2014/07/06

関カレについて

こんにちは荒巻です

関カレの結果についてとその言い訳みたいなものを書きました。
結果は散々だったので手短にして、ほとんどがその言い訳になってます。
長文ですが、お付き合いください。

結果について
swim(23′41″)
 全体的に蛇行しまくりだった。自分の右2mにはほとんどいつもライフセーバ
ーが並走していたので、自分が一番外側を泳いでいたことは分かっていた。でも
思ったように内側へ進路を変えることができなかった。できるだけ誰かについて
いこうと思ったが、狙いを定めてもすぐに追いついてしまい、丁度よいペースの
人がいなかった。全体的に疲労感はなかったが、呼吸がいつもより苦しかった。
ウェットを脱ぐのに少々もたついたが、それはいつものことだからあまり焦らな
かった。

bike(1:10′57″)
 問題なく乗車し、周回コースの下り坂でスピードを上げた。心拍数がいつもよ
り高い感じがしたが、落ち着くのを待った。下り坂終わりのコーナーリングでス
ピード落とし過ぎたかもしれないが、スリップして倒れている人を見て余計にび
びってしまった。その後のヘアピンカーブのコーナリングも下手くそだった。こ
れもビビりすぎだった。登り坂に入ってからも、いつもの調子で全然こげないこ
とが分かった。ただただ抜かされていくだけで辛かった。いつものようなペダリ
ングができず、バイクが終わった。この時はほとんど心が折れていた。

run(38′30″)
 バイク終わりの時点で110位と言われて、正直終わったと思った。1周目は全然
スピードが出てなかった。一周目後半でノリさんに「まだ行けるよ、自分を信じ
ろ」と言われて我に返った。ロールダウンの可能性もあるし、自分の呼吸がめち
ゃくちゃになるまでスピードを上げてやろうと思った。右足の靴擦れの痛みをか
ばうため歯を食いしばりながら、残り4キロくらいからピッチを上げて走った。
途中でシゲに追いついた。まだまだいけると自分に言い聞かせながら、どんどん
加速していった。ラスト1、2キロのところでシムさんに「インカレ行くんだろー」
と絶叫されて泣きそうになった。自分が今何位なのか全く分からなかったが、周
りで応援している人たちの様子が尋常ではなかったことから、ボーダーがすぐ近
くであることを察した。かなり前の方からスパートをかけていたため、スピード
を維持するだけで限界だった。たくさんの人からの猛烈な応援を受けながらゴー
ル。拓真に87位と言われた瞬間、涙が出てきた。悔しさよりも情けないという思
いでいっぱいだった。

total(2:13′08″)
 フィニッシュ後、他の部員の応援をしないとと思いつつも、素直に仲間の応援
ができなかった。血のにじんだランシューを眺めながら、ただぼんやりと一年間
の練習を思い出してむなしくなった。閉会式後に貼り出されたリザルトを見て驚
いた。ぎりぎり83位だった。

(結果が良くなかった原因と肉離れの原因)
 周囲の人には自分がインカレには行ける気がしないということは漏らしていた
が、その理由は関カレ前の肉離れではなく、本当の理由は単純に練習ができてい
なかったからだ。生物資源3年次化学コースのカリキュラムでは春学期に実験が
集中してしまうのだ。僕はこの3か月間週9コマある実験とそのレポートの処理、
渡良瀬の会計処理、蒲郡、関カレの準備で手一杯だった。レポートを完成させる
ためにラン練を休み、徹夜して終わらせると朝練には行けず、生活リズムもめち
ゃくちゃだった。空きコマを使って練習しようと部室に行くと既に練習している
部員がいつもいて、それを見るのが辛く、部室に行くのがとても嫌になった。物
品ノートを開けば部員の練習履歴が目に入ってしまうので、自分がローラーを使
っても、物品ノートには記入しなかった。とにかく誰かの自主練の話は聞きたく
なかった。その分、普段の練習では集中して取り組もうと思い、バイク練にも気
合を入れて取り組んだ。その気合が裏目に出てしまった。大した筋力もない状態
で坂で踏ん張ったため、肉離れを起こした。疲労が蓄積して起きたのではなく、
運動不足が原因で肉離れを起こしたのだ。
(ここから言い訳)
 学業を捨てて部活だけに専念できるならば、結果は変わったかもしれない。も
っと練習に時間を割いてもよかったのかもしれない。しかしながら、前回の会報
でも述べたが、自分は学業と部活なら圧倒的に学業を優先している。(中学時代
の完璧主義の性格が残っているためだと思う。)だから、あの時ああすれば良か
ったとか、そんな後悔今はない。必死だった過去の自分にそんな言葉はかけられ
ないからである。学業を優先した結果としてインカレに行けなかったとしても、
それが自分の実力であり仕方ないことだと思っている。インカレに行くためだけ
にトライアスロンをやっているわけではなく、スイムが速くなることが楽しいだ
とか、バイクでいろんなところに行けるとか、レース後の達成感を求めてとかそ
んな理由でやってたりもする。だから他の部員に比べたら冷めた奴に見えるかも
しれない。それが部にとって負の影響を与えていたら申し訳ない。
 でも出場したくてもできなかった人たちのことを考えると今回はそうも言って
られない。出場するからにはしっかりやらないといけないなぁと感じている。少
なくともそのレースに出場して渡良瀬や関カレとは違う何かを得ることができた
らと思っている。そのためにはまず完走できるようにしないといけない。当面の
目標はインカレで完走できるだけのスイム力とバイク力をつけること。これに尽
きると思う。

最後に
遠方はるばる応援にお越しいただいたサポート、OB・OGの方々ありがとうごさい
ました。
今回自分がインカレに出場できるのはまぎれもなく、皆さんの支えあっての結果
です。
今度は自分が後輩たちの支えとなることができるようにこの部とは長く付き合っ
ていこうと思いました。

勝手気ままに大学生活をすごしている息子に、財政面でたくさんの支援をしてく
れる家族にこの場を借りてお礼を述べます。いつもありがとうございます。もう
少し迷惑かけますが、お許しください。

駄文長文失礼しました。


トライアスロン部
会計 荒巻 徹

1 件のコメント:

  1. インカレ出場おめでとう!!

    色々悩んで掴み取った舞台。
    そう何度も経験出来るものでもないので、今度こそ万全の納得いく準備ができるようがんばって下さい。応援してます!!

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