2013/03/10

IRONMAN NZ レースレポート3 -NZ満喫編-

3日続けてこんにちは、荒木です。
レースレポート最終回、レース後のいろいろを書いていきます。

〜前回のあらすじ〜
なんやかんやあって僕はアイアンマンになりました。

さて、レースから一夜明けた3月3日、ひじょーにだるいのですがとにかく起床。このかはレースの制限時間の深夜12時までゴールを観戦していたそうです。最後は大歓声&ダンス(?)で最終ランナーを迎えていたもよう。僕も見たかったのですがそんな体力はありませんでした。

レースの疲れをとるには少し動いた方がよいとのことで、3人でタウポの近くの観光スポットへ。
Huka fallsとCrater of the moon(火山地帯)というところを観てきました。

Huka falls 雄大な滝です。
ここをボートで下るアトラクションもあるそうです。
火山活動で地表から湯気が出ています。
ニュージーランドは日本と同じく火山や温泉が豊富です。タウポ湖も火山活動が原因でできたらしいとか。

午後からはハワイのロールダウンイベントを見学。
世界各地で行われているアイアンマンは、実は世界大会であるアイアンマンハワイへの予選会でもあります。
各年代の上位者(今年のNZなら僕の年代は1人、石倉さんの年代は5人)がハワイへの挑戦権を得ることができます。上位者から辞退者がでた場合、1人ずつ権利が下の順位の選手へロールダウンしていきます。
辞退者が続き、10人以上順位が下がる年代もあれば、石倉さんの年代のように上位5人が辞退せず、全くロールダウンが発生しない年代もあります。夫婦揃ってロールダウンで権利を得た日本人夫婦や、まさか自分までロールダウンするとは思わず戸惑いつつステージに上がっていったお爺さんなど、このイベントだけでもいろいろなドラマがありました。

そして、夜からはアワードパーティー!
食べ放題!もちろんアルコールもあります。
カーボパーティーと同じく選手が集まり、食事と表彰が行われました。
アワードの方が食事が美味しかった気がします。いや単純にアルコールや達成感のせいかもしれませんが。
表彰ではプロ選手や各年代の入賞者のタイムが発表されるのですが、60代、70代のトップが僕のタイムと2,3時間程しか変わらないことに驚きました。何というか、見るからに活気にあふれたパワフルなお爺さんたちでした。いや〜、かっこいい!

このアワードパーティーでアイアンマンのイベントは一先ず終わり、2日後の朝の便でNZを発つため、アワードパーティーの翌日、オークランドまで観光をしつつ戻りました。

オークランドの途中のロトルアという町で、
ロトルア湖

温泉が吹き出しています。
湖や間欠泉を観たり、

マオリの村? 道端から温泉が湧き出ていたりしています。
マオリの建物を観たり、

ムール貝の蒸し焼き
オークランド(タウポと違ってとても都会でした)でちょっと豪華な夕食を食べたりと少ない時間ながらもニュージーランドを満喫してきました。

オークランドで1泊し、次の日、やはり15時間かけて成田に帰国。寒い!
日本のコンビニの明るさを見てなんだかほっとしてしまいました。
以上、8日間の遠征でした。石倉さん、このか、お疲れ様でした!

ここから先は僕の個人的な感想です。
初の海外レース、初のアイアンマンを終えて、食わず嫌いはいけないな、と強く感じました。
海外のレースは戸惑うことも多いですし手続きなども面倒ですが(今回はほとんど石倉さんに任せっきりになってしまいました)、日本の大会とはまた異なった雰囲気、楽しさを味わうことができました。
また、アイアンマンという長い距離のレースに関しても、レースに出る前は過酷なイメージしかなく完走すら危ういんじゃないかなんて思っていましたが、いざレースを行ってみると、過酷ではあるものの完走できないなんてことは全くなく、ショートのレースとは違う、ふしぎな楽しさがありました。むしろマイペースでレースできる分、インカレや予選の方が精神的に辛かったかもしれません。まあ、辛さの質が全く違うので一概に比較はできませんが。

アイアンマンだけでなく、日本でも世界各地でも、ロング、ショート、ミドルのレース、最近ではハーフアイアンマンなど、様々なレースが開催されています。
そのような様々な距離や地域のレースに挑戦し、それぞれ異なる楽しさ、辛さを体感していくのもひとつのトライアスロンの楽しみ方なんじゃないかと思います。

もちろん、現部の皆さんには学生のうちしか挑戦することができないインカレ、学生レースに一番力を入れて欲しいです。でも、他にもいろいろトライアスロンの楽しみ方はあるんだよ〜ってことを知って欲しくてこのなが〜いレポートを書きました。インカレが終わった、学生生活が終わったからって燃え尽きるのはもったいないんじゃないですかね!ね!

では、以上でレースレポートを終わりたいと思います。
僕の部ログ更新もこれで最後でしょうか。

それでは皆さん、ごきげんよう。よいトライアスロンライフを。

荒木

1 件のコメント:

  1. 最後まで読ませていただきました。
    ニュージー遠征本当にお疲れ様でした!!

    荒木さんのコメントからも心から楽しんでいる様子がうかがえて、これからもトライアスロンも大学生活も頑張らなくては!とお本当に思います。

    最近はさぼっていたブログですが、日露台の合宿などもありますし、新入生も見ているということも願って更新再開していきたいと思います。

    明日のスイム練習は必ず行きます!!(笑)

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