収した。正直この時点で筑波トップはもらったと思った。
コースを一周するまでに15人くらいになり前からちぎれた人を吸収しつつ最後は20人は超えていたと思う。
去年から小竹先輩に立ち上がりの厳しさについては聞いていたので
今の自分がどの程度通用するのか楽しみだった。
実際のところボクらのパックは立ち上がりはかなり甘かったと思う。
甘かったので立ち上がりで先頭にいき後ろを振り返ったりして挑発したりした。
巡行は43km/hくらいだった。
だいたい 立ち上がりで6、7人が前に出て二つに分かれそうになって結局一つになる。
先頭交代が滞ったところで6、7人が前に出て二つに分かれそうになって結局一つになる。って感じのレース展開だった。
ボクはどちらも前にいけたし、そこでも先頭を回せたので、結構嬉しかった。
お尻と腸腰筋は使っていたみたいだがドラフティングしているときはほとんど力を入れている感覚もなく楽にペダルを回せた。
最後のセブンを過ぎてからも前にいけたので、パックの4番手くらいでランに入ることができた。
 
バイクは今までのレースで一番楽しかった。
まぁドラフティングできるんだから当たり前かもしれないけど。
最後について行けなかった人もいたが「や べー、はえー」とか普通に思ったし
あんまり良くないのかもしれないけど、端的に言えば悔しくなかった。
自分より強い人と一緒にレースしていることを純粋に楽しめて、終始ニヤニヤしていた。
 
 
最後にラン。
ももが辛かった。
ランはいつも通りあまり心配はしていなかった。
トランジで靴を履くときに腸腰筋をつりそうになり、思わず「いててて」と声を上げてしまった。
ランに関しても抜かれても自分のペースは乱さず、ただ抜いていった選手をすげーなぁ、と関心して見送った。
やはり上りは辛く、ペースが落ちていることは分かっていても上げられずもどかしかった。
肺よりは先に足にきた形で息はそこまでで も足が回らない状況だった。
知らず知らずバイクの疲れはたまってたんだなと思う。
二周目に入ったところで明治の大城をさして、坂手前で東北の阿部をさした。
三周目の坂の途中で東北の川口をさした。
三周目に入ったあたりからかなり前ももが辛くなりなるべくふくらはぎで走るようにフォームを変えた。
四周目に入ったあたりで前方に東北の選手を発見しあそこまではと思って走った。
しかし、坂で上げられず、結局スパートもままならないままフィニッシュした。
 
まだまだ上を目指せるなぁ、と実感した。
水をほぼ毎回取ったのは吉だったと思う。
来年は最後も上げてカッコよく締めたい。
 
 
 
サポートの方々本当にありがとうございました。
今年もたくさんのOBOGの方々に応援していただき、差し入れもあったり、
名前も覚えていてくださり本当に感謝感激です。
バイクでは浜岡さん、どこまで奥に来られるんですか。ってなったり、
飯尾はバイク切られたのにそのままサポートの人と応援にまわってくれて、
一年生は坂の手前、ボクが応援がほしいと言っていた坂の頂上で応援してくれて、
みきさんはタオルを首に掛けて縁石から身を乗り出して応援してくれて、
ラストでは急にショートさんがいたり、
ランではけんたさん、みさきさん、栗原さんはめっちゃ声でかいし、
坂の一番キツイところでノリさん、金子さん、浜 岡さんが応援してくれて、
鳥本さんは磐田で一度しかお会いしていないのに大声援をくれたり、
しむさんはランのスタート位置で暑い中毎周声を張り上げてくださり、
シゲは下りの涼しいところでひっそりとたたずみ、
森と丸ちゃんは相変わらず一緒にいて、
生成は終始ビデオを撮っていました。
みんなのおかげで完走できました。
今年は筑波大の名前をあまり上に持って行くことができませんでしたが、
来年、再来年には絶対に個人、団体の両方で筑波大の名前を轟かせるので
また応援をよろしくお願いします。
 
 
一年生は今回のインカレがただの記憶にならないように
しっかりノートにとったり、部 ログに残したりして来年に生かせるようにしておくこと!
冬の練習しだいでみんなにチャンスがあるからもっと盛り上げていこう。
 
 
非常に長くなってしまい申し訳ありませんでした。
書いてる途中でリザルトがアップされたようなので載せておきます。
swim   25:11(114)
bike    59:36(45)
split    1:24:47(91)
run     36:44(32)
total   2:01:31(59)
 
来年は1:55:00は切る!!

2 件のコメント:

  1. エースならレース前から余裕を見せて下さい◎
    来年の観音寺でまた!

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  2. 山下、おつかれさま!!

    山下はバイクを一番しっかり見れたんだけど、
    全く危なげが無くて、余裕ありそうですげーなーって思いました。
    来年は、表彰台!!期待してます(^^)

    チームを先輩としても、エースとしても
    引っ張ってってください。

    しっかり休んでねー!

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